http://www.asyura2.com/11/lunchbreak48/msg/105.html
Tweet |
次へ 前へ
《公判一問一答詳録》小沢氏元秘書・石川議員が改めて裏金否定 証拠調べが終了 陸山会事件公判Asahi Judiciary
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/141.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 15 日 00:12:00: igsppGRN/E9PQ
《公判一問一答詳録》小沢氏元秘書・石川議員が改めて裏金否定
証拠調べが終了 陸山会事件公判
http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2011060900006.html
2011年06月14日 法と経済のジャーナル Asahi Judiciary
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が1日、東京地裁であり、衆院議員の石川知裕被告=政治資金規正法違反罪で起訴=ら元秘書3人に対する最後の被告人質問があった。中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)からの裏金提供疑惑について石川議員は「全く身に覚えがない」と改めて否定した。
これまでの公判では、同社の川村尚元社長が、小沢氏の地元の胆沢ダム(岩手県奥州市)建設工事を下請け受注するため、2回に分けて計1億円の裏金を石川議員と元秘書の大久保隆規被告=同=に渡したと証言した。
元社長の「2004年10月15日に東京都港区内のホテルのロビーで石川議員に5千万円を渡した」との証言について、石川議員はこの日、「元社長とホテルで会ったことはない」と否定した。
「05年4月に同じホテルで元社長から5千万円を受け取った」との疑惑がある大久保元秘書も、「何かの陰謀。政治的な謀略だと思う」と受領を否定。「元社長が会社の金をかすめ取るための狂言だと思う」と反論した。ただ、大久保元秘書はこの時期に別の建設会社社長を交えて川村氏とこのホテルで会ったこと自体は認めた。また、川村元社長らから2、3回の接待を受けたことも明かした。
陸山会が04年10月に購入した土地代金の支出を、04年分ではなく05年分の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとされる起訴内容については、最後に裁判官から石川議員に鋭い質問が相次いだ。
「実際に金を支払った時に政治資金収支報告書に記載するのではないか」と裁判官から尋ねられると、石川議員は「司法書士に相談したら、本登記の日を支出日にできると言われたので、登記を翌年に延期した」と説明した。弁護側は、翌年にずらした理由を「民主党代表選が予想される状況で、騒がれる恐れがあった」と主張している。
また、この日の公判では、容疑を大久保元秘書が認めた内容が含まれる捜査段階の供述調書3通を、同地裁が職権で証拠採用した。これらの調書は、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事が作成したもので、検察側は公判前に証拠請求を取り下げていた。
弁護側は、元秘書の池田光智被告=同=が容疑を認めた供述調書について、「『大久保元秘書は、あなた(池田被告)から収支報告書の内容について報告を受けたと言っている』と検事が取り調べでうそを伝えたことにより作成された」と主張している。このため、同地裁は池田元秘書の調書の作成経過を調べるために、大久保元秘書の調書の証拠採用を決めたとみられる。
3人はこの日の被告人質問で、いずれも起訴内容を改めて否定し、無罪を主張した。証拠調べはこれで終了し、7月20日に検察側の論告・求刑が予定され、秋には判決が言い渡される見通し。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。