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http://mainichi.jp/select/biz/news/20110614dde001020032000c.html
日銀:在庫など担保、新貸出枠5000億円 景気判断を上方修正
日銀は14日、金融政策決定会合を開き、景気判断を上方修正するとともに、日本経済の成長基盤強化に向けた貸出制度(総額3兆円)を拡充することを決めた。不動産や個人保証などに頼らずに在庫品などの動産などを担保とした融資や、資本性の高い投融資を対象に5000億円の貸出枠を新たに設定し超低金利(年0・1%)で金融機関に資金供給する。
成長基盤強化の貸出制度は日銀が昨年6月に創設し成長分野での金融機関の融資実績に応じて超低金利(年0・1%)で資金供給している。貸出残高が2兆9424億円と上限に近づいており、日銀は貸し出し条件見直しや増額を検討していた。
今回の貸出枠は既存の3兆円とは別に設定。貸付期間は原則2年だが、1回の借り換えが可能で最長4年間貸し出す。1金融機関当たりの貸出残高の上限は既存分の1500億円と別に、新たに500億円を設定した。
一方、同日の会合では東日本大震災からの復旧・復興状況についても議論。被災工場などの生産が回復しつつあることを踏まえ、景気の現状について「生産面を中心に下押し圧力が続いているが、持ち直しの動きもみられる」と判断。前回の「下押し圧力が強い」から上方修正した。上方修正は震災後初めて。
ただ、欧米景気の先行きが不透明で、東京電力福島第1原発事故に伴う電力不足問題も不確実性が増しており、決定会合では政策金利(無担保コール翌日物)は現行の年0〜0・1%程度に据え置き、社債などを買い入れる基金の規模も現状維持とすることを決めた。【谷川貴史】
毎日新聞 2011年6月14日 東京夕刊
日銀:勝俣東電会長が参与を辞任
日銀:新貸出枠5000億円 景気判断を上方修正
日銀:政策金利、維持の公算大きく 13日から決定会合
日銀:貸出制度の拡充検討 成長分野融資で
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