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2011年6月2日3時0分 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106010836.html
自民、公明、たちあがれ日本の3党は1日、菅内閣に対する不信任決議案を衆院に提出した。2日午後の本会議で採決する。1日夜時点の朝日新聞の取材では、民主党内から小沢一郎元代表に近い62人が賛成を表明し、造反議員数は拡大。不信任案の可否は予断を許さない情勢だ。菅直人首相は不信任案が可決されれば衆院を解散する意向で、民主党は分裂の可能性が高まっている。
小沢氏と鳩山由紀夫前首相、原口一博前総務相らは1日、不信任案賛成を表明。宮城県にある震災の政府現地対策本部長の東祥三・内閣府副大臣、鈴木克昌・総務副大臣、三井辨雄(わきお)国土交通副大臣、内山晃・総務政務官、樋高剛・環境政務官も1日夕、首相官邸を訪ね、辞表を提出。不信任案に賛成する意向だ。
首相はここ数日、周辺から不信任案可決時の対応を問われると「衆院解散だ」と明言し、総選挙の準備を指示。一方、国会延長を求める党内の声に配慮し、1日の党首討論で「通年国会を含め、国会延長を考えたい」と表明した。6月22日までの会期を年末まで最大180日程度延長する構えで、第2次補正予算の成立に意欲を示したものだ。首相は2日、党代議士会に出席予定で、政権運営への不満を直接聴き、不信任案の否決も求める。
朝日新聞は民主、国民新両党と与党系無所属議員の計314人のうち、首相や民主党執行部に近い96人を除く218人を対象に不信任案への賛否を調査し、194人が取材に応じた。それによると、1日夜の時点で「賛成」が62人。態度を明らかにしなかった議員のうち、小沢氏に近いとされる議員が10人以上おり、賛成に回る可能性がある。
小沢氏は1日夜、自らの議員グループの会合に出席。その後、記者団に「国民が支持した民主党のあり方に戻さなくてはいけない。明日の本会議で、そう対処しようと同僚と話し合った」と述べ、不信任案への賛成を表明。「我々の意思が国会で通ると思っている」と可決に自信を見せるとともに、「危機の時こそ強力な政権と指導者が必要だ」と強調した。会合には71人が集まったという。
鳩山氏も1日夜、東京都内で記者団に「不信任案が出た場合は賛成する。その前に首相には自発的に辞めてもらう努力もする」と語った。ただ、鳩山氏のグループは幹部間で意見が分かれ、自主投票となった。
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