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田舎暮らしへのアドバイス・cek(単独では、経済面、精神面どちらかで破綻し、巨大な受給者互助会が必要不可欠です)
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak47/msg/711.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 6 月 08 日 12:19:28: 4sIKljvd9SgGs
 

http://www.cek.ne.jp/~tyuusan/tyuusan/advice.htm
☆☆ 田舎暮らしへのアドバイス ☆☆


これから田舎暮らしを始めようとしている方のご参考用に私が経験したことや田舎暮らしを始めて感じたことを述べます。

そこへ出掛けて移住先選び
移住先探しは「虎穴に入らずうば虎児を得ず」の故事の通り、移り住みたい地域を決めて、そこへ通うことです。田舎の情報は都会に居るだけではなかなか手に入りません。雑誌やインターネットで得た情報を手がかりにして、役場や農協とコンタクトし、さらに多くの情報を手に入れます。そこへ出掛けて行って現地調査をします。
過疎地の賃貸し物件や格安な売買物件は不動産屋の実入りが少ないので、町の不動産屋が取り扱わないのです。また、田舎の村には不動産屋は有りません。
ある過疎の村でIターンした方から聞いたことですが、まず家を借りて仮住まいしなさい。そしてそこで永住する土地や家を探しなさい。田舎には空き家はいっぱいあります。しかし、よそ者には貸したら売ったりしてくれませんが、顔見知りになると気を許して貸したり売ったりしてくれるとのことです。
なお、移住先選びを始める前に、転居後にやること、やりたいことなど移住目的を明確にして置かなければなりなせん。


農業では暮らして行けません
都会生活者が山村へ移り住んで農業のみで生計を立てることは、まず出来ないと思います。山村では、今、若い方が農業を営んで居るのを見かけませんし、そう云うことを聞きません。並の農業では生活して行けないのです。ただし、年金受給者が趣味的に農業を行うことは容易です。休耕地が沢山あり、農地は、タダ同然で借りることが出来ます。


自治会に入会すること
田舎には、所によって呼び名が異なるが地域の行政組織があります。絶対に入らなければならないと云うきまりはないが、地域の方々と付き合って行くためには、入会すべきだと思います。
田舎では昔からそこに住む人たちがお互いに助け合って生きて来ました。その考え方が今も残っています。田舎では孤立して生活することも出来ないくはないが、楽しく生活することはできないと思います。過疎の集落では他所からの転入を歓迎してくれています。こちらから心を開いて接すれば向こうからも心を開いて接してくれます。
自治会費は都会に比べて高いがそれだけの見返りがあると思います。それで楽しい田舎暮らしを買っていると思えば自治会費は決して高いものではありません。


田舎暮らしには車が必要
都会では車を持たなくても生活できますが、交通の不便な田舎ではどこへ行くにも車を使います。田舎では車がないと生活出来ません。家族の誰かが運転できれば良いと云う考え方もありますが、運転免許を持っていない人の活動は制約されてしまいます。


田舎では体力が必要
田舎暮らしでは、いろいろなことを自分でやらなければなりません。家の周りの草取り、整備、野菜作り、集落の方々と共同作業など、時には土木作業も行います。また、旅行、宴会などご近所の方々と一緒に行動することがあります。そんな時には体力が必要になります。

ズクなし、宵っ張りの朝寝坊は田舎暮らしに向かない
「ズクなし」とは方言で、動きが悪く、こまめに働かない人のことを云う。田舎暮らしでは、春は花壇庭の整備、雨が降れば排水路の管理見回り、夏は庭の草取り、土手草刈り、とにかく雑用が予想外にある。家庭菜園では草との戦いとなり、暖房に薪ストーブを使用するのであれば、原木集めに駆け回り、切断薪割りをやらなければならない。否応なくこまめに働かざるを得ない。
地元の方々は朝が早い。大半は夜が明けると活動し始める。地区の共同作業の集合時間は早く、お宮の掃除当番は出勤前の実施と成ることもある。宵っ張りの朝寝坊では地元の方々と生活リズムが合わず、信頼関係が得られ難い。

人の中で暮らしたい方は要注意
山村は、都会に比べて極端に人が少ない。道を歩いていても人に会うことはほとんどありません。都会で地域サークル活動を楽しんでいた方、人に会いお喋りを楽しむ機会が多かった方、人に会うことでストレスを発散していた方は、精神衛生上要注意です。人は何らかの喜びがなくては生きて行けません。人の少ない山村では人を相手に喜びを得ることは難しいことです。
田舎でも文化センターや公民館でサークル活動が行われていますが、都会のように種類が多くありません。それに会場が遠かったり都合が悪い時間帯であったりして、思い通りに利用することは難しいものです。


田舎に合った趣味を持つこと
都会から田舎に移り住んで、そこで何をして過ごすかと云う目的を持たない人は田舎が嫌になってしまいます。眺めが良い、空気が良いだけでは田舎暮らしを続けられません。停年を過ぎた人には田舎に適した趣味が必要です。
田舎暮らしをすると人に接する機会が都会に比べ非常に少なくなり、接する人が限定されます。時には孤独感に陥ることがあります。こんな場合趣味が役立ちます。


近所付き合いに家庭菜園が役立つ
都会から移り住んで地元の方との付き合いには気を使うものです。初めのうちは挨拶のみでなかなか言葉を交わせません。休耕地を借りて野菜作りをしていると、親しみを感じてくれるのか、地元の方からよく声を掛けられます。野菜作りについては解らないことばかりなので、こちらから聞くと丁寧に教えてくれます。野菜作りと云う共通の話題が出来、自然に親しく成れます。


田舎の生活費
田舎での生活費は都会生活より掛からないが予想外に出費があるものです。生活費は個人差があり一概には云えませんが、低い場合月に15万円位で、都会的生活では月に20万円以上必要です。それに、家の周りの補修とか車の買い換えとか冠婚葬祭など特別支出に備え、蓄えや臨時収入が必要です。なお、田舎暮らしを始めた人が農業で収入を得ることは容易では有りません。


学齢期の子供が居る方へ
山奥の集落の過疎化が進む原因の一つに高校への通学問題があると聞きます。どんなに山奥の村でも小学校中学校はあり、過疎の集落からでも通学する事は出来ます。しかし、高校へ通うのに2時間以上掛かり、自宅から通えない場合があります。そんな場合高校の近くに子供を下宿させることになるのですが、その費用負担は月に10万円近くなるそうです。子供が高校へ通える所へ家族全員が引っ越してしまって過疎化が進んだとのことです。親は車で元住んでいた山奥の職場へ通うことができるので困らないらしい。こんなことがありますので注意が必要です。

 

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