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2011年5月31日 朝日
http://www.asahi.com/areanews/saga/SEB201105300049.html
朝日新聞との単独会見に応じた佐賀県玄海町の岸本英雄町長は30日、夏の電力事情などを理由に、九州電力玄海原発2、3号機の運転再開について、前向きの姿勢を示した。町内の農家に計画停電や節電の影響を心配する声があることも紹介した。一方で、老朽化が進む1号機の原子炉圧力容器がもろくなる脆性遷移(ぜいせいせんい)温度については「原子力安全・保安院に確認したい」と答えた。
だが、古川康知事が、2、3号機の運転再開については依然、慎重な姿勢を崩していないこともあり、運転再開にはなお、流動的な要素が残されている。
■知事、国の対応ただす意向
九州電力玄海原発2、3号機の運転再開問題を巡り、古川康知事は30日、日本記者クラブ(東京都)で記者会見し、近く海江田万里経済産業相と会い、津波に対する緊急安全対策だけで十分かなど、国の対応をただす意向を示した。
県は(1)東京電力福島第一原発の事故は、津波前の地震で被害が出たのではないか(2)国が停止要請した中部電力浜岡原発以外の原発の安全性は十分なのか(3)福島第一原発3号機で使っていたMOX燃料の環境への影響――の3項目を、国に説明するよう求めている。
玄海2、3号機の運転再開の判断について、古川知事は「どうしても早くという認識に立っておらず、ロードマップを現時点で作っていない」と述べ、十分な説明を海江田経産相に求め、慎重に判断する姿勢を強調した。
浜岡原発の停止要請については、6日の発表前に海江田経産相から電話があった際、理由は浜岡周辺の地震の発生確率が高いこととともに、「首都圏がやられるから」といった趣旨の説明を受けたという。
古川知事は「中央に影響が出て困るから止める、そうでない所は確率も人間の数もそこそこだから止めない、と言われたのでは到底納得できない」と話した。
(上山崎雅泰)
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