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「行動幅が広がる」/車持ち出し
2011年06月02日
●川内の住民
町や村が警戒区域となった住民たちが強く要望していた車の持ち出し。1日、防護服を着込み、川内村の住民21人に同行した。
住民は午前9時、20キロ圏外の村民体育センターに集合。防護服に着替え、マイクロバスに乗車した。
西山利夫さん(68)がバスを降り、ガレージを開け軽トラックの鍵を回すがエンジンがかからない。すると、バスを追走していた日本自動車連盟(JAF)の作業員2人が駆けつけた。ボンネットを空け、携帯バッテリーをつなぐと5分後にエンジン音が響いた。
猪狩英子さん(61)は、盗難を防ぐため、あらかじめバッテリーを外して避難していた。JAFの作業員はバッテリーをつなぎ直し、猪狩さんは「これで買い物など行動の幅が広がる」と喜んだ。
今回の車の持ち出しでは荷物の積み込みは認められなかったが、もともと車内にある荷物は一緒に持ち出せた。プリンターや電気ポット、パッチワークの作品などを軽乗用車いっぱいに載せていた草野勝利さん(66)は先月一時帰宅した際に、詰め込んだという。現在は千葉県茂原市に避難しており、「これで新生活が便利になる」と話した。
鍵が見つからないなどで2人は車を持ち出せず、19台がバスについてスクリーニング会場の道の駅ならはへ。検査の結果、除染の必要がある車や人はなかった。(丹治翔)
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