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鳩兄の評価は難しいですが、空き缶七奉行ほどワルではないですが、加藤紘一程度の胆力しかないと判断すべきです。
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak47/msg/389.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 5 月 30 日 08:53:14: 4sIKljvd9SgGs
 

小沢一郎よ、鳩山由紀夫を警戒せよ (中田安彦/ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)
http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/842.html
投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 5 月 30 日 05:26:39: ulZUCBWYQe7Lk

http://amesei.exblog.jp/13671774/

「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」5月29日「小沢一郎よ、鳩山由紀夫を警戒せよ」から下記転載元記述部分を転載投稿します。転載元の関連写真は上記URLで。

=転載開始=

アルルの男・ヒロシです。

政局が騒がしくなっている。G8サミット終了後にブラッセル滞在中だった菅直人首相は、同行する記者団に自公が上程を模索している内閣不信任案について語っている。ところが、この発言内容、読売新聞と他紙では微妙に内容が違っている。

まずは共同通信の配信記事。

(貼りつけ開始)

首相が小沢、鳩山氏と会談意向 不信任案対応で

 【ブリュッセル共同】菅直人首相は28日午前(日本時間同日午後)、民主党内で内閣不信任決議案に同調する動きがあることをめぐり、首相批判を強める小沢一郎、鳩山由紀夫両氏を含めた党代表経験者と29日の帰国後に会談したい意向を表明した。不信任案には「党は(否決するため)一致した行動を取ると信じている」と強調。9月前半の訪米に向け、米軍普天間飛行場移設や環太平洋連携協定(TPP)参加問題の国内調整を加速する考えも示した。ベルギー・ブリュッセルで同行記者団に語った。

 首相は自民、公明両党が6月2日にも不信任案を提出する構えであることを踏まえ、小沢氏らに政権運営への協力を求めたい考え。

http://www.47news.jp/news/2011/05/post_20110528172102.html
(貼りつけ終わり)

ところが、読売新聞の記事には次のように書かれている。

(貼りつけ開始)

首相、帰国後にも鳩山氏と会談する意向


 自民、公明両党が共同提出する予定の内閣不信任決議案への対応をめぐり、民主党内の駆け引きは28日も続いた。

 菅首相は、不信任案同調の動きをみせる小沢一郎元代表のグループを改めてけん制する一方、鳩山前首相ら党代表経験者との会談を呼びかけ、党内融和に努める考えを示した。一方、小沢元代表を支持する松木謙公衆院議員は同日、読売新聞の取材に対し、不信任案に賛成する考えを表明した。

 民主党の岡田幹事長は28日、青森県弘前市で記者団に「国が一つにならなければいけない時に、党内で不信任案に賛同するなどということが起こるはずがない」と強調し、党内の造反の動きをけん制した。

 さらに、小沢元代表が米紙のインタビューで福島第一原子力発電所事故への政府の対応を批判し、首相退陣を求めたことについて、「議論は党内、国会でもできる。それがないまま批判だけされたのは大変残念だ」と批判した。同時に、「(小沢氏に話し合いをする)お気持ちがあれば、いつでもお話しする」と述べ、小沢氏に会談を求める意向も示した。

 一方、首相は28日、ブリュッセルで同行記者団に、「鳩山氏とは何度か話した」と強調し、帰国後にも鳩山氏と会談する意向を示した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110528-OYT1T00656.htm
(貼りつけ終わり)

昨日の夜の段階では、小沢・鳩山と会談という見出しだったのだが、今朝になると鳩山に限定されている。毎日新聞の記事も同じである。

(貼りつけ開始)

菅首相:鳩山氏と会談へ

 【ブリュッセル平田崇浩】ベルギー訪問中の菅直人首相は28日午前(日本時間28日夕)、内閣不信任決議案が可決された場合の対応について「(民主)党内が一致した行動を取ると信じているわけだからそれ以上のことは想定していない」と述べるにとどめ、衆院解散の可能性や造反議員の処分への言及は避けた。鳩山由紀夫前首相と帰国後に会う考えも明らかにし、不信任案の可決回避へ努力する姿勢を示した。宿泊先のホテルで同行記者団の質問に答えた。

 首相は「国民の大多数は『まずは大震災、原発事故の収束に全力を挙げろ』という思いをすべての国会議員に対し持っている」と与野党の動きをけん制。民主党の小沢一郎元代表が退陣要求を公言したことに対しては「私が何かコメントすることは控えた方がいい」と不快感をにじませた。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110529ddm001010064000c.html
(貼りつけ終わり)

 毎日の記事では小沢との会談の意向すら消えている。

 この鳩山と菅という組み合わせ。すぐに思い出すのは去年の8月末の民主党代表選に小沢を担ぎだして、結果的に党員の不正投票や票の結果を事前に横流ししたことで票の操作を行って、議員票ではともかく党員票で大差での小沢敗北を演出したことだ。この背後には鳩山由紀夫がラスプーチンのように動いている。(下の写真は10年8月末の鳩山・菅会談)

 鳩山由紀夫というのはどういう男か。ひとことで言えば、フリーメーソンである。フリーメーソンとは何か。欧州の秘密結社である。秘密結社とはなにか。思想・利益共同体である。だから、鳩山の思想はヨーロッパ系のコスモポリタニズムであり、日本の地に足が付いているものではない。さらに言えば、鳩山の息子はロシアに居る。ロシアに人質に取られているようなものだ。

 要するに、鳩山の政治判断は欧州財閥の意向を踏まえている。それは必ずしもアメリカではない、ということだ。だから反米の様に見える。しかし、そうではないのだ。その判断のおかしさが彼の首相時の普天間問題の迷走にも影を落としている。弟の邦夫はもう少しまともだ。さすがは田中角栄の秘書だっただけである。

 小沢一郎の主義主張は大枠では正しい。これは今でもかわりがない。しかし、彼は鳩山由紀夫の振り付けに踊らされている可能性がある。 鳩山由紀夫は一時、議員からの引退を示唆したが、201年暮れに撤回し、最近25年在籍表彰をうけた。鳩山が引退を撤回したのは、小沢一郎待望論がインターネットの「ニコニコ動画」で再燃したころに一致する。(インターネットでの小沢インタビューは12月23日。鳩山の引退撤回は12月18日)小沢待望論は欧米の支配層にとっては望ましくない。だから鳩山は引退を撤回し、小沢グループ監視のミッションを再開したのだろう。

 仮に内閣不信任案が不発に終わった場合のことを考えよう。鳩山はすでに26日の時点で次のように発言しているし、前原誠司も不信任はない、と牽制している。

 (貼りつけ開始)

不信任に同調せず=鳩山氏ら

 民主党の鳩山由紀夫前首相と支持グループの幹部は26日夜、都内で会合し、内閣不信任決議案に賛成して菅直人首相の退陣を目指す動きがある党内情勢をめぐり意見交換した。
 出席者の1人は「強硬論は出なかった」と述べ、不信任に同調する意見はなかったと説明。「不信任案が出てくれば小沢一郎元代表を中心に50人は固まるだろうが、現時点では鳩山グループとして同調する大義名分はない」と強調し、「鳩山氏には自重を求めており、本人は落ち着いている」とも語った。

 会合には大畠章宏国土交通相、中山義活経済産業政務官らが出席した。(2011/05/27-00:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011052700014
(貼りつけ終わり)

 ところが、小沢がWSJのインタビューで、不信任案への賛成を示唆してしまった。メディアは小沢政局を報道している。WSJはアメリカのメディアだ。そのメディアが小沢を褒め称えるのには裏がある。実はWSJは去年の代表選前にも小沢を高く評価する記事を書いたことがある。記者であるハヤシユカ記者に本当の意向を聞きたいものだ。

この鳩山由紀夫の猿芝居に注目すべきだ。鳩山はハナから不信任を通すつもりはないのではないか?小沢を炊きつけることで小沢派を不信任同調、ないしは欠席をさせるのが狙いだ。民主党の不平分子をトリアージするのが狙いだとは考えられないか?

 仮に不信任が否決されれば小沢派が民主党から追い出される。ところがそれでは法案が通らないので、自民党、公明党、社民党らと大連立に向かうのだろう。この仕掛を描いているのはナベツネであろう。私のもとには小沢はナベツネに「80人以上は集められそうだ」と側近を通じて伝えたという情報が入っている。この情報の真偽は不明である。

 小沢派は戦術を転換したほうがいい。求めるのは東北出身の小沢一郎の復興担当大臣ポスト(官房副長官兼務)だ。福山哲郎を官房副長官から外し、小沢一郎を仙谷と並んで官房副長官(復興支援担当、ただし仙谷担当の生活支援をのぞく)にすることを求めるべきだ。つまり、小沢の入閣をもとめるべきである。それを挙党一致、対策のやり直しのシンボルにするわけだ。原発担当大臣に原口一博を入閣させることもあわせて要求するべきだ。菅直人は調整役として総理にとどまる。

 それ以上は小沢の今置かれた環境では不可能だ。

 鳩山由紀夫は小沢一郎の最大の敵だ。このことは経験的に分かる事実である。
 小沢よ、鳩山にだまされるな。

 私の不安が取り越し苦労であればそれに越したことはない。 

=転載終了=

(参考)
「帰りなん、いざ 今一度 東北へ 小沢一郎氏に与う (中田安彦 / ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)」
http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/726.html  

 

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