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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21389020110527
ボスニア内戦の戦犯をセルビアで拘束、15年間逃亡の末
2011年 05月 27日 09:25 JST
[ベオグラード 26日 ロイター] セルビアのタディッチ大統領は26日、1992─95年のボスニア・ヘルツェゴビナ内戦でセルビア人武装勢力の司令官だったラトコ・ムラディッチ被告(69)を、セルビア国内で拘束したと発表した。同被告は、内戦で虐殺を指揮したとして旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)で1995年に起訴され、15年にわたり逃亡していた。
警察当局者によると、ムラディッチ被告は首都ベオグラードから約100キロ離れたズレニャニン近郊で26日未明、いとこが所有していた農場内の家屋で身柄を拘束された。抵抗はしなかったという。拘束時はやつれて年老いた様子で、偽の身分証明書を所持していた。
欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は、9─10日以内にムラディッチ被告が旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷に移送される見通しだと明らかにした。
同被告は、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦中にボスニア東部スレブレニツァでイスラム教徒8000人の虐殺を指揮したとして、セルビア人勢力の政治指導者カラジッチ被告とともに、1995年に旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で起訴されていた。カラジッチ被告は2008年7月に拘束され、翌年10月に初出廷した。
ムラディッチ被告の逮捕は、EU加盟を目指すセルビアにとって大きな前進になると受け止められている。
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