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日中韓首脳会談 小沢一郎の唱える日米中正三角形外交が生きいてる
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投稿者 ひょう吉 日時 2011 年 5 月 22 日 10:26:46: RdGoS4S9FGB2w
ひょう吉の疑問 より
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/d364c7ddb5578b94d84afaac1e8f1dfb
毎日新聞社説 より
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110522k0000m070111000c.html
社説:震災と日中韓 融和から協力深化へ
東日本大震災で、日本は多くの外国から助けてもらった。
米国はもちろん、隣の中国と韓国でも国民の関心は強く、官民挙げての支援活動をしてくれた。
地理的にも歴史的にもつながりの深い中韓両国との絆を改めて感じさせた。
その中国の温家宝首相と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が21日、東京で今日開く日中韓首脳会談のため来日し、宮城県と福島県を訪れた。
先月にはギラード豪首相も宮城県南三陸町に足を運んだが、
外国首脳の被災地訪問は日本の復興への決意を後押しするだけでなく、震災後の日本に対する海外の懸念を払拭(ふっしょく)する上でも効果があるだろう。
中韓首脳の被災地訪問が、風評被害を含む食品輸入規制の見直しや日本への観光客の復活につながることを期待したい。
福島県では菅直人首相も合流し、3首脳が原発事故の被災県で一堂に会した。
日中韓はエネルギー政策をめぐる個別の事情を抱えながらも、原発に電力の一定の割合を依存している国である。
3カ国の距離の近さを考えると、大気や海洋を通じた放射能汚染の広がりの危険は1国だけの問題ではない。
福島第1原発の事故では放射能汚染水の海洋放出をめぐり中韓両国に十分な事前説明がなかったことが問題化したが、
そうした反省も踏まえ、事故の情報を共有し、国境を超えた原発の安全対策を進めてもらいたい。
震災を受けた中韓両国の外交的対応は素早かった。
中国では胡錦濤国家主席が北京の日本大使館に記帳に訪れて黙とうし、
韓国も震災翌日に外国からでは初めてとなる救助隊を派遣するなど、
日本への配慮をみせた。
今回、温首相と李大統領が被災地の現場や避難所を訪問し、被災者を激励するなどしたのも、震災後の融和ムードを大事にし、対日関係の改善を図っていこうとの思惑があったのは間違いない。
日中韓首脳会談は今年で4回目を迎える。
08年の福岡開催から年1回の各国持ち回りで始まり、今年の東京開催で二回り目に入る。
日中韓は東アジアの安定に大きな責任を持っているが、国際会議などの機会を除けば、3首脳の定期協議の場は数年前までなかった。
歴史認識や領土問題などナショナリズムを刺激しやすいテーマを抱え、それだけ近くて遠い国だったのである。
経済的な相互依存、エネルギー利用や環境問題、防災体制などを考えると、日中韓の協力推進が相互利益の増進につながるのは明らかだ。
震災支援で国民感情のしこりがほどけつつあるこの機会を生かし、
個々の懸案で対立が生じても決定的な関係悪化に至らせない知恵を、それぞれが出していきたい。
毎日新聞 2011年5月22日 2時31分
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【私のコメント】
親米ポチの菅政権下でも、中韓首脳が来日してくれたことはありがたいことだ。
私はこの訪問を見て、小沢一郎の唱える日米中の正三角形外交がまだ生きていることを感じる。
日中関係は今後ますます緊密なものになる。
昨年、日本の最大貿易相手国はアメリカを抜いて中国が1位になった。
両国の地理的条件から考えて当たり前のことだ。
戦前の日本もそうであった。
戦後の高度成長期に太平洋を遠く隔てた、日本とアメリカの貿易取引が1位になっていたということが考えてみれば異常なことなのだ。
ビンラディンの不法な殺害後、アラブを始め反米感情は世界各地で高まっている。
中国は世界の動きをよく見ていると思う。
すばやい対応をしている。
動きののろい菅直人とは比べもにならない。
2009年の政権交代後、小沢一郎がすぐに総勢400人を引き連れて中国を訪問したことが効いていると思う。
胡錦濤国家主席は400人一人一人との写真撮影に応ずるという破格の待遇をしてもてなした。
菅直人はこの日中韓関係、特に中国との関係を生かせるだろうか。
日本の新聞は日中韓の首脳がそろってキュウリを食べただけで喜んでいるが、本物の外交というのはそういうものではなかろう。
どこまでもパフォーマンスが好きな首相である。
実際現場では避難所にいた人から
『パフォーマンスにしか見えなかった』
という声が上がったことも同新聞は報道している。
もしかしたら菅直人は単なる飾りで、中国の本当の狙いは小沢一郎との信頼関係を保つことにあるのかも知れない。
こういうときに小沢一郎が動けないことは日本にとって非常に残念なことである。
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