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医療介護CBニュース 5月18日(水)14時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000002-cbn-soci
市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は5月18日、厚生労働省内で記者会見し、同ネットワークの2回目の調査結果を公表した。福島県いわき市在住の女性など5人の母乳から微量の放射性物質が検出されたという。
同ネットワークが4月中旬から5月初旬にかけて行った調査では、福島県いわき市の女性の母乳から1キログラム当たり5.5ベクレルの放射性ヨウ素が、また茨城県土浦市の女性から8.0ベクレル、東京都三鷹市の女性から4.8ベクレルの放射性セシウム137が検出された。福島市の女性からは5.1ベクレルの放射性セシウム134が、福島県西白河郡の女性からは4.8ベクレルの放射性セシウム134と5.7ベクレルの放射性セシウム137が検出された。
また3月中旬から4月中旬に実施した前回の調査で、36.3ベクレルの放射性ヨウ素が検出された千葉県柏市の女性、31.8ベクレルの放射性ヨウ素が検出された茨城県守谷市の女性の再検査をしたところ、14.8ベクレル、8.5ベクレルにそれぞれ数値が下がったという。
村上代表は会見で、「(母乳の調査は)母乳による乳児への内部被ばくのリスクや、母体の内部被ばく状況を知る上で重要なデータになる」と主張。今後、母乳の全数調査や追跡調査の実施を地方自治体などに要請していく姿勢を示した。
厚労省が4月末に福島県や茨城県などを対象に実施した調査では、7人の女性から最大で8.0ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、再検査ではすべての女性から放射性物質が検出されなかった。
母乳には明確な摂取の規制値がなく、厚労省は乳児に対する牛乳や乳製品の暫定規制値(放射性ヨウ素1キログラム当たり100ベクレル、放射性セシウム200ベクレル)を指標としている。
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