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米国地震研究者が「茨城沖」を名指ししたようで、シーシェパード・ちきゅう・アラスカのハープを監視すべきです
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak47/msg/186.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 5 月 20 日 21:28:32: 4sIKljvd9SgGs
 

 
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茨城沖で大地震発生の可能性、米国地震研究者(ブログ:法螺と戯言)
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/345.html
投稿者 脳天気な 日時 2011 年 5 月 20 日 20:14:25: Md.C3hMjrAb3Q

+++++茨城沖で大地震発生の可能性、米国地震研究者
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/
朝日新聞と岩波書店刊行物は、日本の知識階層を体現するとされていました。岩波書店の発行する月刊誌「世界」が、最近、読ませる論考を増やしてきているのに比し、ここ数年の朝日新聞の劣化振りは目をおおわしむるものがあります。そんなわけで、数年前に朝日から東京新聞に購読を切り替えています。朝日新聞情報はネット版に頼る仕儀と相成りました。そのネット版で下記の記事を見つけました。「茨城沖で大地震発生の可能性、米国地震研究者」というものです。
%%%%%朝日新聞ネット記事転載
http://www.asahi.com/science/update/0520/TKY201105190678.html

東日本大震災後、震源域の南側にひずみが残っている可能性があり、大地震が起きる恐れがあることを米カリフォルニア工科大などの研究グループが20日付の米科学誌サイエンス電子版に発表する。

 今回の地震で、地下の断層のすべり量は一様ではなく、数メートルから約50メートルまでばらつきがあった。
最も大きくすべった場所は、宮城県沖の日本海溝付近で、長期間、地震が起きていない場所だった。
陸のプレートに沈み込む太平洋プレートに古い海山などがあって沈み込みにくく、500〜千年間、ひずみをため続けたと推定した。

 研究チームの解析では大震災で震源域とはならなかった茨城沖は、長期間、マグニチュード8以上の地震が起こっておらず、ひずみがたまっている可能性がある。
過去の地震活動には不明点もあり、ひずみの蓄積量は不明だ。
%%%%%転載 終わり
この記事が引用する米国科学誌「サイアンス」は下記で読むことができます。
http://www.sciencemag.org/content/332/6032/911.full 
下図が、この論考で用いられています。
http://livedoor.blogimg.jp/oibore_oobora/imgs/e/b/eb6cc125.gif" width="440" height="417" border="0" alt="F1_medium" hspace="5" class="pict" />

(図を貼り付ける技術が無いので、上記アドレスを参照されたい:投稿者)
黄色の領域は、3月11日の巨大地震で、プレートが動いた領域、赤はこの巨大地震が励起した新たな地震活動域、とりわけ、犬吠崎の東にある同心円状の域は、活発な地震活動が現在も続いています。一方、緑は、京都大学の研究者が大地震発生を予測した域です。そして、米国研究者は犬吠崎の同心円状活動域の東側に?を印して、ここで大地震の発生を予測しています。
 ?印のすぐ右を日本海溝がほぼ北から南に走っています。そして、その海溝に北東から斜めに連なる白い点列は海山です。かってこれらは海底火山であったと思われます。日本列島から程遠い太平洋の地で、火山の洗礼を受け、その後、太平洋プレートの上に乗って、はるばる日本列島に吹き寄せられたと考えられています。鹿島海山列と呼ばれています。この海山列が日本海溝と衝突し、ここで潜り込めずに立ち往生していると思うのは早計です。実は、既に海山列の一部はすでに日本列島を載せている北米プレートの下に呑み込まれていると考えるべきでしょう。これを模式的に描いた図が下です。
http://livedoor.blogimg.jp/oibore_oobora/imgs/2/9/2944a2c8.jpg" target="_blank">http://livedoor.blogimg.jp/oibore_oobora/imgs/2/9/2944a2c8-s.jpg" width="500" height="478" border="0" alt="DSC05074" hspace="5" class="pict" />

(図を貼り付ける技術が無いので、上記アドレスを参照されたい:投稿者) 
この図は海上保安庁が作成した図です。1982年の茨城地震の震源域が重ねられています。図中で5つほどの鹿島海山列が北東方向に並んでいます。そこで、その列が日本海溝とぶつかるあたりの地形を模式的に描いたのが、中央部上部の図です。

海底地形図から海山の東側が 沈降しユーラシアプレートの下に呑み込まれる様子が描かれています。第一鹿島海山の西半分が落ち込み、何年後かにユーラシアプレートの下に呑み込まれる(もぐり込む、どちらが適切な表現であるのか?)様子が見て取れます。ところで、ここに海山という障害物があるため、日本海溝が此処場所で、東側に捻じ曲げられていることがわかります。太平洋プレートは東からおされているので、すんなりと北アメリカプレートの下にもぐりこみたいのですが、プレート上面に突起物があるので、それが邪魔になってもぐれないのです。かくして、日本海溝はもうこれ以上捻じ曲げられたくない、鹿島海山列は、あわよくば、海底下に呑み込まれたくない。その結果として、日本海溝は東に捻じ曲がっているのです。此処は、まさに、この二つのせめぎあいの現場なのです。鹿島海山列が持ちこたえることができなければ、巨大茨城沖地震の近い将来の発生です。というわけで、次回は3月14日15時15分の茨城沖地震を考察してみます。
(つづく)
 

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