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2008年07月31日
米国の次の時代は、どうなるか
書籍紹介 : S・B・ソウル 「イギリス海外貿易の研究」 文真堂
1945年、第二次世界大戦が終わって以降、世界の覇権は米国に移った。現在では、アメリカが世界最強という考えが常識になっているが、1945年以前には、英国が世界最強であり、大英帝国が世界を支配していた。
しかし1945年の半世紀以前、1900年前後には、世界中の商品の流通=物流を支配・形成していた鉄道組織の、その建設作業は既に米国が独占していた。
世界経済の実態の流れは、この時点で、水面下では米国への「権力移行」を完了させていた。
1900年において、鉄道貨車、レールの製造・輸出において、圧倒的に英国は米国からの輸入国になり、赤字を累積させていた。
ここに、「次の時代」、米国の世界帝国の時代は「既に見えていた」。
拙稿「ロシアVS米国と言う、陰謀論者の間違え」に記したように、2008年現在、ロシア経済の生命線は、ロスチャイルドの部下ロックフェラーと一体化し始めている。
拙稿「犬鍋料理が生む南北朝鮮の一体化」に記したように、南北朝鮮の政府高官同士は、連日、「仲良く酒宴」を開いている。
ここに既に「次の時代」は見えている。
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