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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21095320110513
「ビンラディン殉死の報復」で自爆攻撃、米パ関係は冷え込み
2011年 05月 13日 18:29 JST 記事を印刷する | ブックマーク| 1ページに表示[-] 文字サイズ [+]
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米国株式市場は反落、調整局面入りへの懸念が圧迫 [チャルサダ(パキスタン) 13日 ロイター] パキスタン北西部チャルサダ地区の治安部隊訓練施設で13日、バイクに乗った男による自爆攻撃が発生し、80人が死亡した。
パキスタンのタリバン勢力は犯行を認め、攻撃はビンラディン容疑者殺害への報復だと警告。米軍特殊部隊による同容疑者殺害作戦について、パキスタン国内で反発感情が収まる兆しはまだ見えていない。
パキスタン政府は5月2日の米軍によるビンラディン容疑者殺害を、武装勢力との戦いでの大きな一歩だと歓迎。しかし、米軍がパキスタン軍への事前連絡なしに急襲作戦を行ったことは、主権侵害だとの強い反発も招いている。
一方、ビンラディン容疑者がパキスタンの軍事施設と目と鼻の先のアボタバードに身を隠していたことについて、米国はパキスタン治安当局が潜伏場所を知っていたのではないかとの不信感を強めている。
ビンラディン容疑者の死後、支持者らは報復を呼び掛けており、タリバンのスポークスマンは今回の自爆攻撃後すぐ、ロイターに電話で「これはビンラディンの殉死に対する最初の報復だ。今後もある」と語った。
今回の自爆攻撃は夜明け直後に発生。血の海となった現場には部隊員らの帽子や靴も散乱し、爆発によって服が破れた多くの負傷者がトラックに運び込まれた。
負傷者の1人は「バスに乗っていたら小さな爆発があった。すぐに2回目の大きな爆発が起きた。自分は道路に倒れて意識を失った」とコメント。また、息子が担架で運ばれたという年配の男性は「なぜわれわれが殺されるのか。これは誰の戦争なのか」と嘆いた。
パキスタンのタリバン勢力は、アルカイダと密接な協力関係を持ち、現政権打倒を掲げる。活動を本格化させたのは、2007年にイスラマバードで起きたモスク占拠事件で、治安部隊が武装勢力の掃討で約100人を殺害してからだとされる。
今月2日には、パキスタンのタリバン運動(TTP)のスポークスマンが電話でロイターに対し「パキスタン指導者やザルダリ大統領、同国軍がわれわれの第1の標的となる。米国人は第2の標的だ」と語っていた。
一方、ビンラディン容疑者殺害で米国とパキスタンの関係がきしみを見せる中、パキスタン軍のハリド・シャミーム・ウィン統合参謀本部議長は、5月22日から5日間の日程で予定していた訪米を中止。理由は明らかにしていないが、これより先、パキスタン軍トップのキアニ陸軍参謀長は、米軍によるビンラディン容疑者殺害について、「パキスタンの主権を侵害する同様の行為が行われれば、米国との軍事・情報面における協力レベルを見直すことになるのは当然だ」と語っていた。
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