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中国共産党創立90周年控え「宣伝ドラマ」一色に、ネット上は批判の嵐―中国
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2011年5月5日、中国では7月1日の中国共産党創立90周年を控え、祝賀ムードを盛り上げるための「宣伝ドラマ」ばかりが放送されることになり、ネットユーザーらが不満を噴出させている。中国新聞社が伝えた。
中国では中国共産党創立90周年を控え、100人を超える豪華スターが出演する記念映画「建党偉業」を6月に公開するほか、中国共産党機関紙・人民日報や国営新華社通信、中国中央テレビ(CCTV)など官製メディアを総動員し、新中国成立に貢献した英雄、模範的人物100人と新中国成立後に人々を感動させる事績を残した中国共産党委員100人を紹介する「双百活動」を行うなど、祝賀ムードを盛り上げるための演出がすでに始まっている。
そんな中、テレビを管轄する国家広播電影電視総局(広電総局)が5〜7月に衛星テレビで放送するドラマの内容について、いわゆる“刑事モノ”や“恋愛モノ”を一切禁止する通達を出した。このほか、各テレビ局に対し、「推奨ドラマ40作品」を提示したが、いずれも90周年を宣伝する内容のものばかり。7月1日には、ほとんどの局が1949年の建国から第1次5カ年計画が終わる1957年までを描いたドラマ「東方」を放送するものとみられている。
視聴者はこれから7月まで中国共産党の「宣伝ドラマ」ばかり見せられることになるが、こうした強引なやり方にネット上では批判が殺到している。(翻訳・編集/NN)
2011-05-06 19:46:49 配信
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