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映像駆使、テロの怖さ印象づけ ビンラディン容疑者(1/2ページ)
2011年5月2日18時26分
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サウジアラビアの富豪の息子として生まれながら、米国を相手にジハード(聖戦)をしかける国際テロ組織アルカイダを率いたオサマ・ビンラディン容疑者は、アラブ・イスラム世界の若者の夢を担った人物であったことは疑いない。そして、世界の対立という悪夢をもたらした人物だった。
同時多発的な大規模な自爆テロ――ビンラディン容疑者は常に自らが指揮するテロが、世界に映像的に訴える効果を狙った。90年代には、アフリカの米国大使館であったり、イエメン沖の米艦船であったりしたが、最後は米国本土を標的とした。
米同時多発テロでは、米国のニューヨークの世界貿易センターにアルカイダのテロリストたちが乗っ取った1機目の旅客機が突っ込んだ。多くの視聴者がテレビ画面にくぎ付けになっているさなか、2機目のハイジャックされた航空機が超高層ビルに突っ込んだ。
見る者を十分に意識したテロ。しかもライブの映像メディアは単なる映像を超えた暴力的、破壊的メッセージを世界中に瞬時に伝えることに成功した。こうした映像メッセージとテロ行動とを初めて抱き合わせ、テロの怖さを世界中に印象づけたのがビンラディン容疑者である。
欧米をはじめとする先進国は映像を通じて世論形成をしている。同容疑者はそれを単に模倣しただけではなく、逆手にとって、テロの効果を倍増させたといえる。
90年代の湾岸戦争以来、米国が中東に軍事的なプレゼンスを強め、度々、イラクを空爆する中で、アラブ世界に募っていた無力感と怒りを、体現したのが、ビンラディン容疑者の大規模なテロの手法だった。それはアラブ世界ではびこる非民主的な強権政治や腐敗、貧富の格差というどうにもならない現実から、若者の不満を遠い米国に向けさせる効果もあった。
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