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そろそろ地震、津波、原発人災と震災による経済の影響が気になります。
私の商売で言うと、ペットボトルの飲料がキャップを造る会社が被害を受けて造れない為に生産が間に合わないとか、カップラーメンも何だか解らないけれど生産が間に合わないとか。
多分震災地へ優先して廻しているのでしょう。是非そうして欲しいもの。
しかし色々な商売で部品が間に合わず生産が縮小していると思われます。
そんな折、本日20日、財務省の発表が出ていました。
貿易統計(平成23年3月分及び平成22年度分速報)
http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2011_03.pdf
2ヵ月連続の黒字ではありますが、−78.9%と物凄い減少です。自動車、電機など裾野の広い業種が減少が多い様に感じます。
しかしこういう産業は部品の生産拠点が海外にもあり、部品供給の体制は案外早く再構築するのではないでしょうか。
日本の場合、利子配当などの所得収支黒字が貿易収支黒字を上回っていて経常収支が恒に大幅黒字なので外貨が貯まり易い体質があります。
今後、震災の影響で輸出が減り、復興事業で輸入が増えたとしても経常収支はあまり減らないと思います。少なくとも赤字は考え難いです。
むしろ日本からの優秀な部品の供給が不安定となって困る国すら出てくる可能性があり、国際収支は全く心配ないと思います。
外貨準備も23年3月末時点で1兆1,160億2,500万ドルもあります。
貯まりすぎです。吐き出す事を考えた方が良いくらいで、それなら産業界お望みの円安に振れます。
復興事業は待ったなしで行なわねばなりませんが経常収支も国際収支も外貨準備も心配ないなら政府は国債を増発すれば良いのです。
国の借金と言っても国内でのカネの貸し借りで問題ありません。
何度も言うのですが、政府が発行した国債を日銀が市中から買っても良いし、国会で決議して日銀が直接引き受けても、利払いは大半が政府に還流します。
お金なんて本来政府が発行するべきものですから、それは当然なのです。
更にもうチョッと考えればお金を日銀が発行するのではなく政府が発行すれば何も問題ないのです。
経済が成長するとき、市場は流通するお金が増加する事を必要とします。
経済規模が大きくなっているのにお金の供給が間に合わなければ、金詰まりになって経済の拡大は止まります。
では何故お金の発行が政府でなく日銀から発行するようになったかと言えば、通貨発行権を政府から奪って自分達でお金を創り出したい金融屋さん達が世論操作をしながら仕組みを創って行ったという説があります。その説、私にはかなりの説得力を感じさせます。
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≪ ご参考 ≫
お金ができる仕組み。
お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(1/5)
http://www.youtube.com/watch?v=iqlxMp3dR7Q
お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(2/5) Money As Debt
http://www.youtube.com/watch?v=N9NK02bF-4w
お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(3/5)
http://www.youtube.com/watch?v=TmXorRn4Nn4&feature=related
お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(4/5) Money As Debt
http://www.youtube.com/watch?v=3hlaif6w8GE&feature=related
お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(5/5) Money As Debt
http://www.youtube.com/watch?v=mm8Du70dF9c&feature=related
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今後復興財源を巡って議論が沸騰すると思います。その場合の決め手は如何考えても政府貨幣発行論に付きつくと思います。
そうでない場合、財源を増税で賄うという国際金融マフィアが願ったりの政策になります。
するとその行き着く先は、政府は復興事業をやらなくても借金を増やし続け、復興事業費もやれば更に借金をし、増税効果で経済が縮小して税収は却って減少し政府は財政破綻。
日本全体としては超優良な資産状況なのに政府は破綻で日本などから金を出してもらっているIMFが出て来る事でしょう。
そして日本政府に国有財産を二束三文で売り払う事を要求する事でしょう。エリツインのロシアでやったように。
政府貨幣論を真剣に理解すべき時期に来たことは間違いありません。
栗原茂男
【純日本人会】 http://www.junnihon.com/
http://jun-nihonjinkai.blog.eonet.jp/
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