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BRICS 欧米批判宣言を採択 中国主導 (1/2ページ)
2011.4.18 18:00
【上海=河崎真澄】ブラジル、ロシア、インド、中国に南アフリカを加えた新興5カ国(BRICS)が中国主導型の政治勢力に姿を変えつつある。中国海南省三亜で先に開かれた首脳会議で採択された「三亜宣言」には、リビア情勢や国際金融システムなど、欧米を批判する刺激的な内容がずらりと並んだ。経済パワーをバックに発言力を強めた中国が、新興国を束ねることで先進国への対抗軸を鮮明にしたといえる。
3年前に始まった首脳会議はこれで3回目。
今回、新たに南アを加えた中国の思惑は、エネルギー資源獲得を狙ったアフリカとの関係再構築にある。チュニジアに始まった北アフリカ・中東政変が、中国のアフリカ戦略を狂わせたからだ。
なかでも北大西洋条約機構(NATO)の軍事行動が続くリビアでは、ダム建設など中国が受注済みの総額188億ドル(約1兆5600億円)の案件が中断している。BRICS首脳会議ではNATOへの反対姿勢を鮮明にし、南アのズマ大統領が支持するアフリカ連合(AU)停戦案に各国首脳が賛同。歴史的に欧米が影響力をもつアフリカ経済を、BRICSをテコに中国に引き寄せる考えだ。
三亜宣言はまた、リーマン・ショックによる米国発の金融危機を非難すると同時に、「金融危機で欠陥が表れた」として、米ドルを主軸に置いた国際金融システムに疑問を投げかけた。
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