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リビアでの武力行使に反対、BRICSが共同声明
2011年04月15日 09:28 発信地:三亜/中国
クリッピングする 拡大写真を見る 写真をブログに利用する 共同会見に臨む(左から)インドのマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相、ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領、中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席、ブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領、南アフリカのジェイコブ・ズマ(Jacob Zum)大統領(2011年4月14日撮影)。(c)AFP/HOW HWEE YOUNG
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【4月15日 AFP】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5か国(BRICS)首脳会議は14日、リビアやアラブ諸国における武力行使に反対する共同声明を発表した。ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領は、武力行使は国連に認められていないと述べた。
首脳会議は中国海南(Hainan)省三亜(Sanya)市で開催。閉幕後に「われわれは、武力行使は回避すべきだとの原則を確認した」との声明を発表した。
メドベージェフ大統領は、リビア上空の飛行禁止空域を設定し、市民保護のため「あらゆる必要な措置」を講じることを認める国連安全保障理事会の決議は、軍事力の行使を承認したわけではないと指摘。BRICSはこの点で「完全に見解が一致している」と強調した。
ただし、声明は北大西洋条約機構(NATO)の名指しはしておらず、「リビア問題について国連安保理との協力を続けたい」としている。また、アフリカ連合(AU)が提示した停戦案を支持することも表明した。
首脳会議は今回で3度目。南アフリカが参加するのは初めて。(c)AFP/Anna Smolchenko
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