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余震活動活発 広範囲で注意を(NHK)「場合によっては震度6弱や6強の激しい揺れになるおそれがある」気象庁
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投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 12 日 13:08:15: igsppGRN/E9PQ
余震活動活発 広範囲で注意を
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110412/k10015256391000.html
12日、千葉県と長野県でそれぞれ震度5弱の揺れを観測する地震がありました。東北と関東の被災地では依然として広い範囲で余震活動が活発なうえ、東日本の内陸などでも地震が増えていて、気象庁は、広い範囲で強い揺れの地震に十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、先月11日に巨大地震が起きた東北から関東にかけての太平洋側では依然として余震活動が活発になっています。12日午前8時すぎには、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.4の地震があり、千葉県旭市と香取市で震度5弱の揺れを観測したほか、関東の広い範囲で震度4の揺れを観測しました。気象庁は、この地震も先月11日の巨大地震の余震とみています。また、これより前の12日午前7時半ごろには、長野県北部を震源とするマグニチュード5.6の地震があり、長野県栄村と木島平村で震度5弱の揺れを観測し、長野県と新潟県、それに群馬県で震度4の揺れを観測しました。長野県では、巨大地震の翌日の先月12日にも震度6強の地震がありましたが、12日朝の地震について、気象庁は、巨大地震の余震ではないとしたうえで、「先月12日の地震とも別の地震だと考えられる」と説明しています。気象庁は「巨大地震のあと、東北から関東にかけての太平洋側では、余震活動は活発な状態が続いているうえ、東日本の内陸などでも地震が多くなっている」として、引き続き広い範囲で強い揺れとなる地震に十分注意するよう呼びかけています。最近の地震活動について、東京大学地震研究所の纐纈一起教授は「先月11日の巨大地震は、東北地方の陸の岩盤とその下に沈み込む海底の岩盤の境界付近で発生したが、その後は岩盤の内部でも地震が多く起きている。また、長野県や静岡県など、巨大地震の震源域から遠く離れた地域でも大きな地震が起きている」と指摘しています。そのうえで、纐纈教授は「先月の巨大地震はマグニチュード9.0という日本の観測史上最大の地震だったため、数か月程度は余震活動の活発な状態が続くとみられる。このため、体に感じる地震が数日間少なくなったとしても、注意を続ける必要がある。また、東日本では、巨大地震の影響で、岩盤のひずみの状態が大きく変わったため、今後も、これまで地震が起きていないところで地震が起きる可能性がある。震源が浅かったり、陸に近い海底だったりすると、震度5弱以上、場合によっては震度6弱や6強の激しい揺れになるおそれがあるので、十分注意してほしい」と話しています。
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