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毎日新聞 4月8日(金)20時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000137-mai-soci
政府は8日、福島第1原発事故に伴い国の基準を超える放射性物質が検出されたとして、原子力災害対策特別措置法に基づき群馬県に指示していたホウレンソウとカキナの出荷停止を解除した。停止措置後の検査で3回連続して規制値を下回ったことが理由。同様に、福島県に出荷停止を指示していた県産の原乳について、会津地方の7市町に限定し、解除した。
原乳の出荷停止が解除されたのは▽喜多方市▽磐梯町▽猪苗代町▽三島町▽会津美里町▽下郷町▽南会津町。この7市町の原乳は、当初から基準を下回っていた。
政府は出荷停止の解除について、停止措置後、放射性物質が1週間ごとの検査で3回連続して食品衛生法上の暫定規制値を下回ることなどを基準として示していた。
群馬県産のホウレンソウからは、3月20日の検査で、放射性ヨウ素(規制値は1キログラムあたり2000ベクレル)が最高値で2630ベクレル検出され、カキナからは放射性セシウム(同500ベクレル)が555ベクレル検出されていた。これを受け政府は21日に出荷停止としていた。厚生労働省によると、3月23日〜今月8日、ホウレンソウを県内12カ所で、カキナを4カ所で検査したところ、いずれも3回連続して規制値を下回った。
また、福島県の原乳は3月21日までの検査で、放射性ヨウ素(同300ベクレル)が最高値で5300ベクレル検出され、県産の原乳全体が21日、出荷停止となった。しかし、会津地方7市町の原乳は、3月21日までの検査でも規制値以下だった。停止措置後の3月22、29日、4月8日の検査でもいずれも基準を下回った。出荷停止は当初、都道府県別にかけられ、自治体や生産者から区域を細分化するよう要請が強まり、政府は4日、市町村単位などでも設定・解除できるようにした。
解除後も、群馬県はホウレンソウについて、毎週4市町村以上で検査。カキナも週1度検査する。福島県も7市町の原乳について約1週間ごとに検査。基準を上回れば、出荷を自粛する。
【野倉恵】
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