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「もうやめてくれ」。7日深夜、東日本大震災の最大余震に見舞われた東北地方。津波警報が出た宮城県沿岸部では、
学校などに避難している住民たちが建物の屋上などに避難。道路では逃げようとする車が路側帯を暴走した。
警報解除まで極度の緊張状態が続いた。(本紙取材班)
「前より早く津波が来るぞっ」。震度6強を観測した仙台市宮城野区。海岸から約3キロ離れた親類宅に身を寄せる
男性会社員(37)は叫んだ。先月の地震で海岸近くの自宅は大津波に流され、妻と三男(4)を亡くしている。
海岸沿いにあった松林も津波に流され、町を守る“防波堤”がもうない。焦る。
揺れとともに停電。情報はラジオのみ。懐中電灯で貴重品を捜し、同居する10人が車3台に乗り込んだ。避難途中、
山側へ向かう道路が渋滞し、パニックになって路側帯を暴走する車もあった。
「どんなに海岸から離れても恐ろしい。こんな余震がまた来るのかと思うと不安でたまらない。もういやだ」と青ざめた
表情で振り返った。
約300人が避難生活を送る市立岡田小学校の体育館。町内会役員らの誘導で高齢者や子どもから順に校舎の3階や
屋上に避難。警報解除まで、近隣住民も含め約500人が停電した校舎で身を寄せ合った。中学1年と小学4年の息子と
避難生活を送る女性(43)は「子どもが次々体調を崩している。いつになったら落ち着いて暮らせるの」と訴えるように話した。
地震直後には、市街地にある市立宮城野中学校の体育館にも、住民が着の身着のままで避難。
「あまりの揺れにもうだめかと思った」「ようやくガスが復旧したのにまた振り出し…」などと口々に語った。
ソース
神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003937198.shtml
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