http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/685.html
Tweet |
次へ 前へ
カダフィ氏、米企業に巨額払いイメージ改善ねらう CNN
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/538.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 4 月 07 日 19:41:06: mY9T/8MdR98ug
http://www.cnn.co.jp/world/30002380.html
(CNN) 内戦状態にあるリビアの反体制団体は7日までに、同国の最高指導者カダフィ大佐が2006年から米ボストンにあるコンサルティング企業に年間数百万ドルを支払い、自らの国際的な威信を高めることなどを狙った秘密の広報活動の開始を要請していたことを明らかにした。
関与していた企業は「モニターグループ」で、大佐を国際的な政治家、改革主義者と印象付ける戦略づくりに当たっていた。国防総省などの元高官らをリビアに招待、リビア側との意見交換や時にはカダフィ大佐との会見も設けていた。
この広報活動があった事実は、リビアの反体制団体「National Conference of the Libyan Opposition」がインターネットで内部メモなどを流し、暴露した。同団体によると、モニター社が2007年、カダフィ政権の情報機関責任者に宛てたメモには、キャンペーンの目的は新生リビアの誕生を国際社会に広め、思想家、知識人としての大佐のイメージを広めることと記述されていた。
カダフィ氏の同社への支払い額は年間300万ドルだが、他の経費も負担した。業務にはコンサルティング、状況説明、分析や少なくとも月1回実現させていたメディア関係者や大学教授らのリビア訪問などが含まれた。
リビア反政府団体のメモ暴露などに関連し、モニター社の幹部は社内で内部調査を進めていると説明。カダフィ政権との契約業務は、改革促進や経済繁栄、政府の近代化遂行、市民社会の混乱収束をもたらす指導力発揮に関する訓練や技術の提供だったとし、「カダフィのためではなく、リビアのために働いた」と主張している。
同社の07年のメモには、リビアの現状を前向きにとらえる記事などが増え、キャンペーンの成果は得られたと記されていた。同社はリビア政府との関係について米司法省から問い合わせがあった事実も明らかにした。リビアとの契約業務は08年にほぼ終了していたという。
カダフィ政権と取引があった米企業はこの他にもあり、元連邦下院議員が率いてロビー活動に当たる「リビングストングループ」は08、09両年に米国務省高官や連邦議会議員にリビアの主張への理解を求める業務に当たっていた。リビアは当初、同社に月20万ドルを払っていたが、1年後には3万ドルに減ったという。
リビア政府はまた、04年に米ロビイストと契約し、国務省のテロ支援国家指定リストからの解除を目指した活動にも当たらせていた。このロビイストによると、リビアが約束した報酬は3年間で300万ドル以上だったが、リビアとの契約については「金のためではなく、当時の国家安全保障の問題を考えて引き受けた」としている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。