http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/626.html
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http://d.hatena.ne.jp/hourou-33/20110401/1301644270
2011-04-01
■TPPとは何か、その先にあるもの→「食品安全化法とTPPと日本の滅亡」
今回の地震がTPPに参加しなかったことへの攻撃ではないかとの怪情報がある。その真偽はともかくとして、カン首相がTPP参加に積極的であることは事実のようだ。
TPPでググってみても単に関税をかけずに自由貿易をするもの、との説明くらいしか出てこない。
実はこの協定の裏にはアメリカの農業支配の罠がしかけられている危険性がある。
以下その危険性とTPPに関するサイト情報を紹介する。
まず初めに
■TPP亡国論・・HEAT氏紹介の中野剛志さん(京都大学大学院工学研究科助教)
以下一部転記
・・・略・・・
これまでのTPP賛成論者たちの議論は明らかに正常な感覚を大きく逸していたからです。
下手をすると「震災で打撃を受けたからこそ、国を開いて豊かになろう」だの
「被災した田畑を大規模集約化して」農業を再生しようだのと言い出しかねません。
特に政府はTPP参加という結論で突き進んでおり・・・・略・・・
アジアの平和を願うより転記
■食品安全化法とTPPと日本の滅亡。
アメリカでS.510と呼ばれる「食品安全法」が上院を通過したようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101201-00000044-jij-int
米上院、食品安全法案を可決=当局に強制リコール権限
時事通信 12月1日(水)10時8分配信
【ワシントン時事】米上院は30日の本会議で、強制リコール(回収)権限の付与など食品医薬品局(FDA)の大幅な権限強化を柱とした食品安全法案を賛成多数で可決した。米国内でピーナツバターや卵のサルモネラ菌汚染など大規模な食中毒事件が頻発しているほか、中国をはじめ海外からの食品輸入が年々増加、一部で安全性への懸念が高まっていることを受けた措置。下院が上院案を可決すれば、年内にも成立する見通し。
同法案では、食品の安全性に懸念が生じた場合、これまでは企業の自発的リコール(回収)を要請するにとどまっていたFDAに、強制的なリコール権限を付与する。また、FDAによる食品関連施設への検査頻度を増やすほか、流通チェーンなどに対し食品安全計画の策定も求める。
狂牛肉の全頭検査も否定する国が食品安全とはちゃんちゃら可笑しくて笑ってしまうが、別に真面目に食品を安全化するつもりは無いようだからこれでよいのであろう。
この記事を見てもS.510、食品安全法=Food Safety Billの危険性はよくわからないだろうと思う。
そもそもよく理解していない人間が記事を書いているか、それとも誤魔化したいのかのどちらかであろう。
こういう時こそネットの出番だ。
といってもネトウヨのようにtwitterなどで自分たちの希望と妄想に浸ったデマをひたすら垂れ流す、「自分たちで出した糞を自分たちで食す」ような真似を指すのではない。
こういう時こそ現地・アメリカの人々の意見を見るべき時、という事だ。
S.510・食品安全法の危険性は、このサイトなどが分りやすいだろう。
http://www.lewrockwell.com/rep/food-safety-bill-dangerous-for-economy.html
S. 510: 12 Reasons Why the Food Safety Bill From Hell Could Be Very Dangerous for the U.S. Economy
S.510:何故「地獄からやって来た」食品安全法がアメリカ経済にとって非常に危険なのか、その12の理由
(snip)
So who is actually in favor of it?
Well, big food corporations and big agriculture are actually very much in favor of this bill.
Why?
Is it because they are so concerned about food safety?
No.
In fact, virtually every major case of food contamination in recent U.S. history has come from large-scale industrial agriculture or large-scale industrial food production.
The real reason why they are backing S. 510 is because it will devastate their primary competition – small food producers and organic farmers.
(this quoted paragraph is merely a part of large text of the above link.please view the entire text from the link.)
(略)
で、実際、誰が得をするのだろうか?
ああ、そういえば食品の大企業や大規模農家なんかはこの法案の成立にとても熱心だ。
しかし何故?
彼らが食品の安全性について非常に感心があるからだろうか?
違う。
実際には、合衆国の歴史における昨今のほとんどの食品汚染は、大規模農家や巨大食品企業によって発生している。
S.510を押し立てる本当の理由は、食品安全法がそれら巨大企業の主な商売敵 - 小規模農家や有機農法農家 - を叩き潰すからだ。
(一部抜粋。続きは上記リンクより)
「ヤツら」の目的は小規模農家の抹殺であり、それは結果的にモンサント等による農業の支配の確立であり、それはアメリカ国民を根底から抵抗できぬようにする、つまり、アメリカにおけるTyrannyとEnslavementこそが真の目的なのだ。
これが実現すれば、トレーサビリティの書類を提出する手間をかける事のできない、小規模農業の運営それ自体が違法となる。
まさに小説「肩をすくめるアトラス」で言う、「春に咲く花を見る事を犯罪とする」社会が現出しようとしている。
権威主義で思考停止の日本人は、それこそ春の花を見ている人間を悪魔のごとく罵しり官憲に突き出す間抜けさを発揮するだろう事は疑いない。
とは言え、今回は猛烈な反対を受け一旦引き下がり、小規模農家には書類提出の義務を無くすようだが、郵貯米営化を見てもコモドドラゴンのごとく粘着でシツコイあいつらの事だ、絶対に諦めるわけがない。
そしてこれは他人事ではない。
何故か。
菅直人とかいうアホタレ、そして前原とかいう売国奴がTPPに参加しようと躍起になっているからである。
これは現民主党政権に限った話ではない。
自民党は現時点では反対しているし、農村に基盤を持つ自民党が反対するのは理に適ってはいるのだが、どうせ自民党が政権を取っても中枢に居すわるのはアメポチ清和会系に決まっているのだ。
当然、反対する自民党議員には選挙で刺客を送るなどして圧力を加え、あっさりと前言を翻しTPPに参加する可能性は極めて高い。
TPPに参加するとなれば、言うまでもなく、日本の食品も同様の検査を義務付けられることになる。おそらく、TPP参加の条件に、郵政米営化の促進に加えて、この条件が盛り込まれるはずだ。
おそらく前原ら媚米奴隷や、あるいはそれに続く自民党政権により、日本版食品安全化法が可決するだろう事は、火を見るより明らかである。
となれば、規模的に小さい日本の農業は太刀打ちできまい。これは食品安全法ができる以前から言われていた事だが、「日本人向けに細々とやりゃいいじゃん」みたいな無責任で呑気な説が飛び交っていた。
だが、日本版S510・食品安全法ができれば、そもそも小規模農業の運営自体が違法・不可能になる可能性が極めて高いのだ。
それこそモンサント等からGMOな種子を購入し収穫量を劇的に増大させ大規模農業でもやる他なくなる。
もちろんモンサントから提供される種子は不胎化処置が施されている。
つまり実った種を蒔いて作物を作るという事が不可能なように遺伝子操作された種を与えられる。毎年モンサント様に土下座して種子を売っていただかねば日本国民は飢えて死ぬというわけだ。
言いかえれば、S.510とTPP、これらは日本の農業の滅亡、そして日本の滅亡を意味する。
果たして日本はこの滅亡の危機から脱する事はできるのだろうか?
kiyomaroさんの「和気清麻呂日記」:イザ!
ま、無理だな。
転記終わり
関連情報
■日本のTPP参加によるメリット・デメリットとは?
■TPPの導入デメリットは議論しない・・世界の終わりと日本ワンダーランドより
■モンサントに支配される世界の食糧・・和気清麻呂日記より
■モンサントと生物化学兵器・731部隊by hourou
■あまりに恐ろしい陰謀! 恐怖の食品安全近代化法
■アメリカ国民に対する人口削減計画・・カレイドスコープより
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