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4月4日 20時57分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110404/t10015098431000.html
国の指標を上回る放射性物質が検出された水道水について、厚生労働省は、最新の検査日を含めて直近3日間の検査結果の平均値を目安にして、摂取制限やその解除を判断するという考えを示しました。
水道水に含まれる放射性物質について、厚生労働省は、原子力安全委員会の指標に基づいて、放射性ヨウ素が1リットル当たり300ベクレルを超えた場合に、その水道を利用している住民に対して、摂取制限を呼びかけるよう自治体に要請しています。また、乳児の場合は、放射性物質を吸収しやすいとして、1リットル当たり100ベクレルと指標を厳しくしています。しかし、これまでは摂取制限を解除する際の明確な基準がなかったため、要請を受けた自治体からは、制限や解除の基準を作るべきだという声が上がっていました。これを受けて厚生労働省は、最新の検査日を含めて直近3日間の検査結果の平均値を目安にして、判断するという考えを示しました。具体的には、原則として3日間の平均値が指標を上回った場合、もしくは1回の検査結果でも著しく指標を上回った場合には、摂取制限を要請するとしています。また、解除については、検査結果の平均値が指標を下回っていることに加えて、減少傾向にあることを目安にするとしています。
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