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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/t10015037951000.html
震源の海底 5メートル隆起
4月1日 11時6分
東北の太平洋沿岸で起きた巨大地震で、震源付近の海底が地震のあとおよそ5メートル隆起していることが専門家の調査で分かりました。震源の海底の状況が明らかになったのは初めてで、巨大地震で太平洋沖の海底が南北400キロ以上にわたって最大で5メートル跳ね上がったため、広い範囲で大津波が起きたものとみられています。
東北大学地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太准教授の研究グループは、巨大地震の震源域に当たる宮城県沖合200キロの深さ5800メートルの海底に設置された水圧計の観測データを地震のあとに回収し、詳しく分析しました。その結果、海底が地震の直後におよそ5メートル盛り上がっていたことが分かりました。今回の地震の震源域は南北450キロに及んでいて、研究グループは震源域の海底が最大で5メートル跳ね上がったことで、太平洋沖で巨大な津波が引き起こされ、沿岸に近づいて海底が浅くなるにつれて高さを増し、広い範囲で10メートルを超える大津波が押し寄せたものとみています。日野准教授は「過去の大地震では海底が跳ね上がった高さは、最大でも2メートル程度で、今回の地震と津波がいかに巨大だったかが観測データで裏付けられた。今後も調査を続けて地震の実態に迫りたい」と話しています。
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