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20世紀少年
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20世紀少年
ジャンル SF、サスペンス、冒険、青年漫画
漫画:本格科学冒険漫画 20世紀少年
作者 浦沢直樹
出版社 小学館
その他の出版社
Viz Media
鶴山文化社
東立出版社
玉皇朝グループ
Panini Comics
Glénat
Planeta DeAgostini
Level Comic
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
レーベル ビッグコミックス
発表期間 1999年 - 2006年
巻数 22
話数 249
漫画:本格科学冒険漫画 21世紀少年
作者 浦沢直樹
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
レーベル ビッグコミックス
発表期間 2007年1月 - 2007年7月
巻数 2
話数 16
■テンプレート使用方法 ■ノート
関連リンク
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漫画作品(日本)
漫画家(日本)
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画
漫画家
プロジェクト
漫画作品
漫画家
漫画雑誌
『本格科学冒険漫画 20世紀少年』(ほんかくかがくぼうけんまんが 20せいきしょうねん、20th Century Boys)は、浦沢直樹による日本の漫画作品。
1999年から2006年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載された。完結編である『21世紀少年』(21せいきしょうねん、21st Century Boys)は、2007年1月から7月まで連載された。単行本は『20世紀少年』が全22巻、『21世紀少年』は上・下巻の2巻が発売された。
『21世紀少年』、及びこれら2作を原作とした日本映画『本格科学冒険映画 20世紀少年』についてもここで扱う。
この記事は、下記のページに内容を分割しています。このテーマに関する情報については、それぞれのページをご参照ください。
20世紀少年の登場人物
目次
1 概要
2 あらすじ
3 用語
4 よげんの書
5 時系列
6 番外編
7 コミックス・関連書籍
7.1 単行本
7.2 関連書籍
8 映画
8.1 あらすじ
8.1.1 -第1章-終わりの始まり
8.1.2 -第2章-最後の希望
8.1.3 -最終章-ぼくらの旗
8.2 キャスト
8.2.1 3作すべてに出演
8.2.2 2作に出演
8.2.3 1作限りの出演
8.3 スタッフ
8.4 楽曲
8.5 キャッチコピー
8.6 原作版との相違点
8.7 タイアップ・コラボレーション
8.8 ソフト化
8.9 その他
8.10 TVスペシャル
9 脚注
10 外部リンク
[編集] 概要
作品名は、T・レックスの曲「20th Century Boy」に因んだものである[1]。作品の中でも主人公 遠藤健児の敬愛する曲として登場する。
第48回小学館漫画賞青年一般部門をはじめ、第25回講談社漫画賞一般部門、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第37回日本漫画家協会賞大賞、第39回星雲賞コミック部門、フランスジャパンエキスポアワードグランプリ受賞、海外でも2003年にヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞する。その他にも多数の賞を受賞している。
2010年12月時点で累計発行部数は2800万部を記録[2]。
[編集] あらすじ
高度成長による「夢と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。
そんな時代に少年たちが空想した未来。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌とし、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まさせていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
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注意:以降の記述で20世紀少年 / 21世紀少年に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
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[編集] 用語
ウイルス
世界を二度にわたって滅亡の危機に追い込んだ殺人ウイルス。“血の大みそか”以前のものは潜伏期間が無いに等しく、発症後はすぐさま体中至る所から激しく出血、感染者を即座に失血死させる。2015年に使われたものは風邪によく似た初期症状がまず現れ、その後数日の間に前述のような大量出血を引き起こす。これらにより世界人口の半数以上の人々が感染し死亡する事となり、人類が存亡の危機に立たされる事となった。
作中では細菌とウイルスが混乱して描かれているので生物兵器と解釈するべきである。
絶交
“ともだち”側の人間が敵対する者、邪魔者や裏切り者を殺害することを指す。
首つり坂の事件(原作のみ)
1971年、ケンヂたちが首つり坂の屋敷で幽霊を見に行った出来事。首を吊って自殺を遂げた女性の幽霊が出ると噂されていた。バーチャルアトラクションでは1970年の出来事になっており、このことは1970年の嘘と大きく関わっている。
友民党(友達民主党)
“ともだち”組織たちで構成される政治政党。党首は万丈目胤舟。徐々に市民の支持を得て、連立内閣に組み入り、結果“ともだち”は政治的権力をも持つことになった。片岡亮は創価学会がモデルになっているのではないかと推測している。[3]
地球防衛軍
ウイルスをばらまいた宇宙人の侵略から地球を守るために作られた部隊。特撮のような制服とヘルメットを身につけており、レーザー銃(但し玩具のように極端に出来が悪く、まともに武器とも言えない武器)で武装している。一応拳銃などの現実的な武器も所持している。
映画版では制服が「ウルトラマン」の科学特捜隊に酷似している。また、レーザー銃も形状こそ原作と同様だが、実弾を発射するものに変更されている。代わりに銃口付近にレーザーサイトを内蔵しており、ある程度は実用的な武器となっている。
親友隊
“ともだち”の親衛隊。任務内容は地球防衛軍とほぼ共通している。指揮権は当初万丈目が持っていたが、彼の死後は新幹事長となった高須が掌握する。
ともだちランド
一見遊園地、またはアミューズメント施設だが、実は“ともだち”による洗脳施設。“ともだち”に関わる事柄について調べている青少年が主にその対象となるため、“ともだち”に対する強い信仰を持った人物か、逆に“ともだち”に対する不信感を持った人物が主なターゲットとなっている。さまざまなアトラクションがあり、その中の一つにケンヂや“ともだち”の子供時代を再現した仮想空間もある。ここで成績が悪かったり、従順化せず研修を終えた者は、再教育のためともだちワールドという場所へ送られる。
ドリームナビゲーター
ともだちランドのスタッフ。“ともだち”に従順な信者によって構成され、マニュアルに機械のように従う人間がそろえられている。またドリームクリーナーと呼ばれる清掃員などもいる。
エロイムエッサイムズ
小泉響子が追っかけをしていたバンド。メンバーはルシフェル斉藤、メデューサ井上、ダミアン吉田(脱退)、穣二・A・ロメロ(新加入)・不明の4人で成り立つ。ダミアンは西日暮里の交差点で「悪魔くん」ことケンヂに出会い、彼の作った曲と破天荒なギター技術を教わった。
2000年血の大みそか
世界各地で突如ウイルスが撒き散らされた事件。2000年12月31日に起きた事件であるためこのように名付けられた。この事件の自作自演によって、“ともだち”と彼の率いる友民党は、世界の救世主たる地位を確立する。また首謀者はテロリストとして指名手配されていたケンヂ一派とされ、後の教科書にも正史として記録された。
超能力
劇中で何度も登場する謎の力。主にスプーン曲げに代表されるが、神様には予知能力らしきものがある。フクベエ、万丈目、カンナの3人に関わる出来事ではスプーン曲げの場面がいくつか描かれている。が、一方で単なるイカサマであるというシーンも描かれており、ほとんどの場面では超能力が曖昧な存在として描かれている。
1970年の嘘
フクベエが万博に行けなかったことを隠すためについていた嘘。“ともだち”の少年時代を再現しているヴァーチャルアトラクション内では、“ともだち”の少年時代として当初はその嘘がそのまま再現、設定されていた。少年時代、フクベエは万博に行けなかった事を隠すため外出を控え、ケンヂ達に嘘がバレぬよう必死で身を潜めていた(映画版ではフクベエではない人物になっている)。
ラビット・ナボコフ
友路
ともだち暦3年(西暦2017年)の時点で日本で使われている通貨。読み方は“ゆうろ”。
喜楽庵(原作のみ)
氷の女王のアジト。蕎麦屋である。右側の真ん中の席に座り、あるもの(ひえひえ)を頼むと氷の女王の仲間になれる。実は蕎麦を茹でる店員は、“ともだち”のスパイであったため、解雇された。
宇宙特捜隊バッジ
ケンヂ達の子供時代、ジジババの店で売られているガムの当たり券の景品であったバッジ。当時の子供達の間ではレアアイテムとして注目されていた。映画版では「地球防衛軍バッジ」という名称に変更されている。作中ではマルオがこれを引き当てていた他、サダキヨ以外の「お面の子供」がこれを胸に着けていた。なお、映画版最終章にてヨシツネも引き当てていたことが判明した。原作と映画版を共通し、物語終盤では“ともだち”の核心を掴むための手掛かりである重要なアイテムとなっている。
形状などから「ウルトラマン」で科学特捜隊員が通信機として使用していた「流星バッジ」がモデルと思われる。
[編集] よげんの書
ケンヂ達が小学校の頃に秘密基地のメンバーで考えた「将来やってくるだろう悪の組織の地球征服」の方法を書いたもの。しかし、それとは別にフクベエ(映画版ではカツマタ)達がしんよげんの書を作っていた。
よげんの書(旧来)
サンフランシスコで細菌兵器が散布される。(1ページ目)
ロンドンで細菌兵器が散布される。(2ページ目)
大阪で細菌兵器が散布される。(3ページ目)
羽田空港が爆破される。(4ページ目)
のろしが上がる(国会議事堂が爆破される)。(5ページ目)
2000年12月31日、東京に巨大ロボットが襲来。世界各地で細菌兵器が散布される。(6ページ目)
9人の戦士(書かれた時点ではケンヂ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、ケロヨン、コンチ、ドンキーのはずであった)が立ち上がる。(7ページ目)
しんよげんの書(新来)
新宿の教会で救世主が暗殺される。(1ページ目)
万博が開かれる。(2ページ目)
リリリンと電話が鳴り、人類滅亡の準備が整う。(3ページ目)
スーツケースを持ったセールスマンが世界中でウイルスを散布し始める。(4ページ目)
聖母(キリコ)が天国か地獄をたずさえて降臨する。(5ページ目)(原作のみ)
2015年で西暦が終わる。(6ページ目)
世界大統領が誕生する(7ページ目)
世界大統領が火星移住計画を発表する。(8ページ目)(原作のみ)
ともだち暦3年(西暦2017年)の8月20日、宇宙人が地球を襲い、世界が滅びる。(映画9ページ目)
しんよげんの書 最後のページ
巨大ロボットに秘密基地が踏み潰されたとき隠された反陽子爆弾のスイッチが押され世界が滅びる(原作9ページ目)。
そして人類はほとんど死に、世界大統領は仲のいい友達と楽しく暮らす。(映画10ページ目)
[編集] 時系列
※ 記述が膨大なため、伸縮型のメニューとして表示する。
時系列リスト
1950年代〜1960年代
1959年 ケンヂの父、アズキ相場に手を出して無一文になる。
8月20日ケンヂ産まれる。
キリコ、ケンヂの母親代わりになると息巻く。
1967年
(ケンヂ小学2年生) ケンヂ、喫茶「さんふらんしすこ」、スナック「ロンドン」の存在を知る(サンフランシスコとロンドンが「よげん」の舞台となるきっかけ)。
ケンヂとキリコ、夏休みに映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を見に行く(但し実際の本作品公開時期は12月)。
1968年
(ケンヂ小学3年生) ケンヂたち、ケロヨンの蛙帝国と戦うという遊びをする(おもちゃの銀玉鉄砲で撃たれたら死んだ振りをしなければならない・「私は死にました」と10回唱えたら生き返れるというルール)。ケンヂは「正義は死なないのだ」と言い10回唱えずに生き返った。
1969年
(ケンヂ小学4年生) 夏、ケンヂたちが秘密基地を作る。
ヤマネ、オッチョに“しんよげんの書”の秘密を教えてあげるという約束をする。
サダキヨ、フクベエと秘密基地で知り合う。
フクベエ、ケンヂに万博の存在を話す。ケンヂ初めて、万博の存在を知る。
7月20日、ケンヂとドンキー夜中までアポロ11号月面着陸の衛星中継を見る。
1970年代
1970年
(ケンヂ小学5年生) 一学期、サダキヨが転校して来る。
フクベエ、万博に行けなくなり夏休みの間存在を隠す。(1970年の嘘)
大阪万博に、オッチョ、ヨシツネ、マルオ、ユキジが行く。
“首つり坂”の事件が起こる(ヴァーチャルアトラクション内ではフクベエとサダキヨの言動が混同しているが、ともだちの正体がばれないためのカモフラージュをしたが、完全にセリフを入れ替えることまではできなかった)。
夏の終わり、ヤン坊マー坊によって秘密基地が破壊され(実際はマルオが二人に脅かされて破壊した)、ケンヂとオッチョが報復を計る。ケロヨン、ドンキー、ヨシツネ、マルオが助太刀する。
フクベエの存在を隠し切ったためサダキヨ晴れてフクベエと友達になる。
二学期、サダキヨまた別の小学校に転校する。
1971年
(ケンヂ小学6年生) フクベエ、理科室でヤマネ、サダキヨと共に、首をくくるも生き返るという奇跡を実験。同じ頃、モンちゃんが水槽のエアーポンプのスイッチを入れ忘れたのに気付いて(実際はスイッチは入っていたので、フクベエたちに誘き寄せられた可能性があるが)、ドンキー達を誘い5名で学校へ向かい、理科室に入ったドンキーがフクベエの奇跡の実験の現場に遭遇した。しかし、フクベエは奇跡を演出するために仕掛けをしており、仕掛けが外れて死にかける(1971年の嘘)。
ともだちランドのヴァーチャルアトラクションでは一名が削除されている。“ともだち”が万丈目に実験の失敗を見られたことを隠蔽するために削除したが、影までは消せなかった。
秘密基地にあったものをタイムカプセルに埋める。
神様が経営するボウリング場が建設され、秘密基地が潰される。
1972年
(ケンヂ中学1年生) ケンヂ、第四中学に入学。
ケンヂ、4ヶ月分のこづかいを使って4000円のクラシックギターを買う。
1973年
(ケンヂ中学2年生) 中1から中2になる間の春休みにケンヂがユキジにポセイドン・アドベンチャーを一緒に見にいこうと誘おうとするが、失敗。
ケンヂ、放送室をジャックして、「20th century boy」のレコードを昼休みに流す。
ケンヂ、オートバイ事故で骨折して入院(?)。
キリコ大学進学を諦める。受験日にケンヂの入院に付き添い大学進学を諦めているが、ケンヂ堕胎検討時のキリコの母親になる宣言を考慮するとケンヂとの年齢差は4〜6歳離れていると思われるので、中学生のオートバイ事故は不自然だがこの時期になる。
1979年
(ケンヂ大学2年生) ケンヂの発言により、大学の先輩であるバンドマンのスパイダーが「武道館を一杯」にすることを志す。
1980年代
1980年
(ケンヂ21歳) フクベエが万丈目の事務所を訪れ、“ともだち”の活動が始動する。
1982年
(ケンヂ23歳) スパイダーが武道館でコンサートを開き、ファンで満杯にする。
1988年
(ケンヂ29歳) オッチョ、商社マンとして働いていたとき、息子が交通事故に遭う。これを契機にしてタイに逃避行。
オッチョ、偶然遭遇したある僧の元で修行をする。
1989年
(ケンヂ30歳) オッチョ、インドで仏僧の格好をした姿を競争相手の商社マンに発見される。
ケンヂ、関東軍総統と遭遇。
1990年代
1994年
(ケンヂ35歳) キリコ、アフリカで医師資格を得る(1991〜1994)が、具体的な時期とレジデントを含む留学期間の短さ、資金源およびキリコの年齢と学力ならびに資格(高卒)の問題が不詳。
父、遠藤賢司死去、キリコ酒店を継ぐ。
キリコ、恋人の結婚の誘いを断る。その後、恋人が“ともだち”の一味(後の関東軍の総統・敷島レナの元彼氏)に殺される。
キリコ失踪。
1995年
(ケンヂ36歳) キリコが医者として働いていた鳴浜町で、殺人ウイルスのワクチンの培養実験を行う。
その鳴浜町でウイルスの最初の犠牲者が出始める。
ルチアーノ、ナポリでペリン神父と出会う。初めて聖書を読む。
1997年
(ケンヂ38歳) キリコ、カンナをケンヂに預け、再び失踪。
ケンヂ、酒屋を潰し、コンビニ「キングマート」に改装する。
お茶の水工科大学敷島教授の一家全員が失踪を遂げる。
ケンヂ、敷島教授の家で“ともだち”のマークを発見する。
お茶の水工科大学、敷島ゼミの学生金田正太郎が伝染病で死亡。遺体は全身の血液が無くなった状態で発見される。
ケロヨンの結婚式。
小学校の頃の友人ドンキー(工業高校教師)が“ともだち”の信者に殺される。この事は自殺として新聞報道に掲載される。
ドンキーの葬儀にケンヂら参加
ドンキーの教え子であった田村マサオが、“ともだち”と敵対する宗教団体教祖のピエール一文字を殺害。
ケンヂ、マルオ、ヨシツネ、フクベエ、同窓会に参加。
ケンヂ、モンちゃんらと共に1971年に埋めたタイムカプセルを掘り返す。
モンちゃん、デュッセルドルフに仕事のため戻る。見送りに来たケンヂ達がユキジに再会する
チョーさんが、(すでに"ともだち"組織の手中になった)ヤマさんによって定年を迎える1週間前に殺害される。
サンフランシスコで、謎の病原体が発生し多数の人が死ぬ。
ロンドンで、謎の病原体が発生し多数の人が死ぬ。
ケンヂ、ドンキーを殺害した“ともだち”の信者と遭遇。“ともだち”の打倒を決意する。
ケンヂ、“ともだち”のコンサートに乗り込み、初めて“ともだち”と遭遇。
“ともだち”、ケンヂに自分がカンナの父親であることを告白。
大阪で、“ともだち”一味によって病原体が撒かれる。
羽田空港爆破。
カンナ、キングマートに押しかけた大勢の“ともだち”の信者に拉致されそうになるが、間一髪でケンヂに救出される。信者らは仲間の一人を焼き殺すと同時にキングマートを放火し、全焼した。その後、テロリストの汚名を着せられ逃亡生活に追い込まれる。
翌日、ケンヂが家の庭の焼け跡から“よげんの書”を掘り返す(母親がアジサイを植えていた場所にケンヂが埋めていた)。旅立つ。
拉致した敷島教授を“ともだち”幹部らが巨大ロボット製造協力のために脅迫を行う。
1998年
(ケンヂ39歳) ケンヂ、敷島教授の娘が風俗で働いていることを突き止める。
2000年代
2000年
(ケンヂ41歳) オッチョ、タイ・バンコクで友民党・衆議院議員万丈目と出会う。万丈目、麻薬取引の現場を目撃したオッチョが救った女性を口封じのため刺殺。オッチョはこの直後のケンヂからの電話で裏に隠された陰謀を解き明かすため日本への帰国を決意する。
オッチョ、タイ・ミャンマー国境で、“ともだち”が建てた麻薬工場を爆破。その時、巨大ロボットの存在を知る。
オッチョ、日本に帰国。ケンヂと再会。
ケンヂ、敷島教授の娘と会う。
ケンヂ、オッチョ、霞ヶ関の地下で巨大ロボットと遭遇。
「“ともだち”のマークを取り戻そう」の合図の元、マルオ、ヨシツネ、モンちゃん、フクベエ、ユキジを招集(ケロヨン、コンチにも誘いをかけるが、断られる)。
ヨシツネ、ヤン坊・マー坊にも誘いを掛けに行く。この直後にヤン坊・マー坊はケンヂ達のアジトの場所を万丈目に密告する。
カンナ、山形のユキジの知り合いの家に預けられる。
警察がケンヂ達のアジトに乗り込む。ケンヂ達、間一髪で逃れる。
12月21日 - 国会議事堂が爆破される(後にともだち記念館に改装)
カンナ、ケンヂに会いに一人で東京へ戻る。
12月31日(“血のおおみそか”) - 世界同時多発テロが発生する。巨大ロボが東京を破壊する。
オッチョ、ユキジ、モンちゃん、友民党本部に乗り込む。
ケンヂ、フクベエ、“ともだち”らしき人物を追いつめるも、フクベエが“ともだち”と共にビルから転落。
友民党がウイルスのワクチンを世界に広める。
ケンヂ、オッチョ、マルオ、巨大ロボットに立ち向かう。21世紀になったその瞬間巨大ロボットが大爆発するが、ケンヂは奇跡的に逃れる(その後ケンヂは記憶喪失になり行方不明となる)。
“ともだち”、ウイルスのワクチンを世界中に配布する。
2001年 1月
“ともだち”一味が世界を同時多発テロから救い、国連から英雄として迎えられる。
仁谷、父親の仇のヤクザの親分を殺害し、中国に逃亡。その後法王と遭遇。
中国、甘粛省青洞鎮、(後の)ローマ法王が友民党が持ってきたワクチンを配ろうと仁谷と尽力する。
血のおおみそかのテロで橋梁とトンネルを破壊された海ほたるパーキングエリアが海ほたる刑務所に改められ、開設
2002年 モンちゃん、病床から“しんよげんの書”を手に入れたとユキジに告白。その2日後、サダキヨに会いに行きその夜に撲殺される。
キリコ、鳴浜町に元働いていた病院のウイルスのワクチンのデータを捜しに帰ってくる。
2003年 キリコ、ヤマネのウイルス開発を止めるように説得。ヤマネ、研究開発を断念。
2010年代
2014年 オッチョ、角田と共に海ほたる刑務所を脱獄。東京湾海底トンネルから東京へ脱出する。
小泉響子、“ともだちランド”に迎えられる。そこで、ヨシツネと出会う。
小泉響子、バーチャルアトラクションに入り、“首つり坂”の事件を体験する。
カンナ、カジノでラビット・ナボコフというゲームで店が潰れるぐらい稼ぐ。
カンナ、教会にてタイマフィア、中国マフィアをローマ法王殺害を阻止するために仲間に付ける。“ともだち”の一味に命を狙われるも駆けつけたオッチョに救出される。
サダキヨ、カンナたちの学校に英語教師として赴任。小泉響子を“ともだち”の家に連れていく。しかし、“ともだち”を裏切り小泉と共に元担任関口が住む老人ホームに向かう。
カンナ、校長と共にサダキヨの所へ向かう。途中、校長から自分の父は“ともだち”だと聞かされ特殊な能力で車を爆破、停車させる。校長はカンナの力で瀕死の重傷を負う。
老人ホームにサダキヨ、小泉響子、カンナ、ヨシツネが集まる。サダキヨ、“ともだち”を殺害しに行き、車を爆破されたが生還。
ユキジ、ヨシツネと再会。
西アフリカ、ンドンコ共和国で伝染病が蔓延。
2015年 1月1日
マルオ、春波夫のマネージャーとして“ともだち”暗殺のために行動。
春波夫、“ともだち”と接見。マルオは全身に爆弾を装着し、“ともだち”爆殺を企てていたが、ケンヂの言葉を思い出して思いとどまる。
1月2日
オッチョ、1969年のヤマネとの約束を思い出し小学校の図書館へ向かう。そこで「ひみつ集会のおしらせ」を発見し、理科室へ。そこへ“ともだち”(フクベエ)が現れるが、ヤマネによって殺害される。
世界中のマスコミにより、“ともだち”の死亡が伝えられる。
1月3日
政治犯など3000名恩赦。反旗を翻した“ともだち”の一味が次々と“絶交”される。
世界各地で、2000年の“血のおおみそか”を上回るウイルスが猛威をふるう。
キリコ、アメリカ、ドイツと世界各地で自分が製造したワクチンを渡す旅をする。
万国博覧会開会式。ローマ法王暗殺を、“ともだち”が救う。
世界各地で、防毒マスクをつけたスーツ姿のセールスマンが殺人ウイルスを散布(人類滅亡)。
中央アジア、ウイルスによる被害が甚大なため出入国が禁止され、完全に封鎖される。
日本、外出するには防毒マスクが必須になる。
5月5日
友民党が、聖母が降臨したと各紙マスコミに発表。
万国博覧会に来ていた人間に優先的にワクチンが配られる。
東京が壁で分断されていく。
西日暮里の十字路でエロイムエッサイムズのギター・ダミアン吉田が、「悪魔くん」(=ケンヂ。相手のバンド名にちなんでこう名乗った)と遭遇し演奏を聴く[4]。
ともだち暦
ともだち暦元年
(2015年) 西暦が終わり、ともだち暦が始まる。東京の生活水準・文化は1950年代〜1970年代水準まで後退。
カンナ、殺人ウイルスのワクチンを打つ。
タイマフィア、中国マフィア、“ともだち”の本部に攻撃を仕掛けるも全滅。
チャイポン、その3日後死亡。
ともだち暦3年
(2017年) オッチョ、2年間全国を見て回った後、東京に戻る。その後、サナエとカツオの家に匿われる。
「氷の女王一派」のリーダー、カンナは同年8月20日に“ともだち”に対し武装蜂起を計画。結局、作戦は中止になったが、その直後に「地球防衛軍」の襲撃を受け49人が殺害され、カンナとオッチョが連行される(実際カンナを捕まえたのは“親友隊”だった)。
カンナとオッチョは万丈目から“ともだち”暗殺を手助けするよう言われる。
蝶野刑事、東北地方にある「北方検問所」の警備を担当。
北方検問所に宇宙人襲来する。自ら「矢吹丈」と名乗る。後にケンヂと判明。ケンヂについて来た大人数の人々(自称ヒッピー)が村に押し寄せ、圧政を強いられていた村人も反乱を起こす。
東北と関東の関所にある街(性風俗店と関所偽造通行手形屋が主)でケンヂは漫画家の氏木と出会う。蝶野、スペードの市の罠にはまり関東軍に捕まる。
氏木が作成した大量の偽造手形で関東に入ったケンヂ・スペードの市の一団・志願者が関東軍の城を襲撃・陥落に成功し、捕らえられた人々と蝶野も救出される。
カンナの母親キリコの所在が判明、東京・東村山の共同体でワクチン開発を続ける。そこでマルオはケロヨンと再会する。
キリコ、研究室で自ら新型ワクチンの人体実験を行う。実験は成功。
カンナ・オッチョ・ユキジが“ともだち”暗殺を実行に移すが計画が漏れていたために万丈目は高須に射殺される。カンナも“絶交”されかかるが無事脱出。
「ともだちタワー」の地下で「空飛ぶ円盤」が建造されていた。
対抗策としてヤン坊・マー坊が敷島博士に二足型ロボットの開発を依頼、これを完成させる。
“ともだち”地球滅亡計画を発表。自らがすべての事件の黒幕であることを告白。
カンナ、ケンヂが万博会場に訪れることを信じライブを行うことを決心する。
マルオ、ケロヨン、関所にて地球防衛軍に狙われるが、生還していたサダキヨと共に万博会場へ向かう。
リモコンをともだちに奪われロボットが起動。ケンヂ東京に着く。
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以上で20世紀少年 / 21世紀少年に関する核心部分の記述は終わりです。
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[編集] 番外編
映画版の公開に伴いスピリッツに掲載。内容と設定は下記の映画版を基盤にしている。
20世紀少年 予告(血の大晦日のロボットに向かい歩むケンヂたちのエピソード、「20世紀少年探偵団」にも収録)
20世紀少年 第2章 最後の希望 予告(VA内に入ったカンナが幼年ケンヂと別れた後のエピソード)
あおぞらChu-意報 作・画/ウジコウジオ(劇中漫画家ウジコウジオがユキジに見せた劇中漫画)
まんがり道 作・画/ウジコウジオ(劇中漫画家ウジコウジオがユキジに見せた劇中漫画シリーズ)
[編集] コミックス・関連書籍
[編集] 単行本
単行本は、全て小学館より刊行された。巻数表示は、『20世紀少年』のみ「第○集」である。定価は、ほとんどの巻が505円(税抜き)だが、『20世紀少年』第16集、第22集、『21世紀少年』上・下巻は524円である。
『20世紀少年』 (全22巻)
第1集 「ともだち」 2000年3月1日発行、ISBN 4-09-185531-8
週刊『ビッグコミックスピリッツ』1999年第44号-第51号、2000年第1号、第2・3合併号初出。
第2集 「予言者」 2000年7月1日発行、ISBN 4-09-185532-6
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2000年第4・5合併号-第10号、第13号-第17号初出。
第3集 「ギターを持った英雄」 2000年10月1日発行、ISBN 4-09-185533-4
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2000年第18号-第25号、第27号-第30号、第33号初出。
第4集 「愛と平和」 2001年3月1日発行、ISBN 4-09-185534-2
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2000年第34号-第41号、第44号-第47号初出。
第5集 「さいかい」 2001年6月1日発行、ISBN 4-09-185535-0
本巻の途中から、舞台は2014年に移る。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2000年第48号-第50号、2001年第1号-第10号初出。
第6集 「最後の希望」 2001年9月1日発行、ISBN 4-09-185536-9
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2001年第13号-第21・22合併号、第26号、第27号初出。
第7集 「真実」 2001年12月1日発行、ISBN 4-09-185537-7
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2001年第28号-第33号、第36・37合併号-第41号初出。
第8集 「ケンヂの歌」 2002年4月1日発行、ISBN 4-09-185538-5
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2001年第41号-第44号、第47号-第51号、2002年第1号-第4・5合併号初出。
第9集 「ラビット・ナボコフ」 2002年8月1日発行、ISBN 4-09-185539-3
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2002年第6号、第7号、第11号-第19号初出。
第10集 「顔のない少年」 2002年10月1日発行、ISBN 4-09-185540-7
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2002年第20号-第31号初出。
第11集 「成分表示」 2003年2月1日発行、ISBN 4-09-186631-X
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2002年第34号-第46号初出。
第12集 「ともだちの顔」 2003年5月1日発行、ISBN 4-09-186632-8
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2002年第47号、第49号-2003年第1号、第3・4合併号-第9号初出。
第13集 「終わりの始まり」 2003年8月1日発行、ISBN 4-09-186633-6
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2003年第10・11合併号-第22・23合併号初出。
第14集 「少年と夢」 2003年11月1日発行、ISBN 4-09-186634-4
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2003年第24号、第25号、第27号-第36号初出。
第15集 「ばんぱくばんざい」 2004年2月1日発行、ISBN 4-09-186635-2
巻末より舞台は「ともだち歴3年」(西暦換算で2017年にあたる)に移る。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2003年第37・38合併号、第39号、第42号-第51号初出。
第16集 「鏡のむこう」 2004年6月1日発行、ISBN 4-09-186636-0
巻頭カラー。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2004年第4・5合併号-第16号初出。
第17集 「クロスカウンター」 2004年12月1日、ISBN 4-09-186637-9
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2004年第17号-第20号、第22・23合併号-第25号、第33号-第36号初出。
第18集 「みんなの歌」 2005年4月1日発行、ISBN 4-09-186638-7
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2004年第37・38合併号-第41号、第44号-第47号、第49号-第51号初出。
第19集 「帰ってきた男」 2005年8月1日発行、ISBN 4-09-186639-5
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2004年第52号-2005年第3・4号、第7号、第10号、第11号、第13号-第15号、第17号初出。初回限定版には「20th Century Boy」を収録したCDが特典として付属された。
第20集 「人類の勝負」 2005年12月1日発行、ISBN 4-09-186640-9
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2005年第18号、第19号、第21・22合併号、第23号、第26号-第28号、第30号、第32号-第34号初出。
第21集 「宇宙人現る」 2006年4月1日発行、ISBN 4-09-180159-5
週刊『ビッグコミックスピリッツ』2005年第38号-第40号、第42号-第44号、第47号-第49号、第51号、第52号初出。
第22集 「正義の始まり」 2007年1月1日発行、ISBN 4-09-180805-0
本巻は、単行本の中では最もページ数が多く、唯一250ページを超えている。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2006年第1号、第3・4合併号、第5・6合併号、第8号、第10号、第11号、第13号-第15号、第18号-第21・22合併号初出。
『21世紀少年』 (全2巻)
上巻 「“ともだち”の死」 2007年6月4日発行、ISBN 978-4-09-181216-2
巻頭カラー。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2007年第4・5合併号-第10号、第12号-第14号初出。
下巻 「20世紀少年」 2007年10月3日発行、ISBN 978-4-09-181495-1
巻頭カラー。週刊『ビッグコミックスピリッツ』2007年第26号-第33号初出。
[編集] 関連書籍
竹熊健太郎 『20世紀少年探偵団』 小学館<ビッグコミックススペシャル>、2008年(平成20年)、ISBN 978-4-09-182194-2
漫画の主な舞台となった1970年代の世相・風俗を解説したオフィシャル本。
原作者である浦沢直樹が監修を担当している。
浦沢直樹、ウジコウジオ 『20世紀少年の脇役 ウジコウジオ作品集』 小学館<ビッグコミックススペシャル>、2010年(平成22年)、ISBN 978-4-09-183245-0
『20世紀少年』スピンオフ作品集。
[編集] 映画
本格科学冒険映画 20世紀少年
第1章 終わりの始まり
第2章 最後の希望
最終章 ぼくらの旗
監督 堤幸彦
製作総指揮 小杉善信
宮崎洋
奥田誠治
製作 映画「20世紀少年」製作委員会
脚本 長崎尚志
福田靖(第1章)
浦沢直樹(第1章、最終章)
渡辺雄介(第1章、第2章)
出演者 唐沢寿明
豊川悦司
常盤貴子
平愛梨
音楽 白井良明
長谷部徹
Audio Highs
浦沢直樹
主題歌 T・レックス「20th Century Boy」
撮影 唐沢悟
配給 東宝
公開
第1章:2008年8月30日
第2章:2009年1月31日
最終章:2009年8月29日
第1章:2008年10月17日
第2章:2009年5月22日
最終章:2010年1月15日
上映時間 第1章:142分
第2章:139分
最終章:155分
製作国 日本
言語 日本語
製作費 60億円(全章総計)
興行収入 第1章:39.5億円
第2章:30.1億円
最終章:44.1億円[5]
allcinema
表・話・編・歴
総制作費60億、総キャスト数300名を動員して製作された。2008年から3部作で公開。2008年の1月から6月まで第1章と第2章の一部が撮影され、8月から第2章の一部と第3章(以下、最終章と記す)が撮影された。第1章「終わりの始まり」[6]は2008年8月30日、第2章「最後の希望」は2009年1月31日、最終章「ぼくらの旗」は2009年8月29日に公開された。製作は日本テレビ放送網を筆頭に16社。制作プロダクションはシネバザール、オフィスクレッシェンド。配給は東宝。日本テレビ開局55年記念作品。
それぞれ主に、第1章は20世紀(西暦1997、2000年)、第2章は21世紀(西暦2015年)、最終章はともだち暦3年(西暦2017年)のストーリーを基にしている。原作と異なる展開となる映画について、脚本を手がけた作者の浦沢は「もうひとつの『20世紀少年』として観ていただければと。ただ、映画を見終わったときの“風合い”が原作と同じであれば、観た人は納得してくれると思うんですよ。」と語っている[7]。
第1章は2008年8月7日に六本木ヒルズアリーナにて4000万円をかけた巨大ロボット(幅9m×高さ9m×奥行9m)の前で完成披露会見を行った。また、パリのルーブル美術館で世界初となるモナリザの前でワールドプレミア記者会見を行い、アメリカのサンフランシスコで開催されたプレミアイベントでは、第1章が日本文化の代表として出展された。第2章は太陽の塔を国内史上最大のイベント費用8000万円で1日だけ「ともだちの塔」に変え、その前で完成披露会見を行った。最終章は東京国際フォーラムにて完成披露会見を行った。最終章では映画オリジナルの結末が描かれていることから、完成披露試写会では情報漏れを防ぐためにエンドロール後のラスト約10分をカットした特別編集版が上映された。劇場公開以前で、製作スタッフの中でも結末を知っていたのは監督含めわずか数名に留まるとされている。
3部作の公開に際し、様々な形でタイアップやコラボレーションなども行われた(後述)。
制作状況
監督の堤幸彦については浦沢曰く「ね!」ってひと言いえば「そうそう」って通じる何かがあったとのことで、安心して脚本を渡せたという[7]。このように原作者と監督の関係は良好だったものの、企画・脚本を担当した長崎尚志によれば、長崎と浦沢の原作チームと映画サイドでは意見がバラバラで毎回激論となり大変だったと証言している。その一例として脚本のことを挙げており、第1章と第2章では脚本の段階では3時間くらいになったものを2時間くらいに収めたが、最終章にいたっては4時間半くらいになり、4部作にして『21世紀少年』やるかという話も出たという。なお、第3章ラストの映画オリジナルの展開となる最後の10分については、「原作を読んでないお客さんも多いし、それなら原作よりではなく映画『20世紀少年』の方向でいこう」ということで製作スタッフ全員の意見が一致したとしている[8]。
[編集] あらすじ
[編集] -第1章-終わりの始まり
[編集] -第2章-最後の希望
[編集] -最終章-ぼくらの旗
[編集] キャスト
[編集] 3作すべてに出演
ケンヂ/遠藤健児:唐沢寿明、田辺修斗(中学生時代)、西山潤(幼少)
オッチョ/落合長治:豊川悦司、澤畠流星(幼少)
ユキジ/瀬戸口雪路:常盤貴子、松元環季(幼少)
カンナ/遠藤カンナ:平愛梨、畠山彩奈(幼少)
ヨシツネ/皆本剛:香川照之、小倉史也(幼少)
マルオ/丸尾道浩:石塚英彦(ホンジャマカ)、安岡壱哉(幼少)
フクベエ/服部哲也:佐々木蔵之介[9]、上原陸(幼少)
漫画家・角田:森山未來
ジジババ:研ナオコ
万丈目胤舟:石橋蓮司
神様:中村嘉葎雄
キリコ/遠藤貴理子:黒木瞳
ヤマさん/山崎:光石研
田村マサオ/13番:ARATA
敷島ミカ:片瀬那奈
[編集] 2作に出演
第1章・第2章
モンちゃん/子門真明:宇梶剛士、矢野太一(幼少)
ヤマネ/山根昭夫:小日向文世、安彦統賀(幼少)
ドンキー/木戸三郎:吉井克斗(幼少)
第1章・最終章
ケロヨン/福田啓太郎:宮迫博之(雨上がり決死隊)、森山拓哉(幼少)
ヤン坊・マー坊:佐野史郎、山田清貴(幼少)
諸星壇:津田寛治
市原節子:竹内都子
遠藤チヨ:石井トミコ[10]
ケンヂの同級生:石橋保
第2章・最終章
コンチ/今野裕一:山寺宏一、清水歩輝(幼少)
蝶野将平:藤木直人
漫画家・金子:手塚とおる
漫画家・氏木:田鍋謙一郎
春波夫:古田新太
高須:小池栄子
小泉響子:木南晴夏
仁谷神父:六平直政
中国マフィア・王:陳昭榮
タイマフィア・チャイポン:Samat Sangsangium
[編集] 1作限りの出演
第1章
ドンキー/木戸三郎:生瀬勝久
ピエール一文字/一文字勇三:竹中直人
アルバイト店員・エリカ:池脇千鶴
池上正人:藤井フミヤ、吉田海夕(幼少)
ロックバンドのボーカル:及川光博
ケンヂの同級生:入江雅人
ノブオ:布川敏和
チョーさん/五十嵐長介:竜雷太
血まみれの男:遠藤憲一
諸星の母:吉行和子
女性アナウンサー:豊田順子(日本テレビアナウンサー)
敷島ゼミの学生:鈴木崇大(タカアンドトシ)、三浦敏和(タカアンドトシ)
スクーターの男たち:中田敦彦(オリエンタルラジオ)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
第2章
サダキヨ/佐田清志:ユースケ・サンタマリア、藤原薫(幼少)
マライア:前田健
ブリトニー:荒木宏文
ホクロの巡査:佐藤二朗
七龍の店主:西村雅彦
仲畑:山崎樹範
歌舞伎町警察署長:石丸謙二郎
斉木刑事(歌舞伎町署):西村和彦
東野刑事(歌舞伎町署):田中要次
山根宅の隣人:佐々木すみ江
オデオン座の老人:梅津栄
万博司会者:徳光和夫
珍宝楼の店主・珍:小松政夫
男性アナウンサー:羽鳥慎一(日本テレビアナウンサー)
パレードのリポーター:小倉淳
最終章
ビリー:高橋幸宏(YMO)
磯乃サナエ:福田麻由子
敷島鉄男:北村総一朗
厳道館師範代・大垣:武蔵
地球防衛軍隊員:高嶋政伸、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
猟師:遠藤賢司
エロイムエッサイムズのギタリスト:武内享
コンサートの客:ダイアモンド☆ユカイ、MCU、吉田照美、原口あきまさ、斎藤工、左右田一平
カツマタ/勝俣忠信:神木隆之介(中学生時代)、黒羽洸成(幼少)
[編集] スタッフ
原作:浦沢直樹
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志、福田靖(第1章)、浦沢直樹(第1章、最終章)、渡辺雄介(第1章、第2章)
脚本監修:浦沢直樹(第2章)
脚本協力:渡辺雄介(最終章)
音楽監督:白井良明
音楽:白井良明、長谷部徹、Audio Highs、浦沢直樹
製作指揮:小杉善信(第1章、第2章)、宮崎洋(最終章)
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
企画:長崎尚志
プロデューサー:飯沼伸之、甘木モリオ、市山竜次
Coプロデューサー:大平太、大村信
セカンドユニット監督:木村ひさし
撮影:唐沢悟
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太、村上潤
美術:相馬直樹
照明:木村明生
録音:鴇田満男
編集:伊藤伸行
VFXスーパーバイザー:野崎宏二
VFXディレクター:阪上和也
助監督:白石達也
製作担当:吉崎秀一
ラインプロデューサー:井上潔
キャスティング:才士真司(オガワシンジ)
製作委員会:日本テレビ放送網、小学館、東宝、バップ、讀賣テレビ放送、電通、読売新聞、シネバザール、オフィスクレッシェンド、ディーライツ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送
制作プロダクション:シネバザール、オフィスクレッシェンド
配給:東宝
[編集] 楽曲
主題歌:T・レックス「20th Century Boy」
挿入歌(第1章)
Kenji「Bob Lennon」
「愛・ROCK・友」
Otoho in Shibuya「Brothers」
PAUL MAURIAT GRAND ORCHESTRA「"PENELOPE"/エーゲ海の真珠」
ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」
「恋の季節」
作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく
挿入歌(第2章)
Kenji「Bob Lennon」
ハロハロ音頭
燃え落ちた家
Suspense
世界の国からこんにちは
帰ってきたヨッパライ
The Thunderer
24 Preludes Op.28 No.3 G-dur: Vivace
最終章主題歌:The Million Dollar Band「Bob Lennon」
[編集] キャッチコピー
第1章
待望の実写映画化! 全3部作の第1章、降臨。
「終わり」が始まる。
世界が終わろうとしています。僕らの“ともだち”によって―。
すべてはここにある。
キミはともだち?
第2章
新たな「終わり」。
さぁ、みんな“つづき”を始めよう―。
最終章
そうだよ、ぼくだよ。ぼくが“ともだち”だよ。
もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。
[編集] 原作版との相違点
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか整理・除去する必要があります。このタグは2011年2月に貼り付けられました。
ともだち(カンナの実父)の正体
フクベエの寿命
ヤマネがともだち殺害を企てた場所、及びその成否(フクベエがともだちであったコミックス版では、深夜の母校理科室で殺害に成功。カツマタがともだちであった映画版ではパレード中の影武者を狙った為、殺害に失敗)
万丈目の登場場面の増加、及び死因
小学生時代の池上正人について、容姿端麗で女子にもてていたという役付けの他に、フクベエの友人(フクベエと一緒にカツマタを苛める)という伏線も追加
ケンチャンライスに関わる全伏線エピソードの不採用
通称:神様の老人が、ひみつ基地跡に建設されたボウリング場のオーナーとなっていた時期
仁谷神父の友人であるペリン神父、その弟子であるルチアーノ神父の登場、それに関わる伏線的エピソードの全面不採用
ローマ法王が小龍経由で仁谷神父にディスクを渡すエピソードの全面不採用
ケロヨン渡米に関する全伏線エピソード
友民党独裁体制化崩壊後の国連軍日本駐留・再民主化支援について、全面不採用
原作版で関東軍総統となる青年、スペードの市、ダニー、三ツ木康隆の未登場化
磯野サナエ・カツオ姉弟の両親、及び祖父が反体制の嫌疑をかけられ逮捕・収監されたエピソードが伏線に追加
着流しの男の登場場面、大幅削減
地方の山村でオッチョやワクチン泥棒の男がワクチン不正転売を巡って繰り広げられる伏線エピソードの全面不採用
13番の反ともだちへの転向理由
高須の年齢設定増、人工授精技術で自らとともだちの間に子を設け、カンナと対等となる野心を巡る暗躍の伏線エピソード全面不採用
反陽子爆弾について、新よげんの書ではそのままだが、終盤では中性子爆弾が代用品とされた
[編集] タイアップ・コラボレーション
ケイ・オプティコム『eo光』(唐沢が出演)とのタイアップしたCMが第1章の公開前後に放送された[11]。
日本テレビ『スッキリ!!』(8月4日 - 29日の放送)では、「20世紀の少年たち」と題して出演者の少年時代の話の再現ドラマを放送、映画の子役たちが各キャストに併せて演じた。また第2章、最終章では「20世紀少年からの贈り物」と題し、プレゼント企画を行った。
2008年8月23日から31日に開催された「わくわく宝島」に、巨大ロボットと「ともだちの塔」が展示された。
2008年11月24日放送の『ヤッターマン限定1時間SP』では同作品の実写版の三悪キャストの舞台挨拶が行われた映画館に『22世紀少年』というタイトルのポスターが貼られ、ドクロベエがともだちのシンボルマークの上に現れ、「ドロンジョくん、あそびましょ」と言っていた。
2009年1月26日 - 29日、日本テレビで21時台の番組の放送直前に放送されるミニ番組に"ともだち"が登場した。また、25:44 - 25:54にはカウントダウン番組が行われ、1月30日には見所紹介番組が放送されていた。
[編集] ソフト化
現在、第1章から第3章までがDVD、Blu-rayで発売されている。第1章は2009年1月30日、第2章は2009年8月28日発売。最終章は2010年2月24日発売。 DVDは1枚組の通常版と、封入特典付き2枚組(第1章のみ1枚組)の豪華版、Blu-ray Disc(最終章のみ「DVD豪華版」と同内容のドキュメントDVD付き2枚組、第1章〜最終章共に封入特典無し)で発売されている。 第2章のBlu-ray版で、アナログ出力で視聴した際にハイビジョン画質ではなくスタンダード画質での再生となってしまう不具合が起こっている。なお不具合版と修正版では、ジャケットのvapの文字の色と貼られているシールの色が白から黄色に変更されているので区別することができる。
最終章のDVDおよびBlu-rayには、劇場公開バージョンのほか、上映時間の都合でカットされた約11分を追加した『もうひとつのエンディングバージョン』が収録されている。
他にも原作と第1章を中心としたナビゲートDVD「秘密大図鑑・上巻」や、シリーズ3部作全てを収録したDVDセット(本編のみの3枚組)、及びBlu-rayセット(最終章豪華版DVD・Blu-rayにも収録されているドキュメントDVD付き4枚組)もリリースされている。(DVDセット及びBlu-rayセットは初回限定生産)
表・話・編・歴オリコン週間DVD総合チャート第1位(2009年9月14日付)
9月 7日 不明 | 14日 20世紀少年 第2章 最後の希望(豊川悦司) | 21日・28日 namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009(安室奈美恵)
10月 5日 関ジャニ∞ TOUR 2∞9 PUZZLE(関ジャニ∞) | 12日 4th LIVE TOUR 2009 〜The Secret Code〜 FINAL in TOKYO DOME(東方神起) | 19日 20th Century LIVE TOUR 2009 HONEY HONEY HONEY/We are Coming Century Boys LIVE Tour 2009(20th Century/Coming Century) | 26日 不明
11月 2日 Koda Kumi Live Tour 2009 TRICK(倖田來未) | 9日 5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009(嵐) | 16日 NEWS LIVE DIAMOND(NEWS) | 23日 Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜(Mr.Children) | 30日ターミネーター4 コレクターズ・エディション(クリスチャン・ベール)
12月 7日 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(祝)通算300万枚突破記念(15)(罰)絶対に笑ってはいけない新聞社24時(ダウンタウン) | 14日 ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(ダニエル・ラドクリフ) | 21日 劇場版 空の境界 殺人考察(後)完全生産限定版(アニメーション) | 28日 KAT-TUN LIVE Break the Records(KAT-TUN)
2009 | 2010
表・話・編・歴オリコン週間DVD総合チャート第1位(2010年3月8日付)
1月 4日 トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション(シャイア・ラブーフ) | 11日-18日(合算週) 5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009(嵐) | 25日 Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』(Perfume)
2月 1日 テゴマス 1st LIVE TOUR 2009〜テゴマスのうた〜(テゴマス) | 8日・15日・22日 マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(マイケル・ジャクソン)
3月 1日 ワイルド・スピード MAX(ヴィン・ディーゼル) | 8日 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗(唐沢寿明) | 15日 サマーウォーズ(アニメーション) | 22日 機動戦士ガンダムUC 1(アニメーション) | 29日 TOHOSHINKI VIDEO CLIP COLLECTION -THE ONE-(東方神起)
4月 5日 EXH SPECIAL EXILE ATSUSHI PREMIUM LIVE SOLO(EXILE ATSUSHI) | 12日 COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪(関ジャニ∞) | 19日・26日 ARASHI Anniversary Tour 5×10(嵐)
5月 3日・10日 アバター(サム・ワーシントン) | 17日・24日・31日 Mr.Children DOME TOUR 2009 〜SUPERMARKET FANTASY〜 IN TOKYO DOME(Mr.Children)
6月 7日 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.(アニメーション) | 14日 最後の約束(初回限定版)(嵐) | 21日 30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM(長渕剛) | 28日 帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕 超全集版(特撮(映像))
7月 5日 人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン4(松本人志) | 12日 薬師寺 (初回盤)(堂本剛) | 19日 UVERworld Video Complete -act.1- first 5 years (初回生産限定盤)(UVERworld) | 26日 逃した魚たち〜シングル・ビデオコレクション〜(AKB48)
8月 2日 BANDAGE バンデイジ 豪華版(赤西仁) | 9日 B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME(B'z) | 16日 アリス・イン・ワンダーランド(ジョニー・デップ | 23日 KinKi Kids concert tour J(初回盤)(KinKi Kids) | 30日 アリス・イン・ワンダーランド(ジョニー・デップ)
9月 6日・13日 ONE PIECE FILM STRONG WORLD DVD 10th Anniversary LIMITED EDITION(完全初回限定生産)(アニメーション) | 20日 THANKSGIVING LIVE IN DOME(JUNSU/JEJUNG/YUCHUN) | 27日 Hey! Say! 2010 TEN JUMP(Hey! Say! JUMP)
10月 4日 水曜どうでしょう クイズ試験に出るどうでしょう 四国八十八カ所 釣りバカ対決氷上わかさぎ釣り対決(鈴井貴之、大泉洋、安田顕) | 11日 TOHOSHINKI History in JAPAN SPECIAL(東方神起) | 18日 KODA KUMI LIVE TOUR 2010 UNIVERSE(倖田來未) | 25日 のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スペシャル・エディション(上野樹里)
11月 1日 アイアンマン2 スペシャル・コレクターズ・エディション(ロバート・ダウニー・Jr) | 8日 セックス・アンド・ザ・シティ2[ザ・ムービー](サラ・ジェシカ・パーカー) | 15日 V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN READY?(V6) | 22日・29日 Split The Difference(Mr.Children)
12月 6日 マイケル・ジャクソン VISION(マイケル・ジャクソン) | 13日 EXILE LIVE TOUR 2010 FANTASY(EXILE) | 20日 We are SMAP! 2010 CONCERT DVD(SMAP) | 27日 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 (完全生産限定版)(アニメーション)
2009 | 2010 | 2011
[編集] その他
2008年8月22日午後5時5分頃、撮影中に撮影用クレーンが横転し、クレーン下部の台車を動かしていた男性スタッフ3人が頭を打つなどのけがをした[12]。
ボウリングの振興に貢献した著名人やテレビ番組などを表彰する「第16回ボウリング・マスメディア大賞」で映画「20世紀少年」が、特別貢献賞を受賞した。出演している女優の木南晴夏が出席した。映画にボウリングのエピソードは一切登場しないが、木南晴夏は『ビッグコミックスピリッツ』内のインタビューにおいて収録自体はしたと語っている。内容は『もうひとつのエンディングバージョン』において見ることができる。
2009年8月21日の「金曜ロードショー」で初回放送された第1章(オリジナル版)の、関東地区での視聴率は15.5%。
第22回日本メガネ・ベストドレッサー賞で唐沢寿明がサングラス部門を受賞した。映画「20世紀少年」でのサングラス姿が評価され「サングラス部門賞」に輝いた。
2010年8月13日・20日・27日には「金曜ロードショー」にて全シリーズを3週にわたって一挙放送を行った。第2章と最終章は地上波初放送。最終章のエンドロール後に、劇場版にはない新たなシーンが追加された。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の映画批評コーナー「ザ・シネマハスラー」においては三部作ともに酷評され、シネマハスラー2008年全映画ランキングでは対象38作品中第1章がワースト5位、2009年全映画ランキングでは対象53作品中第2章がワースト6位、最終章がワースト2位を記録している。
2010年12月12日、日本映画専門チャンネルにて全シリーズの劇場オリジナル版を無料放送。
[編集] TVスペシャル
いずれも本編に未公開シーンと新たに撮影されたシーンを加え、新たな角度から描くアナザーバージョンに相当する作品となっている。両作品とも、演出:木村ひさし、総監督:堤幸彦。
『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第1章〜』
第2章公開直前の2009年1月30日21:00 - 22:54、金曜特別ロードショー枠で放映。劇場版第1章でカットされたシーンなどが原作に忠実となるよう構成が編集されている。関東地方における視聴率は18.6%。
『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第2章〜』
最終章公開直前の2009年8月28日21:00 - 23:09、金曜特別ロードショー枠で放映。劇場版になかった着流しの男(演:平田満)が登場するカジノのエピソードや、マルオがともだちを巻き込んで自爆しようとするエピソードが追加されているが、サダキヨやマライア・ブリトニーに関するエピソードは全てカットされており、未収録映像の追加版というより、劇場版とは違う別バージョンとなっている。前週の8月21日に同じく金曜ロードショー拡大枠(20:00 - 22:54)で放送された『本格科学冒険映画 20世紀少年 第1章 終わりの始まり』と2週連続で放送された。関東地方における視聴率は17.5%。
常盤貴子が見たクールジャパン「20世紀少年」最終章SP
日本テレビ(NNN)『NEWS ZERO』のスピンオフ番組として、日本テレビなど5局で放送された特別番組。
表・話・編・歴堤幸彦監督作品
1980年代 バカヤロー! 私、怒ってます 第四話「英語がなんだ」 (1988年)
1990年代 Homeless(1991年) - ![ai-ou](1991年)- オオカミが出てきた日(1992年)- さよならニッポン!(1995年)- 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年)- 新生トイレの花子さん(1998年)
2000年代前半 ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年)- CHINESE DINNER(2001年)- 溺れる魚(2001年) - トリック劇場版(2002年) - ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY(2002年) - Jam Films「HIJIKI」(2002年) -EGG(2002年) - 恋愛寫眞(2003年) - 2LDK(2003年) -ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY(2004年)
2000年代後半 サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜(2006年)- 明日の記憶(2006年)-トリック劇場版2(2006年) - 大帝の剣(2007年) - 包帯クラブ(2007年) - 自虐の詩(2007年) - 銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜(2008年) - 20世紀少年 第1章 終わりの始まり(2008年) - まぼろしの邪馬台国(2008年) -20世紀少年 第2章 最後の希望(2009年) -20世紀少年 最終章 ぼくらの旗(2009年)
2010年代 劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年)-BECK(2010年)
表・話・編・歴2008年日本週末興行収入1位の映画
1月 アイ・アム・レジェンド | アース | スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 | スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
2月 陰日向に咲く | L change the WorLd | L change the WorLd | L change the WorLd
3月 ライラの冒険 黄金の羅針盤 | ドラえもん のび太と緑の巨人伝 | 魔法にかけられて | ドラえもん のび太と緑の巨人伝 | ドラえもん のび太と緑の巨人伝
4月 クローバーフィールド/HAKAISHA | 劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 | 名探偵コナン 戦慄の楽譜 | 名探偵コナン 戦慄の楽譜
5月 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン | 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン | 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン | ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
6月 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 | ザ・マジックアワー | ザ・マジックアワー | インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | 花より男子F
7月 花より男子F | 花より男子F | 崖の上のポニョ | 崖の上のポニョ
8月 崖の上のポニョ | 崖の上のポニョ | 崖の上のポニョ | 崖の上のポニョ | ハンコック
9月 20世紀少年 -第1章-終わりの始まり | 20世紀少年 -第1章-終わりの始まり | ウォンテッド | アイアンマン
10月 容疑者Xの献身 | 容疑者Xの献身 | 容疑者Xの献身 | 容疑者Xの献身
11月 レッドクリフ Part I | レッドクリフ Part I | レッドクリフ Part I | レッドクリフ Part I
12月 ウォーリー | ウォーリー | 地球が静止する日 | ウォーリー
2007 - 2008 - 2009 - 2010 - 2011
表・話・編・歴2009年日本週末興行収入1位の映画
1月 ウォーリー | ウォーリー | 感染列島 | 007 慰めの報酬
2月 20世紀少年 -第2章-最後の希望 | 20世紀少年 -第2章-最後の希望 | ベンジャミン・バトン 数奇な人生 | チェンジリング
3月 おくりびと | ヤッターマン | ヤッターマン | ヤッターマン | ヤッターマン
4月 ドロップ | レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- | 名探偵コナン 漆黒の追跡者 | 名探偵コナン 漆黒の追跡者
5月 名探偵コナン 漆黒の追跡者 | 余命1ヶ月の花嫁 | 天使と悪魔 | 天使と悪魔 | ROOKIES -卒業-
6月 ROOKIES -卒業- | ROOKIES -卒業- | ROOKIES -卒業- | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
7月 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 | ごくせん THE MOVIE | ハリー・ポッターと謎のプリンス | ハリー・ポッターと謎のプリンス
8月 ハリー・ポッターと謎のプリンス | 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー/侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦 | ナイト ミュージアム2 | ナイト ミュージアム2 | 20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗
9月 20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗 | 20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗 | 劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ)/劇場版ペンギンの問題 幸せの青い鳥でごペンなさい | 20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗
10月 20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗 | カイジ 人生逆転ゲーム | カイジ 人生逆転ゲーム | 僕の初恋をキミに捧ぐ
11月 マイケル・ジャクソン THIS IS IT | マイケル・ジャクソン THIS IS IT | マイケル・ジャクソン THIS IS IT | 2012 | 2012
12月 カールじいさんの空飛ぶ家 | ONE PIECE FILM STRONG WORLD | ONE PIECE FILM STRONG WORLD | アバター
2007 - 2008 - 2009 - 2010 - 2011
[編集] 脚注
^ 雑誌『AERA臨時増刊号 AERA in FOLK 〜あれはロックな春だった!』2006年3月18日発売(朝日新聞社)
^ 「20世紀少年」全3部作、スカパー!で無料“イッキ見”(ウェブ魚拓)
^ ナックルズBOOKS「日本のタブー バカは知らない真相報道」(ミリオン出版)、64-72ページ。
^ だがダミアンは2014年に脱退させられた際、悪魔に会ったという発言をしているので矛盾が生じる。
^ 2009年度興収10億円以上番組(日本映画製作者連盟 2010年1月発表)
^ DVD・BD化の際につけられたサブタイトル。公開時のタイトルは「20世紀少年」のみ
^ a b 『週刊ファミ通』9月24日増刊『オトナファミ』October 2009 No.20、15頁。
^ 『週刊ファミ通』9月24日増刊『オトナファミ』October 2009 No.20、68頁。
^ 正確には、“ともだち”=カツマタ(勝俣忠信)役である。
^ 最終章ではもうひとつのエンディングバージョンで出演。
^ 「よげんの書」を捩った「せつやくの書」「おトクの書」が登場
^ 『毎日新聞』2008年8月23日東京朝刊
[編集] 外部リンク
ビッグコミックスピリッツ ギャラリー
実写映画・DVD&Blu-rayリリースサイト
表・話・編・歴第39回星雲賞コミック部門
1970年代 78 地球(テラ)へ…(竹宮惠子) | 79 不条理日記(吾妻ひでお)
1980年代 80 スター・レッド(萩尾望都) | 81 伝説(水樹和佳) | 82 気分はもう戦争(大友克洋) | 83 銀の三角(萩尾望都) | 84 童夢(大友克洋) | 85 X+Y(萩尾望都) | 86 アップルシード(士郎正宗) | 87 うる星やつら(高橋留美子) | 88 究極超人あ〜る(ゆうきまさみ) | 89 人魚の森(高橋留美子)
1990年代 90 So What?(わかつきめぐみ) | 91 宇宙大雑貨(横山えいじ) | 92 ヤマタイカ(星野之宣) | 93 OZ(樹なつみ) | 94 DAI-HONYA(とり・みき) / グラン・ローヴァ物語(紫堂恭子) | 95 風の谷のナウシカ(宮崎駿) | 96 寄生獣(岩明均) | 97 うしおととら(藤田和日郎) | 98 SF大将(とり・みき) | 99 ルンナ姫放浪記(横山えいじ)
2000年代 00 イティハーサ(水樹和佳子) | 01 カードキャプターさくら(CLAMP) | 02 プラネテス(幸村誠) | 03 クロノアイズ(長谷川裕一) | 04 彼方から(ひかわきょうこ) | 05 ブレーメンII(川原泉) | 06 陰陽師(夢枕獏・岡野玲子) | 07 ヨコハマ買い出し紀行(芦奈野ひとし) | 08 20世紀少年、21世紀少年(浦沢直樹・長崎尚志) | 09 トライガン・マキシマム(内藤泰弘)
2010年代 10 PLUTO(浦沢直樹・手塚治虫)
表・話・編・歴講談社漫画賞一般部門
1980年代 82 狩人の星座(里中満智子) | 83 P.S. 元気です、俊平(柴門ふみ) | 84 AKIRA(大友克洋) | 85 おかしな二人(やまさき十三・さだやす圭) | 86 アドルフに告ぐ(手塚治虫) / ホワッツマイケル(小林まこと) | 87 アクター(かわぐちかいじ) | 88 ぼのぼの(いがらしみきお) / ビー・バップ・ハイスクール(きうちかずひろ) | 89 昭和史(水木しげる)
1990年代 90 沈黙の艦隊(かわぐちかいじ) / ゴリラーマン(ハロルド作石) | 91 課長島耕作(弘兼憲史) / 悪女(深見じゅん) | 92 ナニワ金融道(青木雄二) | 93 寄生獣(岩明均) | 94 鉄人ガンマ(山本康人) | 95 花田少年史(一色まこと) | 96 行け!稲中卓球部(古谷実) | 97 ドラゴンヘッド(望月峯太郎) | 98 賭博黙示録カイジ(福本伸行) / 蒼天航路(李學仁・王欣太) | 99 湾岸ミッドナイト(楠みちはる)
2000年代 00 バガボンド(井上雄彦) | 01 20世紀少年(浦沢直樹) | 02 ジパング(かわぐちかいじ) | 03 天才柳沢教授の生活(山下和美) | 04 バジリスク 〜甲賀忍法帖〜(山田風太郎・せがわまさき) | 05 ドラゴン桜(三田紀房) | 06 蟲師(漆原友紀) | 07 おおきく振りかぶって(ひぐちアサ) | 08 もやしもん(石川雅之) | 09 ああっ女神さまっ(藤島康介)
2010年代 10 GIANT KILLING(ツジトモ・綱本将也)
講談社児童まんが賞→講談社出版文化賞→講談社漫画賞(少年部門 | 少女部門 | 一般部門 | 児童部門)
表・話・編・歴第48回小学館漫画賞青年一般部門
青年一般部門 1970年代 75 ゴルゴ13(さいとう・たかを) | 76 あぶさん(水島新司) | 77 のたり松太郎(ちばてつや) | 78 浮浪雲(ジョージ秋山) | 79 土佐の一本釣り(青柳裕介)
1980年代 80 博多っ子純情,がんがらがん(長谷川法世)/じゃりン子チエ(はるき悦巳) | 81 三丁目の夕日(西岸良平) | 82 釣りバカ日誌(やまさき十三・北見けんいち) | 83 陽だまりの樹(手塚治虫) | 84 人間交差点(矢島正雄・弘兼憲史) | 85 ぼっけもん(岩重孝) | 86 美味しんぼ(雁屋哲・花咲アキラ) | 87 HOTEL,マンガ日本経済入門(石ノ森章太郎) | 88 源氏物語(牧美也子) | 89 YAWARA!(浦沢直樹)
1990年代 90 F-エフ-(六田登) | 91 家族の食卓,あすなろ白書(柴門ふみ) | 92 宮本から君へ(新井英樹)/おかみさん(一丸) | 93 風の大地(坂田信弘・かざま鋭二) | 94 墨攻(森秀樹) | 95 ギャラリーフェイク,太郎(細野不二彦)/龍-RON-(村上もとか) | 96 月下の棋士(能條純一) | 97 あずみ(小山ゆう) | 98 味いちもんめ(あべ善太・倉田よしみ) | 99 該当作品なし
2000年代 00 MONSTER(浦沢直樹) | 01 HEAT -灼熱-(武論尊・池上遼一)/赤兵衛ほか(黒鉄ヒロシ) | 02 20世紀少年(浦沢直樹)
一般向け部門 2000年代 03 Dr.コトー診療所(山田貴敏) | 04 医龍-Team Medical Dragon-(永井明・乃木坂太郎) | 05 太陽の黙示録(かわぐちかいじ)/RAINBOW-二舎六房の七人-(安部譲二・柿崎正澄) | 06 弁護士のくず(井浦秀夫) | 07 クロサギ(黒丸・夏原武)/バンビ〜ノ!(せきやてつじ) | 08 岳 みんなの山(石塚真一) | 09 深夜食堂(安倍夜郎)
2010年代 10 闇金ウシジマくん(真鍋昌平)/宇宙兄弟(小山宙哉)
部門別前(1955年〜1974年) | 少年少女部門(1975年〜1982年) | 少年部門(1983年〜2002年)→少年向け部門(2003年〜) | 少女部門(1983年〜2002年)→少女向け部門(2003年〜) | 青年一般部門(1975年〜2002年)→一般向け部門(2003年〜) | 児童部門(1981年〜2002年)→児童向け部門(2003年〜)
「http://ja.wikipedia.org/wiki/20%E4%B8%96%E7%B4%80%E5%B0%91%E5%B9%B4」より作成
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