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リビア・カダフィ大佐の息子:「サルコジ大統領は今もリビアの友人」
11.03.08 by 飛田 正夫 カテゴリー : ニュースあれこれ, 世界の窓
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3月6日夜、フランス国営放送・テレビA2はリビアのカダフィ大佐の息子のセイフ・アルイスラム・カダフィ氏を訪問し、インタビューした内容を伝えた。同氏は「特にサルコジ仏大統領とは以前と同じくリビアの友人だと考えている」と宣言した。「欧州がリビアを支援しなくなったことに失望している」とも発言している。これはセイフ・アルイスラム氏からの発表形式で、A2の放映では3人のジャーナリストが同氏の前に座って聞いている姿は出たが、質問がなされた様子はなかった。
A2テレビによると、セイフ・アルイスラム氏は普段着の姿でインタビュー会場に現れた。カメラが設営されてジャーナリストが集まっているホテルの一箇所の椅子にすわってから、「ようこそリビアに」と挨拶した。
この挨拶の部分からテレビで報道された。(テレビA2での通訳は英語からフランス語でなされた。2〜3人の通訳が以下に話した内容を交互に交代して行っていたようだ。編集は後でなされたようである。)
「まず第一番目に、我々は、サルコジ大統領を我々の友人と考え続ける。リビアの友人として我々は、ここに何度も迎えたし、サルコジ大統領は私の父をフランスに迎えた」
「この3週間、多くの誤解があった。噂や嘘のルポルタージュがあって、それが多くの人々に影響を与えた。フランスの大統領もそこには含まれる」
「欧州が我々を助けに来なければ、リビアは地中海のソマリアになる。シチリア島沖やマルタ島沖バンベドーザ沖などに海賊が出るようになる。移民が数百万人出て、暴動があなた方の玄関先に押し寄せる」
「チュニジアとエジプトは本物の革命で、毎日毎日百万もの人々が道にあふれ、平和的なやり方で武器無しに行ったが、ここはどうか、私に見せてください」
「初めに、人々が死んだ。私はこれを否定しない。しかし、話がそれから完全に異なって、敵側は機関銃や戦車や爆弾を持つようになっている。今では軍人や軍隊が力を握っている。総てのリビア人は自分たちの国のために最後まで戦うだろう。おそらくは人は死ぬだろうが、我々の国は死なない」。
(追記)
同日6日深夜の国営放送3チャンネルなどでは、インタビューの最初の方は伝えられず、移民が押し寄せるという、ところだけが報道されていた。
(ブログ「フラネット」より。若干補足。)
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