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2008.9.20
■ 9・11はヤラセ「事変」■
[ 軍産複合体としての体制問題 ]
[ 政治/経済 » 金融 ]
◎ ブッシュは誰かの手先 ◎
【9・11事件はなんのために起こされた?】
☆−1 9・11事変の創作・捏造
林 秀彦『911・考えない・日本人』(成甲書房,2008年9月20日)は,2001年9月11日に発生した「同時多発テロ」事件〔事変〕に関して,こういう指摘をする。要は「その捏造性をみきわめよ!」というのである。
英語圏で発行される数多くの関連の書物は,この9・11事件がブッシュを手先に使った〈黒幕〉たちの企みである事実を暴いている。だが,日本語に訳されているものがまだ少ないせいで,日本・日本人はまだその仕組みをよく理解していないと,林は説明する。
同書は,9・11事変そのものを分析・解明するのではなく,その周辺に伏在する〈重要な問題〉,いいかえれば「日本・日本人の国際情勢に関する認識の甘さ」をきびしく批判することに重点がある。「911」という題名の一部は,その意味では「売らんがため」の命名でもある。しかし,林は,以下の興味ある指摘を与えている(80−82頁)。
個々の要素には偶然性がまったくない。すべてに必然性がある。その必然性を隠すために,偶然性を使ってカバーする。
だから,出来事の真相を見極めるのに最も有効な手段は,その起きたことに対する情報の中に,どれほどの偶然が含まれているかを見極めることだ。偶然が多ければ多いほど,その情報は熱造成が高い。偶然を取り去れば。残るのは必然要素なのだ。必然には矛盾がなく,偶然には矛盾がある。
911に関するアメリカ政府の発表した情報には,偶然がギュー詰めになっている。たまたまその日は・・・,といった矛盾だ。どんな小さな偶然でも,それを丹念に取り除いていくと,必然要素が残る。
註記) 専門家の観察によれば,この写真はビル火災に原因する爆発ではなく,事前
に仕掛けられた高性能火薬による爆破である。2005年2月,スペインで起きた
高層ビル火災では,ひどく丸焼けになっても,骨組だけはそのままきちんと残
っていた。専門家の目でみると「子どもだまし」に仕掛けた〈爆破→爆発〉の
模様でしかない。当時,この映像をみた専門家は瞬時にこれはおかしいと判断
した。
上層の階から下層の階に向かい「寸時に順番に爆発していった」ことは,現
場に居合わせた多くの人が実際に視認しているのである。−−ひとつひとつの
噴煙が「個別にだがきちんと系統的に仕掛けられた爆発物によってできた」も
のであることは,素人の目にもすぐ分かる。
通常,なにかの原因による爆発は,ある「1個のモノ=爆発の材料」を中心
に発生するはずであるから,このようにたくさんの噴煙がダンゴ状に並んで吹
き出すような光景にはならず,周囲に向って立体球状に一気に拡散するかたち
で爆発する。しかるに,この写真は明らかに,事前に設計された『ビル解体爆
破工事』そのものである。
たまたまその日,24時間迎撃体制を取っている戦闘機の発進がニューヨークのすぐ近くにある米軍基地から遅れた。たまたまその日ブッシュはフロリダの小学校にいた。たまたまラムズフェルトを含め,ペンタゴンの幹部たちは,直撃されたビルの正反対側にいた。たまたまその日は貿易センタービルのオフィスには,政府関係者は出勤していなかった。
しかもたまたまその中には,CIAやFBIをはじめとする政府の秘密情報機関が多く入居していて,たまたまそこに保管されていた重要な秘密書類は灰塵に帰し,たまたまその存在が完全に抹殺された。たまたまアルカイダの幹部たちはその日ワシントンにいたし,同じようにたまたまテキサスの別荘(ブッシュ家のたまたまご近所)にいたビン・ラディンの一家は,他のすべての民間航空機がアメリカ上空の飛行を禁じられていたにもかかわらず,たまたま何機もの飛行機を乗り継ぎ,事件直後に国外に脱出した。
構造的にも物理学的にも,あの種の外的障害ではパンケーキ現象でビルが崩壊することはありえないのに,たまたまあの2棟(及びもう1棟)とも,同様の崩壊現象を起こした。
すでに証明しつくされた9・11の真相暴露は,マシアス・ブロッカーズ(Mathias Broeckers)やボール・トンプソン(Paul Thompson)らの著作に詳密に記述され,以上の「たまたま」を網羅している。どの国の法廷であろうと,林の読んだ書物だけに書かれている物的証拠だけですら,無視することは不可能で,被告「アメリカ政府」は有罪になる。問題は,たまたま彼らを訴えている人びとが,あまりにも無力だということだ(82頁)。
思いだせば「満洲事変」(1931・昭和6年9月18日)も当時,満洲国の関東軍にいた石原莞爾参謀たちが主謀して起こした戦争であった。天皇をはじめ一部の軍部・政治家はその真相をしっていたが,日本帝国臣民がその事変が起こされた本当の理由をしるには,敗戦後に「日本国」民となるまで俟たねばならなかった。日本は,帝国軍人や皇族・華族たちの戦争責任をみずから追及することにはならず,アメリカ「帝国」を中心とする連合軍が開廷させた東京裁判〔極東国際軍事裁判〕に措置に全面的にゆだねた。昭和天皇自身とその一族は生き長らえることができた。
A級戦犯・BC戦犯の指定,各界における公職追放など,GHQ=「官軍による裁き」は,敗戦国日本として不承不承ながらも甘受せざるをえなかった。最近は,この裁きの顛末を受けいれたことが我慢できず,「自虐史観」とやらを申したてる「中途半端な国粋主義者」「勉強不足の曖昧右翼」も群生している。しかし,天皇・天皇制の存続を認めてくれたアメリカさんに,いまさら本気で楯突く気もないのであれば,なにもいっても蟷螂の斧でしかない。
戦前とちがいいまでは,国家主義者や右翼思想の持ち主は「アメリカ大好き」人間のほうに偏っている。ずいぶん様がわりしたものである。
林 秀彦『911・考えない・日本人』は,こう論断する。
有り余るほどの911捏造・ヤラセの物的証拠,状況証拠を,アメリカ以外の国連加入国が提出し,あの事件がアラブ・テロなどとはまったく関係ないアメリカの自作自演で,それによってサダム・フセインを殺し,イラクを蹂躙し,国際法違反の拷問を実行し,自国アメリカの憲法を無視してアフガニスタンに侵攻し,石油と麻薬の利益を確保し,イルミナティの差し金どおりに動いていることを諸国一致で弾劾すべきなのである。また,あの世界貿易センタービルには,抹消したい数々のアメリカに不都合な国家機密が保管されていて,それを一時に消滅させ,しかも自らの手で隠滅したのではないと世界に考えさせる手段にも利用された。
911の発生原因・理由は,実に複雑な複合動機なのだ。
人類史を全面的に書き換える,巨大悪の定着を意味する。
しかし,国連にその動きはない。今後もありえない。
なぜなら他国の首脳たちは,すべてをわかった上で,アメリカの悪に対抗する悪を発揮させている。目には目を,歯には歯をだ。
・・・中略・・・
ポスト・アメリカの計算は,すでに諸国で始まっているのだ。なぜ日本だけが,アメリカと共倒れをしなくてはならないのか? そんな義理はまったくない。いや,この「義理」が,日本語にしか通じない「無意味語」なのだ(110−111頁)。
☆−2 この地球上は独裁だらけ
英語の得意な人は,ブロッカーズやトンプソンの本を直接読めばいい。インターネット上には,前段の主張を裏づける記述・画像・動画が満ちあふれている。それでも,完全なイカサマ選挙で2期めまでアメリカ大統領を務めてきたブッショ君の「計画的な殺人罪=自国人の集団虐殺」を問題にできないアメリカ民主主義の状態は,逝かれて〔イカレテ〕しまったも同然である。
よくいわれるように「1人の人間を殺したら」大犯罪なのに,数千・数万以上の単位で人類を殺しても,誰もその罪状を問われない。こういう世の中:地球上の価値観が大手を振ってまかりとおるのであれば,なにをかいわんやである(毛沢東の写真は,http://a340.oops.jp/mao/mao01.html より)。
☆ 近くは,1960年前後の飢餓や中国文化大革命の時期において数千万人の中国人同胞を,平然と死なせ,殺してきた毛 沢東。
☆ それより少し以前,やはり数千万人のロシア人たちを,下手くそな強圧的国家行政で餓死させ,他者不信ゆえ,殺してきたスターリン。
☆ 第2次大戦中に,主にユダヤ民族など6百万人以上を意図的して確実に殺してきたヒトラー。
サブプライム問題に発したアメリカ経済のヨレヨレ状態は,この国の本当の実力がボテボテの〈骨ソショウ〉のような症状におちいっている事実を,もういい加減,さらけ出しつつある。こんなアメリカの子分役の立場に甘んじながらヘイコラばかりしてきたこの国=日本は,いち早く,本格的に自立する方途が緊急に要求されている。
林 秀彦いわく,この地球世界における「結論は,哲学性を完全に失う人間の世界であ」り,「ユダヤ・キリスト教の最古の予言『最後の審判』が911だ」と。「予言が哲学を叩きのめし,《選ばれた彼ら》=《ファイナル・エリート》だけが生き残る世界が到来した。それこそが最後に残った『必然』なのである。『信じるものは,幸いなり』は真実だった。ファイナル・エリートはこの必然を信じている。まさしく,最後の審判を一字一句信じ,兎の毛でついたほどの疑いも持っていない」(83頁)。
Posted by 日本経営学界を解脱した社会科学の研究家 at 07:08:56 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0)
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