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http://www.jstage.jst.go.jp/article/segj/59/6/59_515/_article/-char/ja
浅層反射法地震探査により明らかになった活断層の地下構造:最近 10 年の成果と今後の課題
石山 達也1), 佐藤 比呂志2)
1) 独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層研究センター
2) 東京大学地震研究所 地震予知研究推進センター
(原稿受付 December 19, 2006)
(受理 February 13, 2007)
要旨 1995 年兵庫県南部地震以降,活断層の地下構造解明を目的に行われた浅層反射法地震探査の成果と,浮き彫りになった新たな課題について議論した。これまでの探査結果からは,特に伏在する逆断層に伴う複雑な構造がイメージングされ,単に断層構造の認定だけではなく,地表変形を含む様々な空間・時間スケールの変形構造の統合的解釈・モデル化の必要性が明らかになった。将来の課題としては,(1)活断層の 3 次元的形状の解明,(2)セグメント境界の構造の解明,(3)上部更新統・完新統の高解像度イメージング手法の開発と深部構造探査を含む様々な空間スケールの構造探査,を挙げた。これらを含む多くの地学的課題について,探査地球物理学が果たす役割は今後も大きい。
キーワード: 活断層・反射法地震探査・地下構造・変動地形学・構造地質学・探査地球物理学
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石山 達也, 佐藤 比呂志 (2006): 浅層反射法地震探査により明らかになった活断層の地下構造:最近 10 年の成果と今後の課題 , 物理探査, 59, 515-524 .
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doi:10.3124/segj.59.515
JOI JST.JSTAGE/segj/59.515
Copyright (c) 2010 社団法人 物理探査学会
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