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40キロ圏土壌に放射性物質、日本政府は監視強化−「再臨界」はない(1) 2011/03/31 13:53 JST
東京電力福島第一原子力発電所から40キロ圏にある飯館村で避難基準を超す放射性物質が検出されたとの
報告を受けて日本政府は31日、土壌監視を強化する方針を打ち出した。
避難指示地域外の土壌に放射能汚染が広がった可能性ある。
枝野幸男官房長官は会見で、国際原子力機関(IAEA)の報告で土壌放射線量を精緻にモニタリングする方針を示した。
長期間いると蓄積で健康被害の可能性がある放射線量だとして、避難地域をすぐに拡大するものではないとした。
IAEAは30日、福島県飯館村で避難勧告基準の約2倍の放射性物質が見つかったとして、
日本政府に慎重に状況を把握するよう助言した。
日本政府は原発20キロ圏内に避難指示、20−30キロ圏には屋内退避を指示している。
飯館村はさらにこの外側の地域に位置している。
IAEAは福島第一原発について「再臨界」の可能性もあるとみて分析作業を進めていることも明らかにした。
再臨界は、原子炉内で核分裂による連鎖反応が継続している臨界が停止した後、
何らかの理由で核分裂が再び始まり制御できない状態。
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は会見で、再臨界の可能性はないとの見方を示した。
「必要なところにホウ酸を入れ、冷却も行っている」として予防措置を取っていることを示した。
保安院はまた福島第一原発の南放水口付近の海水から基準値の4385倍に当たるヨウ素131を計測したと発表した。
ヨウ素131については30日、3355倍を検出したと発表しており、濃度が上昇したことになる。
●再臨界は考えにくい
再臨界については東電も会見で「原子炉は停止しており、こうした中での再臨界は考えにくい」と説明した。
枝野官房長官も、あらゆる可能性を否定できないことは共有していると前置きして
「そうした事態が生じているという明確な兆候があるわけではないということも言って頂いている」
と認識に大きなずれはないと強調した。 (以下略)
Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aSPUb_az6buY
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