http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/351.html
Tweet |
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/tppa-b55c.html
2011年3月11日 (金)
新たに暴露されたTPPA文章はアメリカが強硬姿勢であることを示している
tppwatch.org
Media Release: ジェーン・ケルシー教授。2011年2月17日木曜日
今週サンチャゴでの環太平洋戦略的経済連携協定交渉において、再び秘密文書が暴露されたが、今度はアメリカ合州国の交渉文に関わるものだ。
文章で、アメリカが、知的財産権について、ニュージーランド提案と全く対照的で、非常に攻撃的な姿勢をとっていることが確認できると、交渉に正規登録した“利害関係者”としてサンチャゴ滞在中のジェーン・ケルシー教授は語っている。
文章を読んだ人々は、オーストラリアのアメリカとの自由貿易協定を基に作られていると報告していると、彼女は語っている。
“著作権に関しては、例えば、アメリカは著作権利用者に対し、論議を呼ぶ制限を提案しているが、例外規定部分には“後で具体的な文字が入る場所を示す記号”が置かれている。”
“影響を受ける二つの分野は、並行輸入とインターネットを使った一時的複製だ。”
“並行輸入条項は、著作権のある書籍、音楽CDやDVD等の低価格品に対し、厳しい制限を課すだろう。”
一時的複製条項の下では、作成されたデジタル・メディアのあらゆる利用は、コンテンツの所有者の管理下となる。
消息筋は下記の様に説明したとジェーン・ケルシー教授は語っている。“言い換えれば、記事を誰かに電子メールで送信する際の付随的なコピー等は、そうした行為が除外とされていない限り、権利所有者の管理の枠外では、インターネット経由で行うことはできないのです。”
こうした方法では、それを避けるため複数の例外が必要となり、インターネット利用が全く実用的でなくなってしまいます。アメリカには膨大な例外事項があるのに、明らかに、他国には同じことをして欲しくないのですと、ケルシー教授は語っている。
“つまりアメリカは、こう言っているわけです。“我々はアメリカ国内で、全ての好きなコンテンツを無料で利用できるが、我々が国内では支払っていないものに対し、あなた方には、アメリカの多国籍企業に支払って欲しいのだ”と、アメリカの文章を読んだ別の情報筋は語っている。
“アメリカには、知的財産権ということになると特に強硬だという実績があり、最後までもめることが多い。”
“アメリカは、ニュージーランドに対し、強硬な姿勢でくることが予想されます。ニュージーランド側の交渉者も、同様に屈服しないよう期待すべきです”とケルシー教授は語っている。
記事原文のurl:tppwatch.org/2011/02/17/new-leaks-of-tppa-text-show-u-s-is-playing-hardball/
----------
同じ人種のニュージーランド人に対しても容赦ないようだ。まして日本。屈服しないよう期待すべくもない。65年間、一度として屈服しなかったことはないのだから。
石原知事が大地震の最中に出馬表明。松沢神奈川県知事、都政の市場経済運営を目指すワタミの渡辺美樹が出揃ったあとで、うまい日程のはずだった。地震さえなければ。さらには東国原も立候補か。本格的大根戦。
余りに不思議なタイミングの巨大地震。
福島原発、冷却水用の非常電源が全て動かないという。メルト・ダウンと無縁だろうか?
前日読んだ新潮文庫、小川未明童話集の一話「赤いろうそくと人魚」を思い出している。あの主題、今の日本を連想させるのだ。最後の文のみ引用しておこう。
幾年もたたずして、そのふもとの町はほろびて、なくなってしまいました。
2011/3/12 2:16追記:
現在、福島原発のメルトダウンが始まっていると政府?が認めていると、テレビが報道している。広島・長崎に、生体実験としての原爆投下をされた国で、とうとう世界初のメルトダウンがおきようとしているのだろうか。
ロサンゼルス地震で、道路が崩壊した際、「日本の道路技術力は高いので、同じことは起きない。」というのが学者の説だった。そして阪神大震災、何が起きただろう。
チェルノブィリ事故の際、「日本の原発技術力は高いし、方式も違うので、同じような大事故は起きない。」というのが公式発表だったろう。全世界に、真実が明らかになる。
2011年3月11日 (金) TPP, アメリカ, 地震・津波・原発・核, 新自由主義 | 固定リンク
|
« オバマ大統領、2012年度予算でベネズエラ反対派向け資金援助を要求 | トップページ | ルーマニア労働者階級にとっての民営化の帰結-近うて遠きもの・遠くて近きもの »
「TPP」カテゴリの記事
北方四島は返却すべきだ(モスコフスキー・コムソモーレツ)(2011.03.23)
日本の郵政民営化についての書簡 ラルフ・ネーダー(2009.02.10)
TPPAとは何か?TPP Watch(2011.03.04)
TPPA文書公開を要求する署名公開質問状(2011.03.15)
新たに暴露されたTPPA文章はアメリカが強硬姿勢であることを示している(2011.03.11)
「アメリカ」カテゴリの記事
北方四島は返却すべきだ(モスコフスキー・コムソモーレツ)(2011.03.23)
今度は地球丸ごと道連れ(2011.03.21)
東電、米国で原発建設予定: 日本の悲惨な原発運営者の貸借対照表情報無し(2011.03.19)
ハワード・ジン「歴史の効用とテロリズムに対する戦争」を語る(2007.03.31)
日本の郵政民営化についての書簡 ラルフ・ネーダー(2009.02.10)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。