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明治三陸地震・wikipedia(昔も大地震があったから天災ではなく、過去の急所を核で刺激するのが地震兵器だと思います)
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投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 3 月 23 日 16:19:39: 4sIKljvd9SgGs
 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E4%B8%89%E9%99%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87
明治三陸地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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明治三陸地震

津波で水に浸かった家屋(場所は不明)


本震
発生日 1896年(明治29年)6月15日
発生時刻 19:32:30
震源の深さ km
規模 マグニチュード(M)8.2〜8.5
最大震度 震度3程度:
津波 綾里湾(現・大船渡市):38.2m
地震の種類 海溝型地震
被害
死傷者数 死者:2万1915名
行方不明者:44名
負傷者:4398名
被害地域 北海道から宮城県までの太平洋沿岸

明治三陸地震(めいじさんりくじしん)は、1896年(明治29年)6月15日午後7時32分30秒に発生した、岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖200km(北緯39.5度、東経144度)を震源とする地震。M8.2〜8.5という巨大地震であった。

地震後の津波が本州観測史上最高の波高38.2mを記録するなど津波被害が甚大だったこと、および、この津波を機に、明治初年にその名称が成立したあとも、行政地名として使われるのみで一般にはほとんど使われていなかった「三陸」という地名が知られるようになり、また「三陸海岸」という名称が生まれた[1]ことで知られる。

目次
1 概要
2 明治三陸大津波
3 被害
4 メカニズム
5 余波
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク

[編集] 概要
宮古測候所の地震計も5分間の揺れを記録していた。しかし、各地の震度は2〜3程度であり、誰も気にかけない程度の地震だった。地震による直接的な被害はほとんどなかったものの、大津波が発生、甚大な被害をもたらした。

低角逆断層(衝上断層)型の海溝型地震と推定される。三陸沖地震の1つと考えられ、固有地震であるが、震源域は特定されていないため、発生間隔は数十年〜百数十年とやや精度に欠ける。

[編集] 明治三陸大津波
大津波の第一波は、地震発生から約30分後の午後8時2分に記録されている。到達した範囲は北海道から宮城県にわたった。

波高は、北海道の襟裳岬では4m、青森県三戸郡八戸町近辺(現・八戸市)で3m、宮城県牡鹿郡女川村(現・女川町)で3.1mであったが、岩手県の三陸海岸では下閉伊郡田老村(現・宮古市)で14.6m、同郡船越村(現・山田町)で10.5m、同郡重茂村(現・宮古市)で18.9m、上閉伊郡釜石町(現・釜石市)で8.2m、気仙郡吉浜村(現・大船渡市)で22.4m、同郡綾里村(同)で21.9mと軒並み10mを超える高さを記録している。 

特に綾里湾の奥では入り組んだ谷状の部分を遡上して、日本の本州で観測された津波では最も高い波高38.2mを記録した[2]。

[編集] 被害
人的被害
死者:2万1915名
行方不明者:44名 (合計・2万1959名→北海道:6名、青森県:343名、岩手県:1万8158名、宮城県:3452名)
負傷者:4398名
物的被害
家屋流失:9878戸
家屋全壊:1844戸
船舶流失:6930隻
その他:家畜、堤防、橋梁、山林、農作物、道路など流失、損壊。
[編集] メカニズム
明治三陸地震は、震度が小さいにもかかわらず、巨大な津波が発生し、2万人を超す犠牲者が出た。これは、この地震が巨大な力(M8.2〜8.5)を持ちながら、ゆっくりと動く地震だったためである。最近の研究では、この時、北米プレートと太平洋プレートが幅50km、長さ200kmにわたって5〜6mずれ動いたことが分かってきた。太平洋プレートの境界面には柔らかい堆積物が大量にたまっており、それが数分にわたってゆっくり動いたと推定される。その独特の動きが激しく揺れる地震波よりもはるかに大きなエネルギーを海水に与えたと考えられる。

また、地震動の周期自体も比較的長く、地震動の大きさの割に人間にはあまり大きく感じられない、数秒周期の揺れが卓越していた。このため、震度が2〜3程度と小さく、危機感が高まりにくかったと考えられる。

後年、このような地震のタイプを「津波地震」もしくは「ゆっくり地震」と言うようになった。

[編集] 余波
ハワイ:全振幅2.5m〜9m、若干の被害が生じる。
サンタクルス:高さ2mを観測。
[編集] 脚注
[ヘルプ]
^ 地名「三陸地方」の起源に関する地理学的ならびに社会学的問題 (PDF)(岩手大学教育学部)
^ 吉村昭『三陸海岸大津波』で、この地震に関する証言収集のために、1970年に岩手県田野畑村羅賀を訪問した際、津波当時10歳であった老人から標高50m近くあった自宅に津波が浸水してきたという証言を得た(文春文庫版『三陸海岸大津波』p25-27、新版2004年、ISBN 978-4-16-716940-4)と記すが、海洋学者の三好寿は、件の老人の家は国土地理院の地図によると海抜25メートル程度に位置し、50メートルという値は、老人と著者吉村との会話の食い違いから生じた誤認であったと見解を示す(『津波のはなし』、新日本出版社、1984年)。
[編集] 関連項目
昭和三陸地震
東北地方太平洋沖地震
[編集] 外部リンク
1896.6.15明治三陸地震津波の北海道における被害に関する文献調査(災害)北海道大学大学院工学研究科
明治三陸地震津波の浸水範囲(釜石港救援情報図) (PDF) - 釜石海上保安部 Kamaishi Coast Guard Office
表・話・編・歴1850年以後に発生した日本の主な大地震・被害地震

1850 - 1899 1853 小田原 (M6.7) | 1854 伊賀上野 (M7.4) - 安政東海 (M8.4) - 安政南海 (M8.4) | 1855 飛騨 (M6.8) - 宮城県沖 (M7.3) - 安政江戸 (M6.9) | 1856 十勝沖 (M7.7) | 1857 芸予 (M7.3) | 1858 飛越 (M6.7) - 青森県東方沖 (M7.3) | 1861 宮城県沖 (M7.3) | 1872 浜田 (M7.1) | 1877 イキケ (M8.3) | 1881 国後島沖 (M7.0) | 1889 熊本 (M6.3) | 1891 濃尾 (M8.0) | 1892 能登 (M6.4) | 1893 色丹島沖 (M7.0) | 1894 根室半島沖 (M7.9) - 明治東京 (M7.0) - 庄内 (M7.0) | 1895 茨城南部 (M7.2) | 1896 明治三陸 (M8.5) - 陸羽 (M7.2) | 1897 宮城県沖 (M7.4) - 三陸沖 (M7.7) | 1898 宮城県沖 (M7.2) | 1899 紀和 (M7.0) - 日向灘 (M7.1)

1900 - 1949 1900 宮城県北部 (M7.0) | 1901 奄美大島沖 (M7.3) - 青森県東方沖 (M7.4) | 1902 青森県東部 (M7.0) | 1905 芸予 (M7.2) | 1906 熊野灘 (M7.5) | 1909 房総沖 (M7.5) - 江濃 (M6.8) - 沖縄 (M6.2) - 宮崎県西部 (M7.6) | 1911 喜界島 (M8.0) | 1913 日高沖 (M7.0) | 1914 桜島 (M7.1) - 秋田仙北 (M7.1) | 1915 十勝沖 (M7.0) - 宮城沖 (M7.5) | 1916 明石海峡 (M6.1) | 1917 静岡 (M6.3) | 1918 ウルップ島沖 (M8.0) | 1921 茨城南部 (M7.0) | 1922 浦賀水道 (M6.8) - 島原 (M6.9) | 1923 茨城県沖 (M7.3) - 種子島近海 (M7.1) - 関東(関東大震災) (M7.9) | 1924 丹沢 (M7.3) | 1925 北但馬 (M6.7) | 1927 北丹後 (M7.3) | 1930 大聖寺 (M6.3) - 北伊豆 (M7.3) | 1931 西埼玉 (M6.9) - 日向灘 (M7.1) | 1933 昭和三陸 (M8.1) - 能登 (M6.0) | 1935 静岡 (M6.4) | 1936 河内大和 (M6.4) - 宮城県沖 (M7.4) - 新島近海 (M6.3) | 1937 宮城県沖 (M7.1) | 1938 屈斜路湖 (M6.1) - 宮古島北西沖 (M7.2) - 福島県東方沖 (M7.5) | 1939 男鹿 (M6.8) - 日向灘 (M6.5) | 1940 積丹半島沖 (M7.5) | 1941 長野 (M6.1) - 日向灘 (M7.2) | 1943 青森県東方沖 (M7.1) - 鳥取 (M7.2) - 長野県北部 (M5.9) | 1944 昭和東南海 (M7.9) | 1945 三河 (M6.8) - 青森県東方沖 (M7.1) | 1946 昭和南海 (M8.0) | 1947 与那国島近海 (M7.4) | 1948 和歌山県南西部 (M7.0) - 福井 (M7.1) | 1949 安芸灘 (M6.2) - 今市 (M6.4)

1950 - 1999 1952 十勝沖 (M8.2) - 大聖寺沖 (M6.5) - 吉野 (M6.7) | 1953 房総沖 (M7.4) | 1955 徳島県南部 (M6.4) | 1956 白石 (M6.0) | 1958 石垣島近海 (M7.2) - 択捉島沖 (M8.0) | 1960 チリ (M9.5) | 1961 長岡 (M5.2) - 日向灘 (M7.0) - 釧路沖 (M7.2) - 北美濃 (M7.0) | 1962 十勝沖 (M7.1) - 宮城北部 (M6.5) | 1964 新潟 (M7.5) | 1965 静岡 (M6.1) | 1966 与那国島近海 (M7.6) | 1968 えびの (M6.1) - 日向灘 (M7.5) - 十勝沖 (M7.9) | 1969 北海道東方沖 (M7.8) - 岐阜県中部 (M6.6) | 1972 石垣島南方沖 (M7.4) - 八丈島東方沖 (M7.2) | 1973 根室半島沖 (M7.4) | 1974 伊豆半島沖 (M6.9) | 1978 伊豆大島近海 (M7.0) - 択捉島沖 (M7.5) - 宮城沖 (M7.4) | 1980 千葉県中部 (M6.0) | 1982 浦河沖 (M7.1) | 1983 日本海中部 (M7.7) - 山梨県東部 (M6.0) | 1984 鳥島近海 (M7.9) - 日向灘 (M6.6) - 長野県西部 (M6.8) | 1987 千葉県東方沖 (M6.7) | 1989 岩手県沖 (M7.0) | 1993 釧路沖 (M7.5) - 北海道南西沖 (M7.8) | 1994 北海道東方沖 (M8.2) - 三陸はるか沖 (M7.6) | 1995 兵庫南部(阪神・淡路大震災) (M7.3) - 択捉島沖 (M7.7) | 1998 石垣島南方沖 (M7.7)

2000 - 2049 2000 根室半島沖 (M7.0) - 三宅島 (M6.5) - 鳥取県西部 (M7.3) | 2001 芸予 (M6.7) - 与那国島 (M7.3) | 2003 三陸南 (M7.1) - 宮城北部 (M6.4) - 十勝沖 (M8.0) | 2004 紀伊半島南東沖 (M7.4) - 新潟県中越 (M6.8) - 釧路沖 (M7.1) | 2005 福岡県西方沖 (M7.0) - 宮城南部 (M7.2) - 三陸沖 (M7.1) | 2007 能登半島 (M6.9) - 新潟県中越沖 (M6.8) - 茨城県沖 (M7.0) | 2008 岩手・宮城内陸 (M7.2) - 岩手県沿岸北部 (M6.8) - 十勝沖 (M7.1) | 2009 駿河湾 (M6.5) | 2010 沖縄本島近海 (M7.0) | 2011 東北地方太平洋沖 (M9.0) - 長野県北部 (M6.7) - 静岡県東部 (M6.4)

地震の年表 - 日本の地震

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E4%B8%89%E9%99%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87」より作成
カテゴリ: 日本の地震 | 津波 | 1896年の災害 | 明治時代の災害 | 北海道の歴史 | 青森県の歴史 | 岩手県の歴史 | 宮城県の歴史 | 大地震
 

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