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http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=6445842&id=1871647747
藤井昇氏は、現在、藤井厳喜氏と改名して活躍中の国際問題評論家です。
古い本ですが、その藤井氏の1984年の著作「世界経済大予言」(カッパブックス)の中に、次の様な逸話が紹介されて居ます。非常に面白い話なので、お読み下さい。
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ところで600万人ものアメリカのユダヤ人というのは、ほとんどがヨーロッパの戦地を生きのびて、アメリカへ戦後やって来た人なのです。彼らはあのナチスの体験を直接知っているか、知らなくても、その体験を親から聞いているわけです。何かことがあれば、石もて追われるのはユダヤ人だという気持ちがあります。「いざというとき帰っていけるイスラエルという国を守らねば」というのが心のテーマになります。
また、イスラエルのほうでは、600万人の虐殺の恐怖を忘れないように、世界のユダヤ人に訴えるわけです。特に、アメリカのマス・メディアは三大ネットワークをはじめ、ユダヤ人の力が強く、重要な出版社もユダヤ人が主流です。
じつは、この件に関しておもしろい話があります。私たちのグループで、この本の協力者でもあるユダヤ人のリチャード・メルソン氏が、こんな話をしてくれました。それによると、最近は、イスラエルが、アメリカ人にとっても、やっかいな存在になっているというのです。「とにかくアラブは金があるんだから仲よくすでばいいじゃないか。パレスチナ人は国が欲しいんだから、つくってやって、一緒に世界経済をよくすることを考えようじゃないか」という風潮が、アメリカでだいぶ高まっているというのです。
これは、まさにイスラエルのピンチで、こういうときは、まず出るものがあると、彼は二つの例をあげたのです。一つが『ウィンズ・オブ・ウォー』といって、今のユダヤ人の年寄りたちに非常に影響力のあった小説で、これがリバイバルするであろうということ。そしてもう一つは『ケイン号の反乱』の復活です。これもユダヤ人の小説で、映画にもなったので有名ですが、リバイバルすると予言したのです。
その一ヵ月後『ウィンズ・オブ・ウォー』がテレビで放映され、大きな話題となりました。『ケイン号の反乱』のほうもリバイバルされ、劇場にかかったようです。
(藤井昇&ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ『世界経済大予言』(カッパブックス・1984年)40〜42ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A4%A7%E4%BA%88%E8%A8%80%E2%80%95%E9%AB%98%E5%BA%A6%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8C%96%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%B3-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E6%98%87/dp/4334004180/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1348046714&sr=1-2
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アメリカのユダヤ人達が、実は、一枚岩ではなく、パレスチナ問題を巡って1980年代から既に分裂して居た事が分かる逸話です。
又、ユダヤ人の多くが、本心ではイスラエルをどう見て居るか、を知る上でも、興味深い逸話です。
下のロムニー氏の発言は、非常に計算された「発言」である様に思はれます。
平成24年(西暦2012年)9月19日(水)
西岡昌紀(内科医)
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ロムニー氏がまた問題発言、「パレスチナ人は和平望んでない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2158655&media_id=52
ロムニー氏がまた問題発言、「パレスチナ人は和平望んでない」
ロイター - 09月19日 07:50
[ワシントン 18日 ロイター] 米共和党の大統領候補ロムニー前マサチューセッツ州知事が、5月にフロリダ州で開催された資金集めイベントで「パレスチナ人は和平を望んでいない」と発言していたことが18日分かった。
この発言は、非公開の同夕食会を隠しカメラで撮影した映像で発覚。米誌マザージョーンズがウェブサイトで公表した。その中でロムニー氏は「政治的な理由から、パレスチナ人は和平を望んでいない」と述べ、和平は不可能との見方を示した。
マザージョーンズは前日にも別のビデオを公開し、ロムニー氏がオバマ大統領の支持層のことを「政府に依存している」などと語っていたことが分かり、物議を醸していた。
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