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中東人同士の争いに自国民を失うアメリカ
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/856.html
投稿者 チベットよわー 日時 2012 年 9 月 16 日 16:57:08: Xy93FIMaJupUQ
 


アメリカ在住のエジプト人ナコーラの手によって製作された映画「Innocence of Muslims」
がエジプトのTVで紹介されたことをきっかけに、イスラム世界で抗議の暴動に火がつき世界的な
反米デモに発展した。

在リビアの米国大使をはじめ、攻撃のターゲットになった被害者もあとを絶たず、これからも
イスラム圏やムスリム移民の多い地域では、米人に安全の保証はないだろう。
中国で日本人が槍玉にあげられているのと同時に進行する暴動だけに極東への影響も
決して見逃せない。

ところで、LAで公開され、あまりの不入りにお蔵に入ってしまったこの自主制作映画であるが、
そんな誰も知らないような映画が本当にイスラム世界を全て敵にまわすほどの効果があったのか?

クリエイターは、エジプトのキリスト教徒社会出身の米人である。アメリカでアメリカのキャストで
作った映画とはいえ、「エジプト人によって作られた映画」つまり中東からでてきた産物なのだ。

ナコーラは覚醒剤の製造で有罪判決を受け懲役刑に服した過去、そして破産の経歴を持つ
とんでもなく素行の悪いマイノリティー移民であり、社会的な地位は実にないといってもいい。
今回の映画製作も富裕層出身の嫁の実家に捻出させているわけで、エジプトの資本金でできた映画だったのだ。

米国市民でありながら通訳をつけないと米社会でやっていけないことも指摘されており、
本当にこの男の作った作品が、アメリカを代表するなんてことになるのかは非常に疑わしい。
たとえばこの映画がアメリカの政府を批判して合衆国の憲章を冒涜するような内容であったなら
アメリカ人のほうはといえば「こんなのは子供の悪戯のようなもの」と取り合わなかったであろうことは
想像に難くない。

しかしオバマやクリントンからの映画への批判も何の気休めになることもなく、まだイスラム世界は
必死で抗議の声をあげ、暴力に訴えている。彼らにとっては、ナコーラがエジプト人であろうが、
どれだけ犯罪歴のある馬鹿者でアメリカ人にも同胞だとはみなされてなかろうが、ギャグで作ったような
B級低予算映画であろうが、そんなことはどうでもいいことで、イスラムを冒涜する映画がMade in USA
であればアメリカを聖戦のターゲットにする、と単純明快な報復処置なのだ。

彼らの99%はおそらく映画を見てさえいないだろうし、アラブ人が作っていたということも知らないだろう。
「どんな奴だろうがイスラムへの冒涜は許されない」とする完全な平等主義がひきおこしているのが一連の
死傷者を出したデモなのだ。製作者のレベルを査定し、「こいつらの言うことなんか相手にしない」と
我々自由世界の大人がやるようなあきらめを持たず、とことん追いかけるムスリムはただ未成熟なのか
それともそれだけ信心が強いのか・・・・どちらだろうか。

 

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コメント
 
01. 2012年9月17日 06:56:14 : Vq6QJzCOdg
イスラム教に反感を抱く層が多い米国民が抱くムハンマドのイメージと、
あの映画におけるムハンマド像は、それほど乖離しているわけではないよ。
オバマやクリントンの弁明が、
表面的なものとしてイスラム教徒に受け入れられない理由もそこにある。

02. 2012年9月17日 15:57:44 : hKeVqFupFI

ん????????

映画作ったのはアラブ人だった、という記事ですよね。


03. 2012年9月17日 21:58:10 : 0gOE9iH1O2
>我々自由世界の大人が

爆笑い)
イデオロギーオンチのオッサンが利いた風なセリフなど吐かない方がいいのでは、、、www


04. 2012年9月17日 23:01:01 : hKeVqFupFI

ん???????

イデオロギーの問題でなく、報道上、出版上の常識ですよね。


05. 2012年9月17日 23:13:50 : 0gOE9iH1O2
>イデオロギーの問題でなく、報道上、出版上の常識ですよね。

イデオロギーオンチの証明ww

「報道上、出版上の常識」もまた、(イデオロギー上の問題を問わず)自明のものとした80年代以降、より直接的には冷戦以後の「常識」=思い込みに過ぎないのw


06. 2012年9月17日 23:25:15 : 0gOE9iH1O2
追加)

その証拠に、60年代、70年代に掛けての資料を探索しても、「自由世界」なるこっ恥ずかしいセリフ吐いてる「報道」や「出版」なんて、殆ど見当たらないぜ。

全体として、日本社会がアメリカっぽく、バカっぽくなってからは、その文句が、護符みたいに、やたら目に付くがな。


07. 2012年9月18日 07:38:35 : hUa4tY5Gfg
>2
製作者がエジプト人あろうが米国籍を有しており、
中東からでてきた産物という指摘には無理がある。
社会的地位のないマイノリティー移民の作品だから米国とは無関係というが、
そうした人物だから米国民の反イスラム感情に媚びたと考える方が妥当ではないか
表向きはどうあれ、911後の米国中東戦略にイスラム蔑視の感情が反映していた
のは、おびただしい犠牲者数からも疑いの余地はない。

米国は単にとばっちりを受けた被害者であるという議論は、
何の意図をもって為されているのか、本音を吐いてもらいたい。


08. チベットよわー 2012年9月18日 08:10:05 : Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI
>5

自由世界という概念は冷戦から生まれたんだよ。
知っているとは思うが米語の訳語ね、そんなことは常識ですよ。

>7

アメリカだけでなく、イギリスやドイツの公館が暴動のターゲットになったことは
ニュースが言っているとおりだよね。これは明らかなとばっちりだ。アメリカにしろ
アラブ人がエジプトから金持ってきて作った映画のせいでやられているのだからやはり
これもとばっちりだ。

外国のことなので混乱しているだけだろうから、もっと身近なたとえを使って説明するわな。

B’zがアメリカでツアーをやるとしよう。反アジア人感情の強い田舎のほうで観客を盛り上げるために
日の丸を破って火をつけたとする。このアメリカの映倫を通った音楽ビデオが日本に逆輸入されて
「アメリカ許せん」と大使館が襲われることを考えてみればいい。ありえんだろ?これと全く同じ話だ。

誰がどうみてもイスラムにはアメリカに対してこの映画のことで暴動をおこす道理がないのである。



09. 2012年9月18日 08:45:29 : jDXYIfwoJQ
>08. チベットよわー Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI
>自由世界という概念は冷戦から生まれたんだよ。


笑)だから言ってるじゃん。 単なる冷戦以後の「常識」って。
しかもそれは、実質80年代の第二次冷戦以降ね。
そうしてその「常識」を疑わない限り、トドの詰り、アメリカ=世界なる視野狭窄になるわけね。
アンタ、自分がアメリカ人にでもなった積りで居るのかい?ww


10. 2012年9月18日 09:27:34 : jDXYIfwoJQ
続く)
アメリカ人以上にアメリカ人ぽくなり、同化意識が先立つと、当のアメリカ人以上に何も見えなくなって仕舞う。 冷静に、客観的に物事が見えないんだな。
だから、「イスラムにはアメリカに対してこの映画のことで暴動をおこす道理がないのである」なんて呆言が吐けるのである。

「誰がどうみても」だなんて、オマエの思い込みに過ぎないのに。
それでなくとも、「アラブ人が」だなんて、宗教意識と民族とか人種意識をごちゃ混ぜにして平気なんだから、問題外としか言えないのにさ。

だから、「反米デモ」がアラブ以外のアジア(パキスタン、インドネシア)に拡がる理由も解らないんだぜ。


11. チベットよわー 2012年9月18日 13:27:06 : Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI

アメリカ=世界ではないかもしれないが、英米が世界商事の第一株主であることは間違いないわな。
マスコミも学会も国際政治も英米を軸に動いているのも事実なので、英字メディアの書くことが
世界思潮の標準であることは誰も否定できない。

「反米デモ」がアラブ以外のアジアに広がったのは、それらの国がイスラム世界だからだ。
簡単な理由だろ。わざわざ図解した画像をあげてるのに見なかったのか。
誰がどうみてもイスラム圏というのは世界においてアホアホ地域に広がるのが一目瞭然でわかるわな。

宗教や民族や人種をごっちゃにしているのは、エジプト人だというのがこの記事の中心にある内容だ。
騒ぎを起こしたエジプトのTV局がはなから、この映画を作ったのが亡命した自国のクリスチャンだとはっきり
報道しておけば「反米デモ」など起きなかったのだ。

ちなみにエジプト人でありながらクリスチャンというのはCoptという。アラブやペルシャの中にも
クリスチャン社会はあるのだが、あまり取り上げられてはいないな。


12. 2012年9月18日 21:37:06 : KlJnK6zf7c
>英米が世界商事の第一株主であることは間違いないわな。

英米(アングロ)がヘゲモニー(覇権)を握ってることは50年前も100年前も同じだわな。
しかし、その事と、その彼等の見方が「普遍的で、正しい」というのは千里の径庭があるんだわさ。
少なくとも50年前も100年前も、英米(アングロ)が「普遍的で、正しい」と思ってるのは少なかった、この日本においてもな。 
事実、彼等においても、「事実上の世界標準」と主張し始めたのは実質90年代以降だ。
「グローバリズムの言説」としてな。
西欧(大陸)は英米(アングロ)のいう「自由世界」とか「標準」とかいった「グローバリズム」と距離を置くからこそEC(ヨーロッパ共同体)−EUを作った。

そもそも、それが「標準」なのかどうか?何によって「標準」とするのか?−は知性とか理性の働きによる。
それを、検討も検証も抜きに思い込むのは信仰と変わりない。 或いは事大主義の変形。
どうやら、威勢がありそうだから正しいのだろう、としているに過ぎないのだ。
畢竟、判らんけど英米(アングロ)を信じてるってことに過ぎない。


>誰がどうみてもイスラム圏というのは世界においてアホアホ地域に広がる

オマエは知らないようだが、近代に限らず、西欧というのはイスラムという財産の上に成立しているー日本にとって中国がそうであるようにな。
西欧近代諸学はイスラムの知を抜きにして在り得なかった、というのが現在の世界の知的認識の水準ー敢えて「常識」なんて言わないがーなの。

>この映画を作ったのが亡命した自国のクリスチャン

元々「国民意識」がそれ程強くないのだから、オマエが言ってることは薄弱なんだな。
それに、この問題は、オマエが主張するような単純な背景だとは考え難い。


13. チベットよわー 2012年9月19日 15:28:36 : Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI
>英米(アングロ)

アングロでは英米の意味にはならんが、まあ小さいことはいわん、副島さんw。
福沢諭吉なんかは19世紀の時点で「これからは英米だ」とはっきり悟っていたし、
アメリカの公用語が決まった時点で世界の歴史が英米の価値観のもとで終了(F・フクヤマ)
ことは目に見えていたのである。

>西欧というのはイスラムという財産の上に成立しているー日本にとって中国がそうであるようにな。
西欧近代諸学はイスラムの知を抜きにして在り得なかった、というのが現在の世界の知的認識の水準ー敢えて「常識」なんて言わないがーなの。

小学校の教科書にも、古代4大文明の2つまでは中近東にあった。と書いてあるので、
元をたどれば文明の基礎は今でいうイスラム世界にあることくらい誰でも言えることだ。
また、世界3大宗教の2つまでは、中近東に起源があるので、人類の宗教的
倫理的価値観の基礎は今の地政学上で言うイスラム世界でできたことくらいは誰でもわかる。

それが一体、どうしたのだ?はやいもん勝ちか?なんで古いほうが勝つのだ?
現状で優れた方に勝たせないでどうするんだバカか


14. 2012年9月19日 23:49:20 : mU2CBwRdic
<知>には関心も関係も無い御仁だとは見ていたが、F・フクヤマとはね。(爆笑)

20年前だったか、「歴史の終焉」がマスコミ的に話題になった時、歴史が無い国(アメリカ)だからか、歴史の外側に在る民族(日本)の血を引くからなのか、我々の周辺で、嘲笑とも自嘲とも言えない雰囲気で話題にしていたことを思い出しますなあ、、w
ヘーゲル歴史哲学の無理解によるのは明らかなのだが(第二次大戦で歴史が終焉したという、その師コジェーブの曲解も甚だしいのだが)、まぁ日系アメリカ人ならではという無難な結論と、「文明の衝突」(ハンチントン)こそが彼等アメリカのホンネ、ということで落ち着いたがね。

>福沢諭吉なんかは19世紀の時点で「これからは英米だ」とはっきり悟っていた

ことの序でに言っておくが、今日の日本の混迷をもたらした思想的元凶の一人が福沢諭吉であることは、現在、まともに思想的な格闘している者達にとっては、ほぼ共通の了解に達している。

>なんで古いほうが勝つのだ?現状で優れた方に勝たせないでどうするんだ

それがイデオロギー(進歩史観)というの。
進歩史観は構造主義の登場によって止めを刺された、というのが思想的共通了解なわけね、英米を除くと。
解り易く言うなら、イスラムの土台とその建築方法の上に西欧近代という建物が建ってる、ということ。
しかも、その建物も、どうやら耐用年数が切れて、至る所にヒビが入って、修復も儘ならず、外から見えないよう、パテを貼ってるだけ、というのが思想とか哲学の現状認識なんだけどね、英米を除くと。www


15. 2012年9月20日 09:04:27 : IXOgHGXB3I
追加)
進歩発展が終ったと認めたくなければそれを信じるしかない。
かくして、信仰と変わらないイデオロギー(新自由主義)が、手を変え品を変え、ゾンビの如く復活して来るんだな、特に日本の様なイデオロギーオンチの国には。

>アングロでは英米の意味にはならんが


この種の議論には無意味な茶々入れ。


16. チベットよわー 2012年9月20日 17:08:51 : Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI

14−15

いいたい事が全然伝わってこないぞ。何を言おうとは・・・・しているのか、それで。
俺はキュートな金髪の中学生女子達から「写真撮ってください」とかいってデジカメ渡されるような
人畜無害キャラなので、そんなに怯えて言葉を選ぶ必要はない。

下手な文でもいいから、自分が本当に主張したいことをぶつけてみろ。

昔、浅羽通明が「知のオタクどもは、東大か京大に合格して進学する以外の道は現実には開かれて
いないことに気付け」などと傲慢かましていたが(ジブン早稲田のくせにwww)、知の体系というのは
自分で研究して構築するものであって、東大はまあともかく、京大なんかいったってそんなもん手に
入らねんだぞ。

浅羽はおそらく京都人の浅田彰が京大出身だというただそれだけの理由で京大が知のアイドルへの道だ、
などと思い込んだのだろうが、あのボンクラ大学のバカさかげんはもう早くは70年代より指摘されてきた
通りで、首都圏で一般就職すると早稲田・慶応・・どころか下手すると上智・青山らへんにさえ勝てないのだ。
辰巳琢郎いわく「国公立で全国一卒業が簡単な大学」こと京大は受験偏差値だけは高いものの殆ど
税金の無駄遣いといわれる教育程度の低さは二期校以下のレベルなのである。カリフォルニア大学が
あまりの学力の違いに京大との交換留学プログラムを一方的に破棄したのは当たり前のことであり、
俺の個人的な知り合いにも京大に学士留学して、杜撰なカリキュラムをみて馬鹿にしているといって
転校したオネイちゃんまでいる。そんなわけで、名古屋や東北からノーベル賞が出ることまで予測できな
かったが、その頃、もう京大が「知への行路」などではないことは周知の事実であり、
浅羽の言説にはみんなアクビをしていたのである。

アメリカの話。全米4大大学といわれ、かつてはアインシュタイン博士の受け入れ先でもあった
プリンストン。ここの経済学者がシカゴ大学のフリードマン博士の講義に出張参加しにきた。
当時はプリンストンのほうが絶対的に格上だから周囲は一目おくわけ。一通りの談義がおわる頃、
フリードマンが口を開く。「君、プリンストンからきたの?申し訳ないが・・・・プリンストンでは学問を
しないのかね?私は他人の意見をまとめろ、などと要求してはいない。君の意見を聞かせてくれと
いったのだよ。自論を展開して学者はなんぼだよ。他人の言説を言い換えることなんか誰でもできるんだ。」

お前にも全く同じ批判があてはまる。誰かがこういっている・・・・そんなことをいくら並べても
知の探求にはならない。しかも、おそらくプリンストンを10とすると明星大学のお前では1にも
満たないのだから、せわないわなw。

正直に、自問しろ。自分は何が知りたいのか。何を極めたいのか。そしてそのためには
自分の器と現実的な手段を考え合わせた上で一体、どうすればいいのか?を
俺はその答えを持たない。それはお前の問題なのだ。


17. 2012年9月20日 23:36:09 : qz1yheUWr2
下らんし、つまらんなあww
何を言いたいのか、まぁ<知>に関係ないと言ったのでカチンときたことは分かるが。w

二言目には「アメリカでは」と言いたがる「出羽守」振りを発揮した処で、何の意味も無いし、何も言ったことにはならない。 浅羽通明を引き合いに出されても、サブカル系なんて興味は無いし、それこそ、それで何か?でしかならないんだぜ。 その程度で、突然、「知の探求」なんてセリフ吐かれても、ホント、こっちこそ「下手な文でもいいから、自分が本当に主張したいことをぶつけてみろ」なんだが。

元々は、オマエがF.フクヤマの言説を独鈷に取って言ってるから、そりゃ無いぜと嘲笑したもの。
90年代初頭の「冷戦の終焉」「湾岸戦争」という事件乃至は現象と、それに付随して現れ、ジャーナリズムを賑した「歴史の終焉」「文明の衝突」という言説をどのように評価するか?という、本来なら別個の問題、若しくは統一的な評価軸を設定するという実践的な課題をスルーして、マスコミで流通する、殆どCM言語もどきを其の侭受け入れてきたことをそれは示す。

だから、冷戦が終っても「自由世界」という冷戦のタームを何故使ってるのか?ー「欧米のお仲間」と想っていても、90年代半ばまでは、「日本異質論」「封じ込め論」で、当のアメリカ側から「自由世界の一員」とは見做されてなかった事実を知っているなら、安直には使えないはずだが。 等々、当然弁えておくべき事柄についてもスルーしているから、「常識」の一言で済ませて仕舞う。

そういった態度を見るにつけ、ああこれは<知>には無縁な人だと判断したのだ。
第一、F.フクヤマ(の言説)を挙げるなら、ヘーゲル歴史哲学とその泰斗コジェーブ位は押さえておくべき。
また、福沢諭吉を挙げるのなら、現在の福沢評価の動向位は知っておくべきだろう。

これらを総じて言うなら、オマエに有るのは認識ではなく図式、それも固着した図式だ。
物事を考えることをしないから、というしかない。
勿論、だから、今度の事件についても、イスラムについての露骨な偏見や差別意識を臆面も無く曝け出す。
「自分が本当に主張したいこと」なんて無いから、というしかないのだ。


18. 2012年9月21日 09:23:29 : dP8jH1HOaM
追加)

それにしても、<知>について語るところでフリードマンのエピソードを持ち出して来るなんてなあ、(嘲笑)

ナオミ・クラインが「ショック・ドクトリン」で指摘している処をみれば、戦争とか災害とか、人々が恐怖と衝撃で一時的に感覚が麻痺した時を見計らって行う、惨事便乗型の国家改造及び破壊ビジネスに「学問的根拠」を与えたのだから、火事場泥棒型資本主義の親玉というべきだろうに。
或いは、恐怖を手段とする処に顕れてる様に、学問の皮を被った、正真正銘の、テロリストの元祖と見做されるべきか。


19. チベットよわー 2012年9月22日 01:06:54 : Xy93FIMaJupUQ : hKeVqFupFI
しかし・・・・Youtubeにイスラム教やイスラム聖職者を冒涜する内容の動画など昔から数え切れない
ほどあるな。それらを一つ一つ取り上げることなく、Innocence of Muslimsだけを
槍玉にあげるのは(しかもヒラリー・クリントン氏いわく「アメリカには何の関係もない」子供の作ったコント
みたいなビデオだ)反米蜂起のためのコジツケ以外のなにものでもないだろう。

製作者の首には既に懸賞金がかかっているというが、自由言論・自由表現といった
近代市民の憲章を何事もないように踏みにじることのできる未精製な宗教の迫力、
野蛮なアホアホ民族の純朴な行動規範の美しさにはある意味感動をおぼえざるえない。

天皇陛下を土下座させる、と平気で発言して大きな顔をしている整形大統領に鉄槌が
下されない極東には何かが欠落しているな。

>これらを総じて言うなら、オマエに有るのは認識ではなく図式、それも固着した図式だ。
物事を考えることをしないから、というしかない。

図式が強ければ図式で言説を優勢に導けばいいし、逆転理論で覆すことができる側面については
それで補えばいい。論争というのは勝てばいいのだ。お前は根っからのMなのかしらないが、
どんどん頼んでもいないボロを出してくるので言葉を失ってしまうわ。タイ式ボクシングなら即効KOだな。

俺1人が感じることではないだろうが、お前はIQが低いのであまり有効な議論ができない。
フランシスwについても福沢についても秋本奈緒美クラインについても、お前が本当に正直に読んで理解
しているとは思えない。前回言ったことをパラフレーズするなら、「無理なハッタリで恥をかくよりか、
自分のできることを稚拙な方法でもいいからやりとげる、そちらに価値があるのではないか」と俺は思う。

か・し・こ


20. 2012年9月22日 17:09:39 : KkePjRXWT6
>ヒラリー・クリントン氏いわく「アメリカには何の関係もない」

政府はそう言うしかないのだから、わざわざ発言を引用する事自体無意味、それを敢えて引用するオマエはアメリカ凡是とでも言いたいのか?
繰り返すが、今回の事件については、オマエが想い描いてる様な単純な図式とは思われないので、「反米蜂起のためのコジツケ以外のなにものでもない」とすることは出来ない。

また、「自由言論・自由表現といった近代市民の憲章」というが、そしたら「マルコポーロ事件」についてはどうなんだ?


>天皇陛下を土下座させる、と平気で発言して大きな顔をしている整形大統領に鉄槌が下されない極東には何かが欠落しているな。

突然出て来る意味不明な鬱憤、こちらで忖度すれば、「野蛮なアホアホ民族」という観念で繋がったもの、としか見做せない。 それにしても「鉄槌が下されない」なんて、一体鉄槌を下す主体は誰なわけさ?
北東アジアの現実なり真実を直視(認識)しないが故の文明対野蛮の図式、その硬直した図式でいる限り「何かが欠落し」た侭、永遠の謎で終るしかない。


>フランシスwについても福沢についても秋本奈緒美クラインについても、お前が本当に正直に読んで理解しているとは思えない。

これは議論やって来たヤツなら多少とも同じだろうが、相手に対して、イロイロ仕掛けはするもので、どのレベルで、どのように反応するか?で、相手の力量は推し量れるし、それに応じた物言いをして来ている。 単に読んだだけでは何の意味も無い、どのようなものを、どのように読みこなしてるのか?どのように理解してるのか?が重要。

例えば、フクシマにしても、K.ポパーの言説を踏まえて反応していたら、オオ読んでる、理解してるじゃん、って思っただろうし、福沢にしても、柄谷行人と絡み合わせで物言ってたら見直したかも知れんがね。 
オマエには、何故、かっての’トロツキスト’が’ネオコン’となって現れてくるのか、解らないだろう?
これも又、「歴史の終焉」が何だったのかを表してるんだぜ。

またナオミ・クラインーそれにしても、つまらんオヤジギャグだーの場合、前二者とは異なり、現役ジャーナリストで、その調査・報告の書なのだから、理解云々のハナシじゃないだろう。 しかも、彼女自身のその著に関する講演やインタビューの類はそれこそYoutubeに溢れてるし、その内容も、D・ハーヴェイを始め、これまで沢山の人が言及してきたことが多く含まれている。

従って、格別目新しいとは思わなかったが、ショック・ドクトリンとして、目的意識的に追求されたプロジェクトとしてあることを豊富な事例で示されて、改めて、やっぱりなあとは思ったが。


>どんどん頼んでもいないボロを出してくるので言葉を失ってしまうわ。タイ式ボクシングなら即効KOだな。

だったら、打ち込んで来たら? こちらはずうっと、ノーガードだぜぃww


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