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(転写開始)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1346837888223Staff
ドイツのオーケストラが武器製造会社を占拠...音楽で軍縮デモ
音楽家たちが工場前のコンサートで武器輸送を封鎖
チョン・ウニ記者 2012.09.04 15:28
音楽が武器を包囲した。9月3日、ドイツのオーケストラグループ『レーベンスラウテ(Lebenslaute、人生を叫べ)』が武器製造会社『ヘッケラー&コッホ (Heckler & Koch)』を封鎖し占拠コンサートを行った。
100人ほどの合唱団と演奏者は『ヘッケラー&コッホ』で生産された武器で、 14分に1人が犠牲になっているとし、武器の製造中断を要求した。ドイツのオーベルンドルフにある武器製造会社『ヘッケラー&コッホ』の前に集まった音楽家たちは、公開コンサートを開いて工場の輸送を中断させた。
[出処:http://www.lebenslaute.net]
合唱団とオーケストラ デモ隊は、9月3日、午前4時40分から15〜30人ずつが集まりヘッケラー&コッホ生産工場の5か所すべての入口で車両の通行を阻止した。まだ暗い未明、3〜5人の演奏者が小さな音楽会を開き、ゲートを封鎖した。
本格的なコンサートは午前10時から始まった。工場正門にはヘンデルの「アレクサンダーの饗宴」を編曲した「火器は災害を産むだけ」という題のアリアが鳴り響いた。
公演が始まると、正門の前は数百人の観衆で埋め尽くされた。結局、ヘッケラー& コッホの正門は音楽家と観衆により完全に囲まれた。
[出処:http://www.lebenslaute.net/]
彼らはコンサートでウォルフガング・パスクァイの「平和性悪劇」、レオシュ・ヤナーチェクの「ああ戦争」、キューバ音楽の「グァンタナメラ」と共に今回のデモをした音楽家にとって特別な意味があるシューベルトの「未完成交響曲」を演奏した。レーベンスラウテの団員は26年前、米国のパーシングIIミサイルの配置に反対する初めてのコンサート デモでこの曲を演奏した。
演奏会が5時間続く間、ヘッケラー&コッホの労働者は、裏道から作業場に入った。デモ隊は完全に正門を封鎖できなかったが、工場運営に影響を与えた。
レーベンスラウテのスポークスマン、マルクス・ベイヤー(Marcus Beyer)は、ドイツの日刊紙〈ユンゲヴェルト〉4日付に「われわれは武器製造と輸出という狂気への反対を象徴的に示したかった。私たちの目的は、武器製造会社の前で演奏することだけでなく、作業そのものを遮ることだ」と明らかにした
ドイツとオーストリア出身のレーベンスラウテの音楽家たちは1986年から1年に一回ずつ、核廃棄物集荷場、軍事訓練所などでクラシック コンサートを開き、平和と人権運動を行った。今回のコンサート デモは武器輸出に反対してドイツで行なわれている全国的連帯運動の一環だ。
武器製造会社ヘッケラー&コッホは1949年、自動車生産業者として設立されたが、1950年代から武器を生産している。現在は6百人の職員がいて、昨年は約 2億5千万ユーロの売り上げ、約3千万ユーロの収益を記録した。
ヘッケラー&コッホが生産した武器は、武器輸出入禁止にもかかわらず、さまざまな国で発見され批判されている。ドイツ連邦検事は昨年リビアで発見されたヘッケラー&コッホの武器についての調査をしている。
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可( 仮訳 )に従います。
(転写終了)
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国際6
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