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「尖閣」「竹島」悪いのは全部「アメリカ」です!?!?!?
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/786.html
投稿者 大西健二 日時 2012 年 8 月 23 日 01:57:52: Zg4goyIkX.Zhg
 

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★【尖閣】【竹島】悪いのは全部【アメリカ】です


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

(●100歳まで元気ハツラツで生きたい?
方法を知りたい方は、【編集後記】をごらん
ください!)

日本は、なんだかわからない間に、中国・ロシア・韓国
と領土問題で激突している。

これについて私は8月14日号で、ここ4年間に起こった
事件を時系列で並べてみました。

すると、以下のことがわかった。


1、08年、リーマンショック等によるアメリカ没落

2、アメリカ衰退により、日本では同国の傀儡政党・
自民党が没落

3、09年、民主党が政権交代をはたす

4、鳩山−小沢内閣は、中国べったりの政権であった

5、小沢さんは訪中し、「私は人民解放軍の野戦軍司令
官だ!」と宣言。

中共に恭順を誓った

6、中国は、「小鳩を通して日本を間接支配できるぞ!」
と喜んだ

7、しかし、親中・小鳩政権は短命に終わり、少しアメリカ
よりの菅内閣が誕生した

8、中国は間接支配をあきらめ、実力行使を検討しはじ
める

9、「アメリカは100年に1度の経済危機で動けまい」と
読んだ中国は、10年9月「尖閣中国漁船衝突事件」をお
こした

10、しかし、アメリカが「尖閣は日米安保の適用対象」と
宣言したことから、中国は9月末おとなしくなる

11、中国は同年9月末、訪中したメドベージェフ大統領(
当時)に「北方領土行き」を説得する

12、「中ロ同盟」を重んじ、日本のことを全然重視しない
メドは、「北方領土行き」を宣言する

13、同年11月、メドは北方領土を訪問

14、2012年4月、石原都知事がアメリカで「尖閣購入」
を宣言する

15、中国は猛反発

16、メドは2012年7月、北方領土を再訪

17、8月10日、李大統領、竹島を訪問

18、8月15日、香港の活動家、尖閣に上陸


こういう一連の流れを見て私は、

「日本が、いつのまにか中国・ロシア・韓国を敵にまわし
ている状況になったのは、中国に誘導されたのだろう」

と書きました。

つまり、日本は中国の罠にはまったと。


すると、非常に面白いメールを何通かいただきました。


「いや、李が竹島を訪問したのは、アメリカがやらせた
のでしょう?!」


で、ネットを見ると、案外そういう見方をしている人が
多いことに気がついた。


もっといえば、


・尖閣中国漁船衝突事件

・香港人尖閣上陸


も、「アメリカの仕業だ!」と考えている人がいる。

今回は、この「全部アメリカが悪い説」について考えて
みましょう。



▼アメリカは悪いことばかりしている


正直いいます。

アメリカは悪いことばかりしています。

わかりやすい例を三つあげておきましょう。


1、アメリカは、何の根拠もなく、イラクの民間人を10
〜100万人殺した

03年、アメリカはイラクを攻撃しました。

その公式理由は、


「フセインはアルカイダを支援している」

「フセインは大量破壊兵器を保有している」


の二つです。

ところが、後になって、


「フセインはアルカイダと全然無関係」

「フセインは大量破壊兵器を持っていなかった」


ことが判明しました。

新規購読者の方にはショッキングかもしれませんので証
拠を。

<米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定

【ワシントン=貞広貴志】米上院情報特別委員会は8日、
イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権
の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダと
の関係についての情報を検証した報告書を発表した。

(読売新聞 06年 9月9日)」


<報告書は『フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)ウ
サマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない』と
断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも1996
年以降、存在しなかったと結論付けた>(同上)

どうですかこれ↑。

つまり、フセインは(この件では)無実だったわけです。

いや、もちろん悪い独裁者だったのでしょうが、それで
もアメリカほどイラク人を殺していないはずです。

イラク戦争でどのくらい民間人が亡くなったのか?

ホントのことは誰にもわかりません。

機関によっていろいろな数字が出ている。

それでも最低10万人、ひょっとしたら100万人といわれ
ている。

果たしてアメリカは「正義の味方」なのでしょうか??

2、アメリカはグルジアで革命を起こした

03年11月にグルジアで起こった「バラ革命」。

この革命は、「アメリカがやった」証拠が数多くありま
す。

革命により失脚したグルジアのシュワルナゼ元大統
領も証言しています。

たとえば。

03年12月1日時事通信。

<グルジア政変の陰にソロス氏?=シェワルナゼ前大統
領が主張

【モスクワ1日時事】グルジアのシェワルナゼ前大統領は、
一一月三〇日放映のロシア公共テレビの討論番組に参
加し、グルジアの政変が米国の著名な投資家、ジョージ・
ソロス氏によって仕組まれたと名指しで非難した。

 ソロス氏は、旧ソ連諸国各地に民主化支援の財団を設
置、シェワルナゼ前政権に対しても批判を繰り返していた。>

もう一つ。

03年11月29日付朝日新聞。

<「混乱の背景に外国情報機関」シェワルナゼ前大統領
と会見

 野党勢力の大規模デモで辞任に追い込まれたグルジ
アのシェワルナゼ前大統領は28日、首都トビリシ市内の
私邸で朝日新聞記者らと会見した。

大統領は混乱の背景に外国の情報機関がからんでいた
との見方を示し、グルジア情勢が不安定化を増すことに
懸念を表明した。

 前大統領は、議会選挙で政府側による不正があったと
する野党の抗議行動や混乱がここまで拡大するとは「全
く予測しなかった」と語った抗議行動が3週間で全国規
模に広がった理由として、


「外国の情報機関が私の退陣を周到に画策し、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

野党勢力を支援したからだ」と述べた>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3、アメリカはキルギスで革命を起こした

次に、05年3月、中央アジア・キルギスで起こった革命。

これもアメリカがやった証拠が数多くあります。

産経新聞05年4月2日付に


「キルギス 米NPOが支援政変実現させる」


という記事があります。

<キルギスのアカエフ政権を崩壊に追いこんだ政変をめ
ぐり、米国の民間非営利団体(NPO)によるキルギスの
独立系メディアへの支援などの民主化促進活動が実を結
び、政変につながったとの見方が米国で強まっている。>

同記事によると、革命を後押ししたNPOとは。

1 フリーダム・ハウス(この団体はキルギス国内の独
立系新聞を支援していました)
  
2 国家民主研究所(NDI)

3 国際共和研究所(IRI)


では、これらNPOの資金源は?

<92年の「自由支援法」に基づき、米国家予算から捻
出されている。
 
国務省国際開発局(USAID)を通じて、キルギスのN
PO活動のために組まれた予算は、2005年度会計
年度で総額3300万ドル。>(同上)

これは、アメリカが「国策」として他国の革命を支援し
ている証拠です。
 
次に、このアメリカからの支援は、どの程度革命の実
現に役立ったのでしょうか?


<キルギスの革命の指導者は、ニューヨークタイムズ
に、「米NPOの援助がなければ、行動を起こすのは
絶対に不可能だった」と語っている。>(同上)

次に、時事通信05年4月7日付を見てみましょう。

タイトルは、


「キルギス革命、米機関が暗躍=邦人拉致事件で身代金
を否定─アカエフ氏」。


ここには、モスクワに逃げてきたアカエフのインタビューが
載っています。
 
アカエフは、言います。

<「政変では米国の機関が重要な役割を果たした。

半年前から米国の主導で『チューリップ革命』が周到に
準備されていた」>(時事通信05年4月7日)

<「彼らは野党勢力を訓練・支援し、旧ユーゴスラビア、
グルジア、ウクライナに続く革命を画策した」>(同上)

アカエフは、グルジア、ウクライナばかりでなく、旧ユー
ゴスラビアの政変もアメリカの仕業だと語っているので
すね。

というわけで、わかりやすい例を三つあげました。

当然、

「じゃあ、なんでイラク攻めたの?」

「なんでアメリカはグルジアとキルギスで革命起こした
の?」


という疑問がバリバリでてくることでしょう。

話し出したら一冊本が書けてしまうほど長くなる。

興味がある方は、いますぐ、


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▼アメリカは昔から「悪」の国


日本人の多くは、「アメリカは正義の味方」と信じてい
ます。

しかし、歴史と現状を知れば知るほど、アメリカという
国は、日本人の想像を絶する国であることが見えて
くる。

たとえば、私たちの「自虐史観」に関わる重要なお話
をしておきましょう。


ルーズベルトの前のフーバー大統領が、衝撃の証
言をしています。

2011年12月7日の産経新聞を見てみましょう。

<真珠湾攻撃70年 「ルーズベルトは狂気の男」フー
バー元大統領が批判

【ワシントン=佐々木類】ハーバート・フーバー第31代
米大統領(1874〜1964年)が、日本軍が1941年
12月8日、米ハワイの真珠湾を攻撃した際の大統領
だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882〜
1945年)について、

「対ドイツ参戦の口実として、

日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と批判していたことが分かった。>(産経新聞12月7日)

あのルーズベルトが狂気の男? 

いったいどういうことなのでしょうか?

<米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開
だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM 
BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。

真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦
する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。

ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうと
した−などとする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮
かんでは消えてきたが、米大統領経験者が“陰謀説”
に言及していたことが判明したのは初めて。>(同上)

これまでも「ルーズベルトは、真珠湾攻撃を事前に知っ
ていた」(つまり、奇襲ではない)、

「日本を対米戦に引きずり込もうとした」

(つまり、好戦的な日本が、平和的なアメリカを攻めた
わけではない)

という陰謀論はあったと。
 
しかし、アメリカの大統領が、このことを断言していると
すれば、重みが全然違ってきますね。

「おまえ陰謀論者だろう?!」といわれたら、「いや、フ
ーバー大統領がいってるんだよ」と反論できます。


まあ、何はともあれ、アメリカは昔も今も日本人の感覚
からすると、トンデモナイ悪いことばかりしている。


だから、「世界で起こっている悪事は全部アメリカが黒
幕だ!!!」と考えたくなる気持ちもわかるんです。

とはいえ・・・。


▼事件を見るときの二つの注意点


とはいえ、なんでもかんでも「アメリカのせいだ!」とす
るのは危険です。

一番危険なのは、


・アメリカは絶対悪

・中国は相対善


という勘違いしてしまうこと。

実をいうと、中国だって悪いことをさんざんしている。

たとえば、中国はチベット人を100万人大虐殺した。

「大躍進政策」「文化大革命」などで、自国民を大量
虐殺した。

中国は、フィリピンやベトナムと紛争を起こしつづけ
ている。

こういう事実をすっかり忘れちゃって、「中国は友好
を求めている」と勘違いしてしまう。

はっきりいうと、「アメリカが全部悪い」というのは、
ネット上で「宗教」のようになっています。

宗教というのは、「見えないものを信じる」。


しかし私たちは、何でもかんでもアメリカのせいに
するのではなく、少なくとも二つのことを覚えておく
必要があります。


一つ目は、「誰が得をするのか?」と考えてみるこ
と。

アメリカが損をすることについて、「アメリカがやっ
た!」と考えるのは、無理があります。

二つ目は、「証拠」があることです。

たとえば、「イラク戦争」「グルジア革命」「キルギ
ス革命」について、少しだけ証拠をあげました。

だから私は、自信をもって皆さんにお伝えできる。


私が、「イラク戦争の公式理由は全部大うそ」

「グルジア、キルギス革命はアメリカがやった」

といっても、「陰謀論者」扱いされません。

それは、証拠をあげているからです。


では、「○○国の得にはなるけど、証拠がない」ケース
はどうするのでしょうか?

その場合は、「○○が起こったことで、○○国は得をし
ますね〜」と書く。


「証拠はないが、絶対アメリカの仕業だ!」


などと断言してはいけないのです。


▼尖閣、竹島事件を検証してみる


さて、これらの点を念頭におき、


1、尖閣中国漁船衝突事件

2、李の竹島訪問


を検証してみましょう。

1、尖閣中国漁船衝突事件

これも、ネット上で「アメリカの仕業だ!」という書き込
みが結構ありました。

「損得勘定」でいうと、「アメリカの関与」を疑う理由は
あります。

なぜでしょうか?

当時アメリカは、民主党があまりにも中国よりになり、
困っていたのです。

それで、アメリカとしては、「金づるの日本を中国から
とりもどさねば」と考えたことでしょう。

実際、中国漁船衝突事件により日本では反中意識
が強まった。

結果、日本は、中国から再びアメリカの方に戻ってき
た。


つまり、「日本を反中化させ、親米に戻すために漁船
衝突事件を起こした」

と推測する人がいてもおかしくありません。

しかし、この推測は、ビデオが暴露されて間違いが証
明されたといってよいでしょう。

アメリカは日本をかなりコントロールできるでしょうが、
中国漁船をコントロールなどできません。

あのビデオを見ると、明らかに中国漁船が体当たりし
てきている。


「中国漁船の船長は実はアメリカのエージェントなの
だ!」

というのは、私でなくても「飛躍しすぎだ」と思うでしょ
う。

しかも、その船長は、英雄として帰国し、中共当局に
保護されて優雅な生活をしている。


さらに、中国がアメリカにはめられたのであれば、あ
んなにバンバン制裁するはずありません。


「アメリカにはめられた!

民主党がアメリカに戻らないよう、人民解放軍から反発
がでない程度の制裁で解決しよう」


となったはずです。

実際民主党は、中国からの圧力に負け、船長をさっさと
かえした。

中国は日本に勝ったわけで、そこで満足して矛をおさめ
ても問題なかったはずです。

しかし、陰謀論者はどこまでも飛躍していきます。

「アメリカと中国は、共同で日本を破滅させようとしてい
る」

というのです。


これもおかしな話です。

日本は、アメリカの支配下にある「金づる」です。

なぜアメリカは、金づるを中国と組んで破滅させる必要
があるのでしょうか?


「米中共同統治論」を主張する人もいます。

しかし、アメリカ一国で搾取すれば大もうけできるのに、
なぜ中国とわかちあって利益率を減らす必要があるの
でしょうか?

単独で支配し、搾取しつづけたほうがいいに決まってい
ます。


というわけで、「空想」のレベルに突入すると、いくらでも
「アメリカが全部悪い」と考えることはできます。

しかし、この事件はメルマガの冒頭に書いたような理由
で中国が自分から仕掛けたと考えたほうが自然でしょう。

2、李の竹島訪問

これについて、「李はアメリカの傀儡であり、勝手に竹島
にいくはずない」というメールがきました。

しかし、アメリカの傀儡でも、100%支配できるわけでは
ありません。

日本はアメリカの傀儡ですが、いつもアメリカの思い通り
に動いてきたわけではありません。


(例、中国、中東産油国とアメリカ抜きの外交をした田中
角栄。

中ロとの関係改善を目指した橋本、小渕、森内閣等)


ちなみに、ネット上では「小沢さんはアメリカに逆らって
中国に接近しすぎたので検察にやられた」とひろく信じ
られています。

鈴木宗男さん、佐藤優さんと同じ「国策捜査」だと。


同じ論理なら、李明博の兄が汚職で逮捕されたのも、
「アメリカに逆らったから?」と考えていいのでは?


また、李の竹島訪問は、アメリカの利益になりません。

ひろく世界をみてみましょう。

いまアメリカの最重要関心事は、「シリア」です。

アメリカは、「シリア問題」「イラン問題」で中国、ロシア
と争っている。

構図は、


「シリア、イランを攻めたいアメリカ」

「シリア、イランを守りたい中国、ロシア」


( この問題を詳しく知りたい方は↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20120725232558000.html
【RPE】★(欧米vs中ロ代理戦争)シリア問題の行方 

をご一読ください。)

しかし、アメリカが覇権を維持するためには、結局ロシ
ア、そして中国を何とかしなければならない。

そして、中国をなんとかするためには、「海の中国包囲
網」を形成する


日本、韓国、台湾、フィリピン

との連携をますます強化しなければならない。

オーストラリアやベトナムなども重要。

インドを中ロから引き離してアメリカ側につけることも
重要。


アメリカはブッシュ時代と違い、自分の力を過信して
いません。

それで、独善性が消え、逆に「外交力」が戻ってきて
います。

何はともあれ、「中国包囲網」を形成する日本と韓国
がケンカする、

そして、韓国が中国と連携を深めるような事態はアメ
リカにとって迷惑なのです。

以前もこの記事を転載しました。

<李大統領の竹島上陸に日本激怒 最も頭が痛いのは米
国=中国

サーチナ 8月11日(土)10時16分配信

 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は10日、韓国大統
領として初めて竹島に上陸した。

中国メディア・環球網は11日、日韓間の対立が深まると同
時に

「盟友同士の内紛で最も困るのはアメリカだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


とする記事を掲載した。>


<「日韓で最も気まずい思いをするのは米国だ」という
英国人学者のコメントと共に、米国メディアが「アジアに
戻る米国は、日韓が親密でいることを望んでいるのに、
両国関係はこれ以上悪化しようがない段階に至ってし
まった」と伝えたことを紹介した。>(同上)


これは素直にこのまま読んだほうがよさそうです。

というわけで、二つの例を考えました。

「なんでもアメリカが悪い」という人も多いですが、ア
メリカも全能ではありません。

もし、アメリカが全能なのであれば、「一極世界」は
今もつづいていることでしょう。


しかし、実際は、中国やロシアのようにアメリカに反
逆する強力な勢力がいる。

それで、「思い通りにならない」こともたくさんあるの
です。


▼ネットの情報を妄信する危険


日本では、テレビや新聞などを「マスゴミ」とよび、軽
視する傾向が強まっています。

一方で「ネットの普及で、一般人も真実の情報にア
クセスできるようになった」といわれている。


これその通りなんです。

しかし、ネットの情報が全部正しいと思ったら大間
違いです。

私が見るに、日本のネットはかなり中国の力が強
いのでご注意ください。


たとえば、明らかに中国が悪いケースでも、「黒幕
はアメリカだ!」というネット世論が形成されてしま
う。

興味深いのは、いまだにネットで一番人気の政治
家が小沢さんという事実。


「小沢さんが総理になればすべてうまくいく!」


という信仰がいまだに力強くネットにあるのは、と
ても奇妙に感じます。


だって、日本人は既に一度「小沢内閣」を経験し
ている。

そのときの総理大臣は鳩山さんでしたが、誰もが


「小沢さんの傀儡」


と知っていました。

それで日本がよくなりましたか?


よくなったと誰も思ってないのに、なぜ「小沢さん
が総理になれば全部うまくいく」というネット世論
なのでしょうか?

証拠はありませんが、私は「中国のプロパガンダ」
を疑っています。

なんといっても小沢さんは、「人民解放軍の野戦軍
司令官です!」と宣言している。

中国が自国の野戦軍司令官を守り、出世させたい
のは当然です。

私が今回の話で皆さんに伝えたかったこと。

確かにアメリカは悪いことばかりしています。

しかし、中国もロシアも悪いことばかりしている。

韓国も北朝鮮も悪いことばかりしている。


自国の利益(国益)のために、なんでもやる悪い国。

それを一般的に、

普通の国  ( ^ ▼ ^ )
~~~~~~~~~~


といいます。

だから、「アメリカだけが悪いことばかりしている」

「中国は相対善だ」と勘違いしないでください。


アメリカは日本を搾取ばかりしています。

しかし、中国は、尖閣と沖縄の支配を目指している。


両方悪ですが、日本にとってどっちが巨悪でしょうか?

というわけで、今回は「全部アメリカが悪い説」について
でした。

ところで、中国と連携しアメリカの覇権に挑戦しているの
がロシアです。

プーチンはどうやってアメリカを滅ぼそうとしているので
しょうか?

知りたい方は、いますぐこちらをゲットしてください。

山盛り証拠つきで全部わかります。


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●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)

(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )

<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>

(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)

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コメント
 
01. 2012年8月23日 05:44:23 : zPKirGOoSg
おっしゃりたいのは アメリカが世界最大の巨悪国ということですね。
だが 中国もふつうじゃないと...。
そのとおりです。

02. 2012年8月23日 09:02:26 : 9IH1PB0tus
最後にはペテン師、立花隆ですか?

だいたい米国という時

大きな意味で

米国をも牛耳っている

極悪連中の事で

一国内にも色々なのがいる様に

国単位でくくれない

説明しきれない

世界中に散らばって

自分たち以外は人間とも思わず

世界中を引っ掻き回して

99・99999%の人たちを奴隷にし

自分たちの超贅沢な暮らしを

維持する事のみにしか動かない連中

そう言う国を守るなどいう

殊勝な心など皆無な極悪連中の事ですよ。

この投稿者はどうしても

国単位ですべてを判断させたい

そんな事情と理由がおありのようだね。


03. 2012年8月24日 01:40:32 : sUpHQ8Q75g
アメリカもイギリスもフランスも
国家の枠を超越した
油堕菌に寄生され
富を吸い上げられとる

中国はアヘン戦争の頃から
上海を拠点とするメディチ家が
油堕菌の中国統括部隊である

油堕菌は百害あって一利なし
この地球から追放できれば
軍拡なぞ無意味になり
くだらんことに資源を浪費せずに済むようになる


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