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【モスクワ田中洋之】モスクワのロシア正教会大聖堂で「反プーチン」のゲリラ演奏を行い、教会を冒とくしたとしてフーリガン(乱暴)行為の罪に問われた女性パンクロックバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人に対し、モスクワの裁判所は17日、禁錮2年(求刑同3年)の判決を言い渡した。3人は「政治目的の行為であり、宗教的な敵意はなかった」と無罪を主張したが、認められなかった。弁護側は控訴する方針。
3人(22歳、24歳、30歳)はプーチン大統領が当選した3月の大統領選直前の2月21日、大聖堂で「マリア様、プーチンを追い出して」と歌い、ネットに流れた映像が大きな反響を呼んだ。逮捕から5カ月以上拘束が続く3人の釈放を求める動きが内外に広がっていただけに、実刑判決は波紋を呼びそうだ。下火になっていた反政府抗議行動が再燃する可能性もある。
同じバンドのメンバー8人が1月にモスクワの「赤の広場」で同様のゲリラ演奏をしたときは公共秩序違反の罰金500ルーブル(約1200円)で釈放されており、今回はかなり重い刑罰となった。
裁判所周辺には、バンド支持者や、厳罰を求めるロシア正教会活動家らが多数集まり、無許可デモの疑いで約30人が治安当局に拘束された。
AFP通信などによると、判決を受けて欧州連合(EU)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は「公正で、透明性が高く、独立した司法手続きが、ロシアでは尊重されていないのではないかという重大な疑問がわいた」と一連の裁判を批判した。また、在モスクワ米国大使館は短文投稿サイト・ツイッターの大使館アカウントで「行為にそぐわない(厳しい)判決だ」と非難した。
http://mainichi.jp/select/news/20120818k0000m030095000c.html
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