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戦活中・・ロンポール下院議員:ネオコンシオニズムのイランシリアでの「戦活」を揶揄
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/756.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 8 月 09 日 10:02:57: EVQc6rJP..8E.
 

http://mamechoja.blog22.fc2.com/

2012年8月1日、ロン・ポール、下院本会議場 ※ ※
議員、(時間を)与えてくださり、ありがとうございます。

この法案は、「イランに取り憑かれ法2012年」と呼べば、
そのほうが良い命名だろうと思います。 ※
それが、私たちが行い続けていることなのですから。
それが、イランに、そして、
イランが我が国の安全に対する脅威であるという考えに、取り憑かれること。

イランは、第三世界の国になっています。
彼らは、著しい海軍、空軍、大陸間弾道ミサイルを持っていません。
彼らが、いまにも核兵器を、とは、国際原子力機関(IAEA)と我々のCIAは言っていません。

これは、この過去十年間の前半に我々が経験したことに、よく似ています。
イラクに対して戦争を始めるために、戦争の太鼓を叩いていた時です。
そして、それは、すべて、見せかけでした。
イラクからの危険は存在していませんでした。

ですから、それが、我々が行っていることです。
またもや、戦争の太鼓を叩いています。

さて、この法案が、協議会から戻ってきましたから、
我々が、シリアでの市民的自由を扱うつもりなのであれば。
ええ、私は、市民的リバタリアンです。
私は、市民的自由について、とても心配しています。
しかし、言わせてもらいますが、この法案は、
シリアの個人たちの市民的自由を高めるためには、何も行いませんよ。

もしも、本当に、我々が、市民的自由を気に掛けているのなら、
なぜ、我々は、我々自身を見ないのですか?
なぜ、我々は、ここで我々が行っていることを見ないのですか?
愛国者法の下で我々が行っている令状無しの捜査については、どうですか?
アメリカ市民たちを暗殺するという政策については、どうですか?
軍隊による逮捕、国防認可法については、どうですか?
我々が続けているドローン戦争については、どうですか?
世界のどこにでも勝手にドローンの爆弾を落としたり、落とすと脅かすことによって、
我々が市民的自由を保護していると考えているのですか?
無実の人々が死んでいるのに。

もしも、我々が、シリアでの市民的自由を気に掛けているのなら、
なぜ、我々が持っている秘密収容所、
この国で我々が持っている拷問の歴史を気に掛けないのですか?

暗殺リストが、政府の行政府によって作られていることについては、どうですか?

我々は、何もせずに座って、そして、何も言わないことによって、それを承認しています。
そして、アメリカ国民が、それに我慢しています。
そして、我々は、この方向に行進しています。
また別の戦争をする決定へと行進しています。

ある国に対して制裁を課す時、それは、戦争行為なのです!
それに他ならないのです。
二つの国の間で戦争が勃発する時に、行う最初のことが、制裁を課すことです。
その国を封鎖するのです。

ですから、これは、戦争行為です!
もしも、誰かが、封鎖して、我々に対して制裁を課して、
この国で、どんな製品の輸入も妨げたら、我々は、どうしますか?
我々は、怒り狂うでしょう。
我々は、宣戦布告を行うでしょう。
我々は、戦争を始めるでしょう。

ですから、我々が、敵対者なのです。
我々が、あちらで、他の人々の事柄に、ちょっかいを出して、
また別の戦争を始める機会を探しているだけです。
まず、シリア、それから、イランです。
私たちは、たくさん、戦争しすぎています。
私たちは、戦争を止める必要があります。
私たちは、これ以上、これらの戦争を戦うための、お金を持っていません!


・・・

議員、(時間を)与えてくださり、ありがとうございます。

やはり、私は、実在していない武器に取り憑かれていること、
そして、核拡散防止条約に加盟してすらいない国々によって保有されている、
多くの核兵器については、まったく関心が無いことには、かなり感心します。

イランは、そのすべての核計画を止めるべきだと、この議論で要求されています。
しかし、彼らは、核拡散防止条約の下で、核計画を持つことが許されているのです。
そして、兵器を持っている他の国々、
ソビエト体制から来た武器を保有している国々も含めて、
そのほうが、ずっと大きな危険のように思えます。

国連や我々のCIAによる調査は、
これまでに彼らが20%を超えて濃縮したとは、決して指し示していません。
彼らは、もしも、西洋が協力して、この原料を彼らに売れば、
20%までも、それを行わないと、言っているのです。
彼らは、これは必要ないが、医療用アンソトープのために、
20%の濃縮が必要だと言っています。
そこで、我々が、彼らに対応することを拒んでいることが、
彼らに、20%までの濃縮に着手するよう駆り立てています。
もちろん、5%は、核エネルギーのために彼らが行うことを許されているものです。

しかし、我々が人々を悩ませて、法を無視できるという、この考え。
我々が、彼らに行うよう要請していることは、彼らの計画の閉鎖です。
それは、彼らに国際法を無視するように要請しているのです。
彼らは、それ(国際法)に合意しています。
彼らは、この条約の下で、これを行う権利を持っています。
そして、私たちが、やって来て、ああ、それは、中止しなければならないんだと言って、
私は、それは、本当に、我々を攻撃できない国に、ほぼ取り憑かれているのだと思います。
彼らは、自分たちの隣国たちを侵略した歴史を持っていません。
最後に彼らが戦争した時は、イラクとです。
我々が、イラクに、イランに入っていくよう、しむけました。

それで、私が、とても悩ましく感じるのが、この取り憑かれが、続いていることです。
私が、とてもとても苛立ちを感じるのが、この投票が、もちろん、
シリアの市民的自由を是正すること、イランに、線に従わせて、
彼らが行うことを許されているものを諦めさせることを支持して、
圧倒的に可決されることです。
これに賛成票を入れることは、私の意見では、
我々が必要としていない、また別の戦争への、
さらに、もう一歩であることを、やがて示すでしょう。

我々は、挑発されていません。
彼らは、我が国の安全に対する脅威ではありません。
我々は、これを行っていては、いけないのです。
我々は、あまりにも長く、それを行ってきました。
過去十年、十五年の間、我々は、この考えに取り憑かれてばかりで。
我々が、戦争を始めて、世界の問題すべての解決を試みるのだという。
そして、同時に、それは、我々を破産させています。

私は、この決議に反対票を入れるよう、強く要請いたします。


★下院決議案第750号の投票(三分の二以上の賛成多数で可決) ※

賛成 反対 出席 棄権
共和党 233 5 0 1
民主党 188 1 0 2
合計 421 6 0 3

可決。


2012年8月6日、ロン・ポール、週刊コラム「シリアでの戦争に向けた動き」 ※

先週、下院が、イランとシリアに対して制裁を課す、また別の法案を可決して、
中東での、また別の戦争に我々を近づけた。
さらに厳しい制裁が、最終的に、標的にされた国々に対して、
我々の意志に屈服するよう強いるのだと、我々は告げられている。
まだ、以前の制裁の無効さは、我々に何も教えていないのだ。
実際には、制裁は、戦争を防ぐ以上に、戦争へと導くのである。

昨年まで、リビア制裁が、大成功の話として、もてはやされた。
政権は、その振る舞いを変えるであろうと。
けれども、とにかく、NATO(北大西洋条約機構)は、その国を爆撃した。

先週、我々は、オバマ大統領が、隠れてシリアで反乱者たちを支援するよう、
CIAに指令する諜報「決定」に署名したということを知った。
政府は、アメリカの国益とは何の関係もないシリアでの、
さらにまた別の戦争を断固として戦うつもりのようだ。
我々は、よく似た「決定」が、前ブッシュ政権の下で署名されたことを、すでに知っている。
イラン政府を弱体化させ、あちらで政権交代を促進するよう、合衆国の諜報機関に指令したのだ。
ネオコン(新保守主義者)たちは、我々が対イラン戦争に進む前に、
シリア政府を転覆するよう長らく要求してきた。
この好戦性が、ホワイトハウスが、どちらの党になろうと、続いている。

シリアで、我々は、いかに我々の干渉主義の政策が逆発して、
我々の安全を低下させるか、またもや見ている。
シリアの反対派とアルカイダ(そして他の過激派集団)の間の繋がりを、
最近のニュース報道が指摘している。
「アルカイダが、東シリアをかけた戦いで反乱軍有利に形勢を変えた」と、
英国の新聞ガーディアンの最近の記事が強く主張した。
合衆国後援の主要なシリア反乱組織、自由シリア軍と「ほとんど毎日」会っているという、
シリアにいるアルカイダ指導者を、その記事は引用している。
それで、我々は、シリアでの内戦を促進することによって、アルカイダを煽る羽目になっているのだ。

また別の最近の新聞報道によると、ドイツの諜報機関は、
シリアで、過去六ヶ月にわたって、アルカイダもしくは関連組織によって、
100近いテロ攻撃が行われてきたと見積もっている。
先月、シリアで、自爆者が、国防相と数人の最上位の政府高官たちを殺した。
合衆国は、今で十年以上の間、対テロ戦争を戦ってきたが、そのテロ行為を非難することは拒んだ。

これは、合衆国政府が、我々がイラクとアフガニスタンで戦ってきた同じ人たちを、
シリアで支援しているのかどうかという問いを提起する。
今年早くに、ヒラリー・クリントン国務長官は、
合衆国が、シリアの反乱軍を武装させることに、
しぶしぶだったのかどうかを問われた時に、それら同じ懸念を表明した。
彼女は答えた。
「誰に対して、それらを届けているのか?
 我々は、アルカイダだと知っています。
 ザワヒリが、シリアで、反対派を支援しています。
 我々は、シリアで、アルカイダを支援しているのか?」

それは、とても良い質問だ。
それは、合衆国が、まったく、シリアでの内戦に関わる筋合いにないということを示している。
1980年代に、我々は、アフガニスタンで、
後にアルカイダとタリバンの分子を生み出した抵抗運動を支援した。
いつになったら、我々は、我々の教訓を学んで、我々が真に理解してない紛争、
アメリカの国益と何の関係もない紛争に、介入することを止めるのだろうか?
 

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