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シリア 運命を左右する戦い/米国 イスラエルにイラン攻撃プランをすでに渡す
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/733.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 7 月 30 日 10:25:18: EVQc6rJP..8E.
 

http://japanese.ruvr.ru/2012_07_29/shiria-unmei/

シリア政府は、同国の都市アレッポに増強部隊を集結している。「自由シリア軍」は先日、アレッポを掌握しようと試みた。マスコミが伝えたところによると、戦闘員らに「テロで脅された」住民たちは、アレッポから逃げているという。

先週はシリアの化学兵器を巡る情報戦争も大きなニュースとなった。シリア外務省は先週はじめ、化学兵器を使用する可能性について声明を表した。西側のマスコミはこのニュースを大々的に報道したが、科学兵器の使用は外部から攻撃があった場合に限って使用される可能性があるという、重要な点には注意が払われなかった。シリア外務省の報道官は、全ての化学兵器は政府の管理下にあり、反体制派武装勢力に対して使用されることはないと強調した。

 一方で米国は、シリアの化学兵器の行く末に深刻な懸念を表明した。米大統領府の声明では、特にシリア政府の攻撃が高まっていると述べられているが、反体制派側からの攻撃がエスカレートしていることについては多くを語らならい。一方で米国は、反体制派への支援を著しく強化したことを確認した。

 ロシアのラヴロフ外相は、米国のこのような立場とシリアの首都ダマスカスで18日に発生したテロを一連の西側諸国が非難しなかったことを受け、「そうした態度は、テロリズムを直接正当化する事につながる」と述べ、次のように語っている。

「米国のライス国連大使は、ダマスカスでのテロ事件は外部介入を可能とする国連憲章第7章に基づく決議を採択する必要性を証拠立てていると語った。別の言い方をするならば、国連安全保障理事会が米国の望みを実行するまで、米国はそのようなテロ行為を支持し続けるということだ。これはおぞましい立場だ。また米国務省のヌーランド報道官も、アサド政権が現在のような行動を行っている状況の中、シリアでそのようなテロが発生し、反体制派がテロ活動に訴えているのは驚くべきことではないと述べた。これはテロを直接正当化している。」

 米国務省はラヴロフ外相の声明が出された直後、立場を明確にしようと試みた。ヌーランド報道官は、米国はテロを非難しているものの、全てのテロを非難するわけではないと指摘した。報道官によると、米国はシリアでのあらゆる形の暴力を常に非難してきたが、18日にダマスカスで発生したテロでは、「シリア国民に対する攻撃を実行した犯人」が死亡したという。米国務省の立場とあらゆるテロリストの立場にどのような違いがあるのかは不明だ。

 シリアではその間にも戦火に襲われた町から逃げる人が後を立たない。シリアとトルコの国境地帯における状況は限界に近づいている。国境地域には、シリア反体制派が管理するキャンプが10以上設置された。キャンプではそれぞれ約1万人が暮らしている。トルコの経済的に遅れた地域に設置されたキャンプでは、不満を持った住民との一連の衝突が起こった。一部のキャンプでは、衝突の沈静化に政府軍が加わったところもあった。ロシアの東洋学者ヴォロジン氏は、現在の状況はトルコで政治的爆発を引き起こす恐れがあると指摘し、次のように語っている。

「トルコには不安定な地域があり、そのような地域がシリアに関連したあらゆる出来事に関わらないよう望まれているが、それは非常に難しい。トルコ政府に反対する勢力が活発化する可能性もある。

人権擁護機関などは、シリアでは人道危機が起こっていると述べている。だが今シリアにとって最も切実な課題は、あらゆる軍事活動を停止することだ。そしてこれはトルコにとっても重要なこととなる。」

 現在シリア政府軍と反体制派の衝突が最も激化しているのはアレッポだ。自由シリア軍の兵士たちは先々週、シリアの商業の中心地アレッポの掌握を試みた。兵士たちは、トルコ側の国境からアレッポに進入した。マスコミや専門家たちは、アレッポを巡る戦いの結果は、その後のシリアの運命を左右するだろうと指摘している。


■米国 イスラエルにイラン攻撃プランをすでに渡す
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_29/beikoku-isuraeru-iran-kougeki-puran/

米国はイスラエルに、外交手段でイラン政府の核プログラムを停止できなかった場合のため作られた、イランの核施設に対する米軍部隊の攻撃シナリオをすでに渡した。NEWSru Israelが新聞「ガアレッツ」の報道を引用して伝えた。

新聞によれば、米国防総省が作成した文書を渡したのは、安全保守問題担当のトーマス・ドニロン大統領補佐官で、彼はクリントン国務長官のエルサレム訪問の少し前、つまり約2週間前にイスラエルを極秘に訪れた。

近日中に米国のパネッタ国防長官もエルサレム入りする。
なお現在、ロムニー共和党大統領候補がイスラエル訪問中。ロムニー陣営は、もしイランへの攻撃が決まったなら、イスラエルを支援すると明言している。( NEWSru.com)

 

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コメント
 
01. 2012年7月30日 22:08:12 : SuHVWfSgk2
このニュースに関連して、IRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語より、イスラエルの核兵器に関する情報を提供する。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/30683-独物理学者、「イスラエルの核弾頭は300個を超える」

(転載開始)

2012/07/30(月曜) 21:28 独物理学者、「イスラエルの核弾頭は300個を超える」

ドイツ人の物理学者が、シオニスト政権イスラエルが保有する核弾頭の数は、300個を超えており、それぞれの破壊力は、広島に投下された原爆と同じである」としています。

この物理学者は、ニュースサイト・アルモヒートのインタビューに応じ、「イスラエルの核兵器の拡散を促した主な要素は、核兵器の製造のための核燃料を獲得できたことである」と述べ、「イスラエルが保有する核弾頭の全てあるいはその多くが、プルトニウムで製造されており、その破壊力も、プルトニウム239によるものだ」としました。

また、「イスラエルの核弾頭は非常に複雑な構造を有している」とし、「これに関して、詳細な情報はなく、予測も難しい。なぜなら、核兵器の製造に使用される物質は異なっているからである。しかし、イスラエルの核弾頭の破壊力を推測しようとすれば、それは、広島に投下された原爆の破壊力と同じであると言えるだろう」と語りました。

この学者はさらに、「これまでの情報によれば、核兵器製造におけるイスラエルの政策は、非常に強力な爆弾を製造するのではなく、それより破壊力の弱い複数の爆弾を製造するというものである。なぜなら、この種の兵器をいくつも保有すれば、イスラエルがそれらの兵器によってさらに多くの標的を破壊する能力を持つようになるからだ」としました。

(転載終了)

●イスラエル空軍には、F-15制空戦闘機、F-15E戦闘爆撃機、F-16と言った長距離侵攻能力を持つ軍用機がある。空中給油機も保有している。かつてイラクの原子炉を爆撃したこともあるイスラエル空軍だが、イランへの往復は能力一杯らしい。イランを攻撃すれば、それ相応の犠牲は免れない。


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