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http://japanese.ruvr.ru/2012_07_24/puchin-monti-shiria/
現シリア政権の打倒というシリアでの非合法な政権移譲は、同国を長期的な内戦に陥らせるだろう。ロシアのプーチン大統領は、同国ソチでイタリアのモンティ首相と会談した際にこのような見解を表した。
プーチン大統領は、シリア情勢の正常化に必要な行動規律を挙げた。大統領は、「当事者双方の戦闘と暴力の停止、対話、解決策の模索、将来の国家および社会の憲法基盤の確立、そしてその後で構造改革となる。その反対ではだめだ。我々は、その順番が逆になった場合には混乱状態になると考えている」と指摘した。プーチン大統領は、シリアの未来は当事者一方の敗北あるいは勝利ではなく、対話と妥協を基盤に決定されなければならないと再び強調し、シリア停戦監視団の活動期限の延長が決定されたことは、国連の場でも妥協が可能だということを物語っていると述べた。
モンティ首相は、シリアで「リビアのシナリオ」が繰り返されてはならないというロシアの懸念に同意する立場を表した。また首相は、イタリアは、リビアで行なわれたような国内のあらゆる派閥が加わる暫定政府樹立という方法が、シリアでも行なわれることに賛同すると指摘した。
またモンティ首相は、国連憲章第7章に基づいた国連安全保障理事会決議案の採択は、ロシアの支持なくしては不可能だと強調した。 (インターファクス)
■シリア政府軍 アレッポへの攻撃準備
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_27/shiria-seifugun-areppo-kougeki-jumbi/
シリア政府軍は27日、シリア第二の都市であるアレッポから武装勢力を一掃するつもりだ。
シリアの経済的中心であるアレッポは首都ダマスカスから北に355キロの地点に位置しており、南部および東部方面から政府軍が包囲している。町の中心および西部各地区も政府軍によって制圧されており、武装勢力の侵入を防いでいる。これより先、大砲およびヘリコプターによって、アレッポ郊外に陣取っているいわいる「シリア自由軍」の陣地に対する攻撃が行われ、追加の武装勢力が町に入るのを防いでいる。
一方、シリア自由軍のアブデル・ジャッバル・アル=オケイディ司令官は、シリアのほかの地域からおよそ1500名の武装勢力がアレッポに入ったとしている。武装イスラム主義勢力が制圧している南部および東部の防衛に向けて準備している。武装勢力はまた、国際空港に続く道路も封鎖している。
シリアの新聞「アル=ワタン」によれば、迫る反撃作戦が「決戦」になるとされている。同新聞は、この戦いの結果によって、北部における政府軍と武装イスラム勢力との紛争の将来が左右されると述べている。「アル=ワタン」によれば、アレッポには約1万2千人の傭兵がおり、トルコの士官によって指揮されている。トルコ経由でシリアに入った武装勢力の大半は、リビア、チュニジア、エジプトなどの出身者であり、シリア人の割合は少ない。同紙は、トルコ政府がシリアを分裂させ、アレッポをトルコ支配下に置こうとしているとして非難している。 (タス通信)
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