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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M7OBVZ6VDKIT01.html
7月24日(ブルームバーグ):米国のアスリートがオリンピックでつまづく最初の問題は、いかに病気をもらわず挨拶を交わすか、その方法かもしれない。何しろ病気にかかってしまえばオリンピックの夢も露と消えるのだ。
水泳界のスーパースター、マイケル・フェルプスや陸上代表タイソン・ゲイをはじめ、この夏のロンドン五輪に向かう米選手に同伴する医師団にとって競技のけがより心配なのは、選手がフライトで病気をしたり長旅の疲れに見舞われることだ。
米代表団の医療主任を務めるシンディ・チャン氏は、大西洋を渡る529人の米選手に、飛行機では通路側の席に座るよう勧めた。フライト中にときどき歩き回り、筋肉が固まらないよう普段と同じストレッチを行えるからだ。
チャン氏はオリンピック選手村でインタビューに応じ、「最初の落とし穴は挨拶にある」と笑った。「誰かと握手したその手で自分の目や鼻、顔を触るのはまずい」と言う。200以上の参加国から最高1万6000人が滞在する選手村は非常に混み合う。多くが娯楽施設を共同で利用するほか、寝室が相部屋の場合もある。
ロンドン大学クイーン・メアリー校の生物医学プログラム主任、ロン・カトラー氏は電話インタビューで、「咳をすると微生物が3メートル以上も先まで飛ぶ。触ったり、咳やくしゃみで病気が広がることもある」と説明。「石けんとぬるま湯を使うこと。一生に一度の大舞台でチームメートに病気を広げたりしないように」と述べた。
****空気フィルター
英民間航空局(CAA)の広報担当、ニック・スティーブンソン氏によると、航空各社は旅客機内の空気から細菌やウイルスを取り除くためにフィルターを使用している。
同氏が電子メールで説明したところでは、「フィルターは病院の手術室で使われているものと同様」で、「客室の空気は2−3分おきに全て入れ替えられる。たいていの建物の空調では5−10分おき」だという。
チャン氏率いる80人の米医師団は、ロンドンの飲み水の安全性から規則的な睡眠の取り方まで、あらゆることについてアドバイス役を務める。
一方、五輪主催国である英国の医療主任、イアン・マカーディー氏によれば、同国は選手に対し、当局者との握手を避けて家族や友人との接触を最小限にとどめるように勧めている。542人の英選手らは、選手村滞在中は米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の「ヴィックス」ブランドのハンドソープを使う予定だ。
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