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(CNN) アサド政権と反体制派の衝突が続くシリアでは、17日も首都ダマスカスなどで暴力が続き、同市での決戦が近いとの見方も出ている。政権側は依然として、「テロリスト集団」による暴力だと主張している。
ロシア国営放送RTの記者は、ダマスカス市内から短文投稿サイト「ツイッター」に、ヘリコプターの銃撃音が聞こえると書き込んだ。
反政府団体の地域調整委員会(LCC)によると、17日は同市内で14人、近郊で2人が死亡するなど、計45人の死者が出た。
英国のヘイグ外相はシリアとヨルダンとの国境付近を訪れ、「悲劇の大きさを痛感した」と述べた。国境を越えて逃げようとする市民らを政府軍が銃撃する映像を見たり、何カ月もかけて徒歩で逃げて来たという避難民から話を聞いたりしたという。ヘイグ氏は、国連安全保障理事会が武力行使を含めた強制措置に道を開く決議を採択すべきだと明言した。
国連とアラブ連盟の共同特使を務めるアナン前国連事務総長は17日、モスクワでプーチン・ロシア大統領と会談した。安保理ではこれまで、アサド政権と友好関係にあるロシア、中国の両常任理事国が制裁決議に反対の立場を取ってきた。アナン氏によれば、この日の会談では安保理決議も話題に上ったという。
一方シリアの国営メディアは、政府軍がテロから市民を守るために戦っているとの主張を繰り返している。ダマスカスが砲撃を受けたという報道を、市民が「何も起きていない」と否定するインタビューも流れたが、その背後には銃撃音が響いていた。
政府軍から離反して反政府の自由シリア軍に加わった元将校は16日、CNNとのインタビューで「首都決戦が近付いている」と述べた。15日には赤十字国際委員会が、シリアは事実上の内戦状態にあると宣言している。
http://www.cnn.co.jp/world/30007375.html
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「一方シリアの国営メディアは、政府軍がテロから市民を守るために戦っているとの主張を繰り返している。ダマスカスが砲撃を受けたという報道を、市民が『何も起きていない』と否定するインタビューも流れたが、その背後には銃撃音が響いていた。」
SAN シリア国営通信は、「市民が『何も起きていない』と否定するインタビューも流れたが、その背後には銃撃音が響いていた。」とあるとおり、いつものように事実の隠ぺいに躍起である。何も起きていないと言えと市民が強要されたのだろう。しかしながら、首都ダマスカスが激戦の地となっていることはシリア国民ならだれでもが知っている。
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