http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/678.html
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http://japanese.ruvr.ru/2012_06_01/roshia-oubei-futatabi-gunjishoutotsu-setogiwa/
ロシアの各メディアはシリアにおける現在の状況を、1999年当時のユーゴスラビアの事件と比較している。そして、ロシアと欧米諸国が再び戦争の瀬戸際に立つ危険性があると指摘している。
1999年、コソボ(かつてのユーゴスラビア)のラチャク村では45名のコソボ・アルバニア人の遺体が発見された。OSCE(欧州安全保障協力機構)の調査団は、そのような全権がなかったにも関わらず、事件を民族浄化であると決め付け、民間人殺害でセルビア軍を非難した。セルビア政府は声明を発表し、「平和なアルバニア人」は実際にはコソボ武装勢力によって殺されたと主張した。しかし欧米諸国はユーゴスラビア指導部に対する非難を選び、それを口実に、国連による決議がないまま、NATO軍のユーゴスラビア空爆が行われた。これはロシアと欧米諸国の間に緊張を生み出し、ロシア軍空挺部隊はプリシュティナ空港を占拠し、NATO軍による空港制圧を阻止した。ロシアと欧米諸国は戦争の瀬戸際に陥った。
コメルサント紙によれば現在、NATOが国連による承認がないまま、バシャル・アサド政権打倒を目指して、シリアへの軍事侵攻を開始した場合、状況は繰り返される危険があるとしている。反対派勢力および欧米諸国は、アサド政権を民間人殺害、特にホウラにおいて女性と子供が殺された事件で非難している。シリア政府はそれらの犠牲者は、反対派戦闘員によって殺されたものであり、欧米諸国によるシリア軍事介入を促すことを目的としている、と指摘している。ロシアは、政府および反対派双方に責任があったとして、調査を呼びかけている。
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