http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/576.html
Tweet |
ロサンゼルス(CNN) 米カリフォルニア大学サンディエゴ校の男子学生(23)が2日、麻薬所持や使用容疑で拘束された後の5日間、拘置所の独居房で手錠を掛けられたまま水や食料、排尿の時間も与えられなかったとして米麻薬取締局(DEA)に損害賠償を求める訴訟を起こした。
DEAのサンディエゴ支部は、学生の収監が忘れられていたのは「手違い」が原因とする声明を出し、深い謝罪を表明した。拘束手続きに関する徹底的な内部調査を行うことも約束した。
一方、弁護士は「手違い」との説明に反発し、学生はほとんど死にかけていたと反論。拘束されていた5日間には週末が含まれていた事情があったとしても、平日のまる3日間も放置されていたことの説明にならないとも主張した。
エンジニアリング専攻の学生が閉じ込められていた独居房は暗くて狭く、窓もなかった。拘束中、のどの乾きをいやすため自らの尿も飲んだという。助けを求める叫び声も挙げたが、拘置所の職員や隣接の独居房の収監者にも無視されていた。拘束の2日目の夜や3日目の朝には幻覚症状に襲われ、気が狂いそうになって死ぬことを考えてもいた。
釈放後、病院に急送された2日間の集中治療を受けたが腎臓疾患で命が危ない状態だったという。現在は自宅で回復している。学生には犯罪歴はなかった。
DEAは4月21日朝、合成麻薬のエクスタシーの密売場所と疑う民家を捜索した際、男子学生を拘束していた。学生の収監が依然続いているのに気付いたのは、拘置所職員が独居房につながる鋼鉄製のドアを開けた25日の午後になってからだった。
民家の捜索でDEAは大量の合成麻薬の錠剤、マリフアナ、銃数丁、数千発の実弾などを押収していた。学生はサンディエゴの地元テレビに対し、友人と麻薬を摂取するため民家に行ったことは認めたが、銃などの発見とは無関係と主張した。
http://www.cnn.co.jp/usa/30006464.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。