サルコジ仏大統領、カダフィ報道の左派系サイトを告訴　 AFP ダイナモ

サルコジ仏大統領、カダフィ報道の左派系サイトを告訴　 AFP
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/567.html
投稿者ダイナモ日時 2012 年 5 月 01 日 20:47:06: mY9T/8MdR98ug

【5月1日 AFP】リビアの故ムアマル・カダフィ（Moamer Kadhafi）大佐が、2007年のフランス大統領選でニコラ・サルコジ（Nicolas Sarkozy）現仏大統領陣営に選挙資金の援助を約束したとする文書を掲載した仏左派系の調査報道ウェブサイトを、サルコジ大統領が告訴した。

　仏ウェブサイト「メディアパート（Mediapart）」は前週、カダフィ大佐が率いた前リビア政権が、2007年の仏大統領選でサルコジ氏陣営に5000万ユーロ（約53億円）の資金援助をすることに同意していたとする文書を掲載した。

　しかしサルコジ氏は30日、仏テレビ局フランス2（France 2）に対し、この文書は「まったくのでっちあげ」だと一蹴し、「われわれはメディアパートを告訴する。この文書を送信したとされる人物も受信されたとされる人物も報道の内容を否定している」と非難した。

　右派のサルコジ大統領とその支持者は、左派系メディアによる執拗な「偏向」報道の標的にされていると考えている。

　仏大統領選は6日に決選投票を控えるが、4月22日に行われた第1回投票では、現役のサルコジ氏が数ポイント差で最大野党・社会党のフランソワ・オランド（Francois Hollande）前第1書記の後塵を拝した。サルコジ氏の動きは、決選投票を前に今回の報道を明確に否定することで、リビア前政権との関係に対する疑いを払拭しようとしたものといえる。

　一方で社会党候補のオランド氏陣営も、同党のドミニク・ストロスカーン（Dominique Strauss-Kahn）前専務理事のスキャンダルの余波を浴びている。

　決選投票でサルコジ氏、オランド氏の両陣営にとって鍵を握るのは、反移民政策を掲げ第1回投票で約18％の支持を集めた極右政党、国民戦線（FN）のマリーヌ・ルペン（Marine Le Pen）氏の支持層だ。特にサルコジ氏は、国民戦線と同様の右派的な主張で同党支持者の取り込みを図っている。(c)AFP/Charles Onians

http://www.afpbb.com/article/politics/2875442/8877289?ctm_campaign=txt_topics
　

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01. 無段活用 2012年5月02日 20:34:37 : 2iUYbJALJ4TtU : pnFKtUyAeE « Je voterai blanc dimanche prochain parce que sur des grands sujets, qui m’apparaissent essentiels, incontestablement Nicolas Sarkozy et François Hollande sont sur la même ligne : ils sont tous les deux mondialistes, pour un fédéralisme européen. Or, je crois que ça signifie la fin de la Nation française telle que nous la connaissons. » 「今度の日曜日、私は白票を投じるわ。重要と思えるような、大きな問題について、ニコラ・サルコジも、フランソワ・オランドも、明らかに同じ線の上に立っている。2人とも、1つの連合したヨーロッパを支持するグローバリスト。つまり、これは、私たちが知っているような、フランス人の国が終わるってことなのよ。」 http://www.rfi.fr/emission/20120502-marine-le-pen-presidente-front-national
02. 2012年5月20日 11:30:06 : FWDRJbsiec サルコジが落選してから書くのも何だが、選挙戦で相当不利になっていることが分かっていたからこそ、自らに不利なニュースに敏感になっていたのだろう。サルコジは所詮、その程度の人物だったってことだ。他の投稿欄にも書いたが、フランスの大統領はどうしても偉大なドゴール将軍と比較される運命にある。シャルル・ドゴール http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB 第五共和政初代大統領。第二次世界大戦でフランスが陥落すると、イギリスに逃れて亡命政権を樹立。自由フランス軍を率いてナチスから祖国を解放し、臨時政府の首相に就任。企業の国有化を推進。しかし社会党、共産党と対立して政界を引退。インドシナ戦争、第二次中東戦争にフランスは敗れ、アルジェリア独立戦争でフランスは混乱。ルネ・コティ大統領が政界復帰を要請し、1958年首相に就任。第五共和政憲法を起草し、1959年に大統領就任。就任に際してデノミを実施し、物価は高騰したが労働者の賃金も上昇し、日本ほどではなかったが驚異的な経済成長を記録した。例を挙げるとフランスの自動車メーカー、シトロエン社の自動車生産台数が1958年～1965年の7年間に2倍になっている。 http://www.citronpaper.it/Gammadepli/Cartelle/196512gammeF/02.jpg 当時、西側諸国を主導していた米英のアングロサクソン勢力に対抗し、フランス独自の核武装、フランス独自の外交を推進した。アメリカから買っていた兵器を国産で賄う方針を明確に打ち出し、就任前に初飛行していたダッソー・ミラージュⅢ戦闘機を大量に採用し自らも輸出に尽力。また同機を大型化したミラージュⅣ爆撃機を実用化して、フランスは米英ソに続く戦略爆撃機の保有国となった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5IV_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) ドゴール大統領は米英の指揮下にあるNATO軍の司令部からフランス軍を1966年に離脱させ、これによりNATO軍の司令部はパリからベルギーのブリュッセルに移転した。フランスの栄光を信奉する彼の方針で、豪華客船フランス号の進水、フランス国鉄TGVの開発、旅客機シュド・カラヴェルの量産と、これに続くエアバスの開発、モータースポーツにおけるフランス車のアルピーヌ、マトラの活躍など、積極的な産業政策が次々と実行された。彼の時代は今なお、「あの頃はよかったなぁ。」と懐かしがられている。日本の昭和時代もこうだが、卓越した指導者としてのドゴール将軍の栄光は色あせることはない。話は変わるが、ドゴール大統領が起草した第五共和政憲法では、大統領の任期は7年となっていた。これは、戦後の第四共和政では小党分立で国政が停滞したのが原因とされる。大統領の任期を7年と先進国では異例の長さとし、しかも大統領の権限を大幅に強化している。この第五共和政の大統領権限の強すぎることが、後のフランスの課題になる。はっきり言うと、この憲法はドゴール将軍にしか似合わないのである。途中の1966年に大統領選挙があったが、対抗馬は後に大統領になる社会党のミッテラン氏であった。彼は2期14年にわたって大統領を務めたが、さすがに身体に堪えたのか、退任後1年の1996年に逝去された。彼はドゴールの政敵と言われたが、第二次世界大戦ではドゴール将軍の自由フランス政府に参加し、レジスタンスで戦うなど、政治思想が違うだけの相違点しかなかったのである。フランス人にアンケートを実施したところ、戦後の大統領で最も偉大な人物をあげよという設問では、35%がシャルル・ド・ゴールの名を挙げ、ミッテランと回答したのは30%で2位、3位につけたジャック・シラク前大統領の名をあげたのは7%だった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3 新しくフランスの大統領に就任したオランド氏に、当方は歴史上の英雄であるドゴール将軍やミッテラン書記長ほどでなくてもいいから、普通の人としての着眼点でフランス経済を立て直して欲しいと期待するところである。

01. 無段活用 2012年5月02日 20:34:37 : 2iUYbJALJ4TtU : pnFKtUyAeE
« Je voterai blanc dimanche prochain parce que sur des grands sujets, qui
m’apparaissent essentiels, incontestablement Nicolas Sarkozy et François
Hollande sont sur la même ligne : ils sont tous les deux mondialistes, pour un
fédéralisme européen. Or, je crois que ça signifie la fin de la Nation française
telle que nous la connaissons. »

「今度の日曜日、私は白票を投じるわ。重要と思えるような、大きな問題につい
て、ニコラ・サルコジも、フランソワ・オランドも、明らかに同じ線の上に立ってい
る。2人とも、1つの連合したヨーロッパを支持するグローバリスト。つまり、これ
は、私たちが知っているような、フランス人の国が終わるってことなのよ。」

http://www.rfi.fr/emission/20120502-marine-le-pen-presidente-front-national

02. 2012年5月20日 11:30:06 : FWDRJbsiec
サルコジが落選してから書くのも何だが、選挙戦で相当不利になっていることが分かっていたからこそ、自らに不利なニュースに敏感になっていたのだろう。サルコジは所詮、その程度の人物だったってことだ。

他の投稿欄にも書いたが、フランスの大統領はどうしても偉大なドゴール将軍と比較される運命にある。

シャルル・ドゴール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB

第五共和政初代大統領。第二次世界大戦でフランスが陥落すると、イギリスに逃れて亡命政権を樹立。自由フランス軍を率いてナチスから祖国を解放し、臨時政府の首相に就任。企業の国有化を推進。しかし社会党、共産党と対立して政界を引退。
インドシナ戦争、第二次中東戦争にフランスは敗れ、アルジェリア独立戦争でフランスは混乱。ルネ・コティ大統領が政界復帰を要請し、1958年首相に就任。第五共和政憲法を起草し、1959年に大統領就任。
就任に際してデノミを実施し、物価は高騰したが労働者の賃金も上昇し、日本ほどではなかったが驚異的な経済成長を記録した。例を挙げるとフランスの自動車メーカー、シトロエン社の自動車生産台数が1958年～1965年の7年間に2倍になっている。
http://www.citronpaper.it/Gammadepli/Cartelle/196512gammeF/02.jpg

当時、西側諸国を主導していた米英のアングロサクソン勢力に対抗し、フランス独自の核武装、フランス独自の外交を推進した。アメリカから買っていた兵器を国産で賄う方針を明確に打ち出し、就任前に初飛行していたダッソー・ミラージュⅢ戦闘機を大量に採用し自らも輸出に尽力。また同機を大型化したミラージュⅣ爆撃機を実用化して、フランスは米英ソに続く戦略爆撃機の保有国となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5IV_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

ドゴール大統領は米英の指揮下にあるNATO軍の司令部からフランス軍を1966年に離脱させ、これによりNATO軍の司令部はパリからベルギーのブリュッセルに移転した。フランスの栄光を信奉する彼の方針で、豪華客船フランス号の進水、フランス国鉄TGVの開発、旅客機シュド・カラヴェルの量産と、これに続くエアバスの開発、モータースポーツにおけるフランス車のアルピーヌ、マトラの活躍など、積極的な産業政策が次々と実行された。

彼の時代は今なお、「あの頃はよかったなぁ。」と懐かしがられている。日本の昭和時代もこうだが、卓越した指導者としてのドゴール将軍の栄光は色あせることはない。話は変わるが、ドゴール大統領が起草した第五共和政憲法では、大統領の任期は7年となっていた。これは、戦後の第四共和政では小党分立で国政が停滞したのが原因とされる。大統領の任期を7年と先進国では異例の長さとし、しかも大統領の権限を大幅に強化している。この第五共和政の大統領権限の強すぎることが、後のフランスの課題になる。

はっきり言うと、この憲法はドゴール将軍にしか似合わないのである。途中の1966年に大統領選挙があったが、対抗馬は後に大統領になる社会党のミッテラン氏であった。彼は2期14年にわたって大統領を務めたが、さすがに身体に堪えたのか、退任後1年の1996年に逝去された。彼はドゴールの政敵と言われたが、第二次世界大戦ではドゴール将軍の自由フランス政府に参加し、レジスタンスで戦うなど、政治思想が違うだけの相違点しかなかったのである。
フランス人にアンケートを実施したところ、戦後の大統領で最も偉大な人物をあげよという設問では、35%がシャルル・ド・ゴールの名を挙げ、ミッテランと回答したのは30%で2位、3位につけたジャック・シラク前大統領の名をあげたのは7%だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3

新しくフランスの大統領に就任したオランド氏に、当方は歴史上の英雄であるドゴール将軍やミッテラン書記長ほどでなくてもいいから、普通の人としての着眼点でフランス経済を立て直して欲しいと期待するところである。

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