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(CNN) 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは28日までに、世界の死刑執行状況に関する2011年の年次報告書を発表し、同年に死刑を執行した国は20カ国となり、世界全体の10%に減少したと明らかにした。しかしこの20カ国での執行数は急増しているという。
報告書によると、11年は世界で少なくとも676人の死刑が執行され、年末の時点で死刑囚の数は1万8750人だった。
地域別にみると、死刑執行数は特に中東各国で前年比50%の急増となった。また、中国では数千人の死刑が執行されたとの見方を示し、同国の公式統計に基づく数字は「実際の数よりも大幅に低く抑えられている公算が大きい」として公表しなかった。
主要8カ国の中で同年死刑を執行したのは、米国のみで43人だった。
死刑を言い渡される原因となった「犯罪」には、イランの姦通罪や同性間の性交罪、パキスタンの神に対する冒涜(ぼうとく)罪などが含まれ、約10カ国では麻薬関連の罪で死刑が言い渡されている。アムネスティはこうしたケースについて、多くは国際標準に照らして公正な裁判が行われず、拷問などの手段で自白を強要されている場合もあると指摘した。
アムネスティのサリル・シェティ事務局長は死刑執行の現状について、世界の大多数の国は死刑廃止に踏み切ったと指摘、「取り残された少数派としてまだ死刑を執行し続けている国の指導者に対し、あなた方は世界の歩調から外れており、この残酷で非人道的、恥ずべき刑罰をやめるべき時だと伝えたい」と述べている。
http://www.cnn.co.jp/world/30006051.html
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