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大メディアが報じないプーチンの凄まじい不正選挙 [春名幹男「国際情報を読む」]
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2012/3/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
プーチン首相が4年ぶりの大統領復帰を決めたロシア大統領選挙。日本の大手メディア報道だと、大した不正もなく終わったかに見える。
だが現実は目を覆うばかりの不正選挙だった。
何カ所もの投票所を投票して回る「回転木馬投票」という大がかりな組織的動員があったのだ。500キロも離れた地方の工場から首都モスクワにバスで運ばれた労働者たちもいた。
草の根運動「有権者連盟」は不正防止のためボランティアを投票所に派遣したが、100カ所で追い出されるなど、全部で3000件もの選挙違反があったと報告した。
日本のテレビが差し出したマイクに「他に投票する人がいなかったから」とプーチン支持の理由を話した市民がいた。まさにその通り。まず、立候補するのが困難で、たとえ立候補できてもロシア大手メディアには報道してもらえず、プーチン首相以外にまともな候補者などいないかのような状態だったという。
今回のロシア大統領選挙で最も信頼できる選挙監視団を派遣したのは欧州安全保障協力機構(OSCE)。欧州、旧ソ連諸国などが加盟。2004年の米大統領選にまで選挙監視団を送った組織だ。
そのホームページにロシア大統領選監視暫定報告書が掲載されている。
それによると、ロシア大統領選の候補者になるためには200万人もの署名簿を提出しなければならない。有力リベラル系野党「ヤブロコ」のヤブリンスキー前代表ら11人は署名の有効性を突かれ、失格にされた。そもそも中央選挙管理委員会は与党・統一ロシアの関係者が多いというのだ。
立候補できても、野党候補者の動向は伝えられなかった。対照的にプーチン氏に関する報道は民間テレビでも選挙報道全体の69〜88%に上った。
選挙中、プーチン氏は7つの記事を新聞に寄稿したが、他の候補者は満足なスペースも与えられなかった。対立候補の姿も主張も見えないのだ。
それでも、首都モスクワではプーチン氏の得票率は47%(全体では63%)で過半数に達しなかった。不正がなければ決選投票に持ち込まれた可能性は十分あった。
日本の大手紙報道はなぜ体制寄りなのか。北方領土問題でも、プーチン氏はタカ派なのに。
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