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【モスクワ=原誠司】ロシアのプーチン首相(59)が四年ぶりの返り咲きを決めた四日の大統領選挙の不正疑惑について、選挙を監視した非政府組織(NGO)「ゴロス」は五日、「相当の件数に上った」と発表した。プーチン氏は当選後、「公正な選挙戦に勝った」と宣言したが、昨年十二月から都市部で相次ぐ抗議デモが拡大する恐れがある。
ゴロスによると、四日夜までの不正疑惑の報告は六百件以上で、抗議活動に火を付けた「昨年の下院選に匹敵する」(ゴロス広報担当メリキヤンス氏)という。また、独自集計したプーチン氏の得票率は50・26%で、中央選挙管理委員会が発表した同63・60%(開票終了)を13ポイント余りも下回った。
不正行為には、同一人物が数カ所の投票所を回って投票を繰り返す「メリーゴーラウンド」と呼ばれる手口や出張者や旅行者を買収して住民登録票を入手し、偽装投票するケースなどがあった。また不審人物から反プーチン派の女性に電話があり「家族や自分の命が惜しくないのか」と脅されたという。
今回の大統領選では九万一千カ所の投票所に不正を監視するウェブカメラ十八万台が設置され、集計作業などが初めてインターネット上に公開された。
不正疑惑の報告はロシア社会院にも約三十件あった。八万七千人が参加した市民監視団「きれいな選挙のため」には、不正関連のメール四百件と千九百件の電話があった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012030602000034.html
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