http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/429.html
Tweet |
アテネ(CNN) 財政危機に陥っているギリシャで10日、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)が総額1300億ユーロ(約13兆円)の追加支援を行う条件としている新たな緊縮策に反対する複数の労働組合が48時間のストライキを開始した。
ギリシャの主要政党のトップは9日、長い交渉の末、第2次支援策の条件になっている財政緊縮策の受け入れについて合意した。この新たな緊縮策は今週末に議会の承認を受けなければならないが、ギリシャ連立与党の一角を占める極右政党、国民正統派運動(LAOS)は緊縮策に賛成しない意向を示している。
しかし、定数300のギリシャ議会でLAOSの議席数は16にすぎず、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が153議席、新民主主義党(ND)が83議席を確保しており、議会の承認は得られる見込みだ。
そんな中、さらなる緊縮策に怒った複数の労働組合が10日、48時間のゼネストを呼びかけた。
議事堂前のシンタグマ広場では、抗議集会に集まったデモ隊と警官隊が衝突。デモ隊は警官隊に石や火炎瓶を投げ、警官隊もスタングリネードや催涙弾で応戦した。この衝突で少なくとも1人が負傷した模様。警察は当初、アテネ市内のデモの参加者は約1万3000人で、人数はさらに増える見込みだと発表していた。現在、アテネの中心地は通行止めとなっている。
ギリシャは3月20日に迎える145億ユーロの国債償還を乗り切るために何としても追加支援を受ける必要がある。15日に再びユーロ圏財務相会合の開催が予定されており、それまでにギリシャが要求された全ての条件を満たせば、財務相会合で追加支援が承認されることになる。
http://www.cnn.co.jp/world/30005571.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。