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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LXL7NI0D9L3801.html
1月10日(ブルームバーグ):オバマ米大統領はイランの核兵器保有を阻止するための制裁や外交が失敗に終わった場合、軍事力の行使も辞さない覚悟だと、同大統領の元イラン担当特別補佐官デニス・ロス氏が述べた。
オバマ政権の国家安全保障会議(NSC)に2年間勤務し、クリントン米国務長官のイラン担当特別顧問も務めたロス氏は9日のインタビューで、オバマ大統領はイランの核武装を国際安全保障への大きな脅威だと見なしており、それをやめさせるための「武力行使に慎重であると、イランは決して考えるべきではない」ということを大統領は「極めて明確に示している」と述べた。
ロス氏は「軍事行動には結果が伴うが、行動しない場合の結果は大きなものとなる」と発言。同氏は2時間にわたるインタビューで、軍事行動を起こすよりもイランを「封じ込める」方が得策だとの主張への反論を展開した。
同氏はさらに、イランの核武装を容認するリスクの方が、軍事行動のリスクよりも大きいとオバマ政権は判断していると話した。
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